4月6日
・田んぼの肥料入れ!!
今日はずっと楽しみにしていた、田んぼの肥料入れでした。どうして楽しみにしていたか。大規模な作業だけに、普段一緒に作業する機会があまりない人とも作業ができること。とにかく大胆なところ。もう全部含めて一大イベントのようで、ワクワクします。
まえちゃんがリーダーの作業は久しぶりで、うれしかったです。勢いとスピードがあって思い切りのあるまえちゃんの潔さがいつも好きだなあと思います。人数がいれば、大きな田んぼも怖くない!
まず向かったのは、石生田んぼです。この田んぼは、とにかく奥行があって、広かったです。最初にしてボスの田んぼ。まえちゃんが、
「一列にてみを並べてから一斉にみんなで直進して撒いていく」
か、
「田んぼを横に6等分してバケツリレーでブロックごとに撒いていく」
か、どちらにしようか、と提案してくれました。てみに牛肥を積む人の手が余らないということで、後者を選んで、肥料入れスタート!
私は、主に牛肥を撒く役割をしました。「はい!」と、てみを受け渡して、みんなの力が集まった、てみが届く感覚。まっさらな田んぼを牛肥で埋めていく感覚。これだなあ、肥料入れが楽しいのは! 快調に、進んでいきました。
時々、「今、列が曲がっている!」「~ちゃん、前に行き過ぎ!」と司令塔の役をして声を張り上げるまえちゃん。エルフの上でスコップをもって勇ましく立っている姿は、映画のワンシーンのようにかっこよかったです笑。
……しかし、さすがに石生田んぼは広い。一番奥のブロックをやっているときは、とても果てしなく感じました。でもそんなときに力が出るのは、みんなの存在があるから。しなこちゃんが毎回大きな声でてみを渡してくれます。しかも、撒く私がやりやすいように、毎回てみの向きをそろえて渡してくれる、その気遣いがうれしかったです。「あと4分の1!」というまえちゃんの声も、一番遠くにいる私にもはっきりと聞こえて、着実に進んでいるのが分かりました。最後はエルフからの距離が近くなったので、みんな、てみをもって牛肥を個人で撒きました。あんなに広かった田んぼが、牛肥で覆われた。約1時間、達成感は並々ならぬものでした。
そして次の桃横田んぼへ徒歩で移動……。アスファルトって、なんて歩きやすいのだ! 足が軽い、沈みこまない、すごく楽!
桃横田んぼは、石生田んぼよりもやりやすくなりました。なぜなら、田んぼの長辺が道路に面しているので、エルフを少しずつ移動させながら肥料入れができ、徒歩の移動距離がとても短くなりました。それぞれがてみをもって撒きました。
ここで、スペシャルゲスト、卒業生ののぞみちゃんと、娘のゆりちゃん(6歳)、おとちゃん(3歳)が来てくれました! ゆりちゃんが空になったてみを持っていってくれたり、おとちゃんが小さなてみで牛肥を運んでくれたり。お手伝いがとても上手で、役割を健気に果たしている2人がかわいくて、かっこいいなと思いました。
途中、牛肥がなくなったので、まえちゃんが買いに行ってくれている間、休憩タイム。……持ってきてくれたお茶をみんなと一緒に飲む、そのお茶は格別な味がしました。そのあと広い田んぼの真ん中で座って写真を撮りました。撮ってくれているすにたちゃんのバックには、本当にきれいな青空が。私たちがカメラマンを撮りたくなる、絶景でした。ぺんぺん草やスミレに癒されていると、まえちゃんたちが帰ってきました。再スタートです!
すると、水やりを終えた人や、接ぎ木の作業だった人も駆けつけてくれました。人数が増えたので、進みがさらに速くなりました。先ほどの石生田んぼの約半分の時間で、桃横田んぼを終えられました。
午前の残りの時間で、那岐山三反田んぼへ。この田んぼでは、まえちゃんが列の先に入り、牛肥を撒いてくれました。見ていて、やっぱりまえちゃんは力があって、無敵って感じで、すてきだなと思いました。動きに無駄がなくて、流れがとてもスムーズで、それでいてみんなのこともしっかり見ていて、指示を出してくれる。私もあんなふうに、作業でバリバリ動いて、みんなをプラスな方向へ導ける人に近づいていきたい、と強く思いました。
那岐山三反の田んぼの、半分くらいを午前に終えました。今年一番汗をかいたのではないか? というくらい汗をかいて、なんだか1日もう終了したくらいに使い果たした感じ。帰りの車の、窓から入ってくる涼しい風が、すごく心地よかったです。午前にたくさん体力を使って、もう残っていないかと思ったけれど、おいしい昼食を食べたら、パワーが舞い戻ってきました。
午後は人数が増えて、再び那岐山三反へ。人が増えただけで、移動距離が短くなるので、そのぶん楽になるし、活気が増した感じがしました。午後もゆりちゃんが、エルフの上で、牛肥を積むまえちゃんやしなこちゃんにてみを渡してくれていました。
私はまた撒いていたのですが、午後はかなり風が強くて、牛肥が舞ってしまわないように低姿勢で撒くことが必要でした。筋力を使うけど、みんなのバケツリレーのスピードが速く、次々にてみが届くので、コンスタントに撒けました。こういうとき、みんなのパワーを感じます。那岐山三反はすぐに終わりました。石生西田んぼへ。今日のフィナーレです。
他の田んぼが広かったので、それと比べると、少し狭く感じました。のぞみちゃんが、「~ちゃんの間が少し広いよ!」「今ちょっと牛肥が薄くなっているかも!」と俯瞰して見てくれて、ありがたかったです。のぞみちゃんがエルフを運転する姿も初めて見て、かっこいいな! と思いました。
時間はかかったけど、1日かけて4枚の田んぼの肥料入れを終えました。
すっかりへとへとになり、田んぼの脇に手足を投げ出して寝そべりました。空が近くて、田んぼ特有の香りが風とともに舞ってきて。腰や腕、脚の重みを全部大地が受けてくれている感じ。疲労を空が吸い取ってくれているようでした。すにたちゃんが私の肩をたたいて「お疲れ様」と笑ってくれて、涙が出そうになりました。仲間との作業って、本当に最高です。
そして今日はそのあとからフルメニューが待っていました笑。田んぼを走り回るよりも断然楽。足は疲れていたけど、いつもよりなぜか走りやすさすら感じました。
ああ、もう肥料入れはおなかいっぱい。やり尽くしたわ、と思っていた夕方の自分。……でもこれを書いている今、一日楽しかったな、田んぼの肥料入れってどうしてこんなにも楽しいのだろう、
また明日やりたい。
あと19枚の田んぼが残っていると聞いているので、皆勤賞できるといいな。いい1日でした。明日も頑張ります!
