3月14日(土)「桃の摘蕾、2巡目を花が咲く前に! & 奈義町長寿大学ステージのリハーサル」

3月14日のなのはな

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 初めて、桃の摘蕾の2巡目に参加しました。摘蕾1巡目が2月28日に終了。そして2巡目が3月13日から始まりました。

 摘蕾の目的は、前回の記事の中でも紹介しましたが、桃の木は、花を咲かせるために、大きなエネルギーを使います。その負担を少しでも減らして、本当に良い実に栄養を集中させられるように、つぼみを落としていきます。

 

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 1巡目では、枝に上向きについているすべての花芽と、長果枝の先端についている花芽、10センチ以上の短果枝の先端の花芽を落としていきました。2巡目では、蕾の間隔を指2本分あけるようにして花芽を落としていきます。そして、横並びについている花芽はひとつに絞っていきます。摘蕾を一気におこなわず、段階を分けるのには、理由があります。一気に花芽を落としすぎてしまうと、逆に、桃の木に栄養が行き過ぎて、徒長枝を伸ばすほうにもエネルギーがいってしまうので、段階を踏んで摘蕾をおこなう必要があります。今年は強剪定をしたため、去年は5センチ間隔で行なっていた摘蕾2巡目を指2本分(2センチ)でおこなうことにしたそうです。また、摘蕾の段階を踏む、つまり時期をずらすことで、優良な蕾がはっきりして、残す蕾の形やサイズもしっかりと確認することができます。一気に短期間で蕾をおとしてしまうと、木が驚いて、枝を伸ばす方に力がはいったり、つぼみが落下しやすくなったり、実がつきにくくなったりもします。霜がおりても、つぼみが残るようにするためにも、摘蕾は段階をわけて行なうことがベストとのことでした。

 

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 私は、摘蕾1巡目では、繊細な作業の中に、花芽をぽろぽろと落とす感覚がとても気持ちよくて、楽しかったという記憶がありました。今日の2巡目をやってみて、1巡目よりも、判断力が求められ、難しい作業だと感じました。2センチという間隔を空けながら、枝の先端に花芽が残っていたら落とし、横並びの花芽は優良なものを残していきます。また、絶対に実にならない場所にある花芽も落としていきます。落としすぎてはいけない、そして、落とす間隔をしっかりと守ること。今回、短果枝の中でも短いものは、花芽をひとつ残してすべておとしていきます。判断力と瞬発力が必要で、とても神経を使います。1巡目より、1本の木にかかる時間が長くなりました。

 

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 皆でひとつの木にとりついて、黙々とすすめていきました。1巡目よりも、つぼみがだいぶ大きくなっていたことに、桃の木の成長を間近で感じられ、うれしい気持ちでの作業でした。このつぼみがさらに膨らんで、花を咲かせ、実になります。おいしい桃の実をつけるために、たくさんの栄養が一つひとつの実に行き届くように、今の摘蕾の作業を本当に大切していきたいです。

 午後の摘蕾をしている途中から、さくらちゃんが来てくれました。さくらちゃんは、今日は桃の防除の作業をしていて、その作業が終わって夕の子畑に駆け付けてくれたようでした。本当に終わってすぐきてくれたんだな、と思いました。さくらちゃんの、「お願いします」の声と満面の笑顔をみると、一気にパワーを充電できたようで、皆の摘蕾をすすめる手が速くなったように感じました。

 今回、2巡目の摘蕾は、1巡目よりも本数が限られているとのことです。まだ摘蕾していない木も、桃の花が咲く前に、3月22日を目標として完了させたいとのことでした。スピードと正確さが必要な作業。私は、脚立の上に立つということが苦手で、いまだに恐怖心があります。高い脚立にさっと上り、桃の木の上のほうの枝の摘蕾を流れるように進めていく皆が本当にかっこいいなと思います。その分、自分のできること、桃の木の低いところや、中間点、届く範囲の摘蕾を抜けなく、しっかりとやっていきたいと思います。

 

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 今日は、午前中から本当にいい天気で、太陽の光を浴びながら、皆で一つの目標にむかって進んでいくことが、とても尊いと感じました。何かひとつでも、自分が誰かの役にたつことができたかなと考えながら、目の前ことを全力でやる、今日もあっという間に過ぎた1日でした。
 夕方、畑の中で、太陽の光をあびて、皆のピンクジャンパーがきらきらと輝いていました。

(みゆ)

 

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(作業の終わる午後5時ごろに虹が見えました!)
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〈柔らかい春の香り…餅つき機…これは…!〉
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〈先日、みんなで摘んだよもぎで、よもぎ餅を作りました!〉
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昼食は、なのはな小豆餡と砂糖きな粉のよもぎ餅でした♪

 

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 夜には、奈義町長寿大学での演奏に向けた、リハーサルをしました。

 体育館のステージ前、わたしたちがいつもダンススペースとして使っている場所に、今夜は、キーボードやギターなどのバンドは勿論、ボンゴやジャンべ等、今回の曲目の色を感じる楽器がパレットの上にずらっと並んでいる光景は圧巻で、改めて、なのはなにはたくさんの幅広い楽器があるんだなと思いました。
 それだけではなく、舞台背景として、ステージの奥へサテン布を広げてくれている子もいて、ステージを盛り上げる仲間や楽器が多いことに、心強い気持ちになりました。

 

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 今回、長寿大学の皆さんにご覧いただく全9曲の曲目のなかには、『ガラスの香り』や『いのちの名前』という管楽器アンサンブル曲が入っています。
 みんながどんな景色を見て演奏しているのかを語るMCのあとに演奏を聴くと、気持ちを一つにして音色を奏でている、さとみちゃんたちの音が澄んでいて、ドラマチックで、思わずもう一度聴きたいと思うほど。
 聞いてくださる方々にも、きっと楽しんでいただけると思います。

 

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 バンドとダンスの演奏では、『オテア・ルミア』という、タヒチアンダンスの曲が入ります。イントロを除けば打楽器だけで構成された曲にのせて、王道のタヒチアンダンスらしい振り付けを踊ります。
 先週から練習を始めて、わたしは「プイリ」という楽器を叩きながら踊るのですが、これがとても難しく、足のステップと叩くタイミングがまるで違う箇所は、超難関。
 頭をこんがらがらせながら、「ウン、チャ、チョン、チャ」と、リズムを言葉にして、言いながら何度も練習をして、みんなで腰の動きと音が揃うように、練習をしています。

 

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 リハーサルでは、バンドのみんなも新しい編成での『オテア・ルミア』の演奏だったと思うのですが、テンポ200のリズムが重なり合う曲が形になっていて、本当にすごいなと思いました。かにちゃんが、原理を理解しながら、スティックの持ち方、ジャンべの叩き方などを、メンバーに伝えていたお話も共有してもらっていたので、なおさら、オテア・ルミアに向かう気持ちが高まりました。
 イプ、プイリを持って踊るわたしたちも、ダンサーでもあり、バンドメンバーでもあると思って、演奏もダンスも、より質の高い、見ていてタヒチアンダンスらしさをいっぱいに感じてもらえる演奏にしていきたいです。

 

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 リハーサルを通して、衣裳の色味や、音響、フォーメーションの改善点が明確になり、このリハーサルで分かった事を、本番に繋げているように、残り2週間を大事に過ごしていきたいです。

(なつみ)