3月4日(水)「1日お芋パラダイス! ジャガイモ、サツマイモの栽培に向けて種芋準備!」

3月4日のなのはな

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 今朝は、朝食後にさくらちゃんたちが山小屋に行き、大量のジャガイモを取りに行ってくれました。その量は段ボールで合計70箱分。何のためのジャガイモか、と言うと・・・まもなく植えつけるための種芋用のジャガイモです。
 去年の6月の後半から7月の始めにかけて収穫した芋の一部が、今年の種芋となり、また新たな芋をたくさんつけてくれることになります。今年は売っている種芋が品種が少なかったり、高かったりする、ということを聞きますが、なのはなでは自分たちで種芋を賄うことができて、それは実はすごいことなんだなぁと思います。

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 作業の始めに、さくらちゃんから「今日は一日芋デーです」と言われました。一日たっぷり芋の作業ができるんだ、と思うと嬉しくなります。さくらちゃんが笑顔が、さらに今日の作業がすごく楽しいものになるんだ、と思えてみんなの気持ちも上がります。。

 午前は、芽取りの作業をしました。段ボールに閉まって山小屋に持って行った時は、ツルッとしたジャガイモでしたが、今日、ふたを開けてみると、もやしのように長い芽がニョキニョキと出ています。ジャガイモの茶色の色よりも、芽の白い色が目立つくらい、元気に?芽が出ています。
 元気に芽が出ているからと言って、そのまま植えればいいという訳ではないそうです。さくらちゃんの説明によると、1㎝以下の芽だけ残して、他はすべて取るそうです。そのように芽取りをしてから、改めて芽出しをして植え付けるそうです。

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 今年は、野菜全般で、今までとは違う育て方をするようで、ジャガイモも新しいチャレンジがいろいろあって、すごく楽しみです。
 ジャガイモでは、品種がメークインやデストロイヤーやアンデスなど自家の種芋がある品種の他に、フライドポテトに最適なホッカイコガネという品種も植えるそうです。
 芽出しの方法も前回とは変わったし、植える間隔を狭くしたり、育てる芽の数を増やすなどして、収穫できる芋の総量を増やす計画のようです。
 そういう話を聞かせてもらうと、すごくワクワクしてきます。お父さんは、「今年の芋は大豊作になる!」と確信を持って言ってくれて、早くも歓声をあげながらみんなで芋堀をしている光景が思い浮かんきます。でもそのためには、自分たちが正しいやり方で、しっかりと世話をしていかなければいけない、と思います。

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 さくらちゃんが、ジャガイモの植え付けは、桜のソメイヨシノの開花時期に植え付けるのがいい、と教えてくれました。もう春が来るんだなぁと思い、何だかいろんなことが始まる春が、嬉しくなります。
 
 朝、段ボールを開けた時は、あまりの芽の勢いに驚きましたが、驚いてばかりもいられません。70箱分のジャガイモの芽を、午前中で全部取りたい!そして午後にはまた別の作業を進めたい!というさくらちゃんの希望があります。
 種芋はサイズによって、大・中・小に別れていて、芽を取った芋をサイズ別に新しく段ボールに入れていきます。カビや傷みがあるもの、ネズミにかじられているもの、サイズがあまりにも小さいものなどは省いて、種芋に使える芋だけを新しい段ボールに入れていきます。
 最初は、この芽は取るべきなのか? 残すべきなのか? と迷ったり、この芋は、種芋として使えるか?と迷ったりしましたが、慣れてくると次第にみんなの手がプロのように早く動いていきます。スピードに乗ってくると、この作業がゲームのように感じられて、いかに正確に速くできるかを意識ながら楽しく進んでいきます。

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 二人一組で一つの段ボールを見て、合計で6ペアいたので、さくらちゃんが「1チーム1箱を10分で終えたら、午前で全て終わります!」と元気よく笑顔で言ってくれます。「10分か!結構厳しいな…。」と思いながらも、気合を入れて頑張ります。大の箱は、早く進むのですが、小の箱は、なかなか芋が減っていきません。最初は何となくどのチームも、大や中の箱から手を付け、最後には手強い小サイズの芋ばかりが残りました。

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 大の箱は最短で5分で終えることができましたが、小の箱は10分よりかなりかかってしまいます。みんなの頑張りで、いいところまではいきましたが、あと少し、という所で、昼食の放送が鳴ってしまいました。その時は「アーッ!!」とあちこちから悔しがる声が聞こえましたが、全力を尽くしたという気持があるので、悔しがりながらもみんなの表情は笑顔でした。私も悔しいけれど、気持ちよく午前の作業を終えました。

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 午後は、午前に終らなかったジャガイモの芽取りを手早く終わらせ、次はサツマイモの選別に行きました。サツマイモは芽取りをする必要がないので、嫁用、自家、コンポストに分けていきます。
 昨年は、サツマイモが大豊作だったので、選別する芋もたくさんあり、嬉しいことです。まずは、紅はるかから選別していきます。紅はるかが終わると、次はりゅうさん芋です。血管が浮いたような逞しいりゅうさん芋を見ると、それだけで元気が出てきます。選別し、整然と分けられた後、また綺麗に収めることができて、スッキリ嬉しい気持ちになりました。

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 最後は鳴門金時です。この時、二手に分かれて作業をすることになり、私とさくらちゃんとまりかちゃんは、選果ハウスに行きました。選果ハウスは、芋の保存に適した温度に保たれていて、保存状態もとてもいいです。鳴門金時は、焼き芋用の芋も選別します。今年は焼き芋としても嫁入りできて、すごく嬉しいことだと思います。ひろこちゃんが、甘くて美味しい焼き芋を作るために、日々研究してくれていて、そんな風に一人ひとりがそれぞれの所でその役割を楽しんで、一生懸命な姿が、すごく嬉しいなぁと思います。

 選別をしている時に、私が「今年のお父さんは、芋に燃えているね!」と言うと、さくらちゃんが飛び切りの笑顔で「私も燃えてます!」と言ってくれました。
 それがすごく嬉しくて、私の気持ちも燃えてきました。
 こんな風にみんなが同じくらい熱い熱量で向かえば、きっと成功するに違いない!と思えます。例え大豊作にならなかったとしても、今こういう気持で向かえる時間が、何よりもかけがえのないことなんだなぁと思います。かなりのコンテナ数があったので、作業終了の17時には、終わりませんでしたが、その後も残れる人で残って、全てを終わらせてくれて、本当に有難かったです。

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 今年のサツマイモははホットカーペットで芽出しをしてから、伏せ込みをする計画だそうです。今日選別をしていて、芽が出ている芋もあり、それは芽出しをしなくてもそのまま植えれそうです。
 紫色の芽が出ているのを見ると、すごく嬉しい気持ちになり、みんなでそれを見れた時間も嬉しかったです。去年は芽出しをせずに伏せ込みをしましたが、なかなか芽が出なくて随分心配しました。水やりや温度管理など、みんなが一生懸命世話をしてくれて、結果的にはたくさんの芽が出ましたが、今年は芽がなかなか出なくて不安になることもないのかなぁと思います。

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 今朝、まりのちゃんとゆきなちゃんが、伏せ込み用の土に、牛肥を混ぜて、伏せ込みの準備をしてくれました。去年は牛肥の他に、落ち葉堆肥や草木灰も入れましたが、その時の栄養が残っているので、今年は肥料過多になるのを防ぐため、牛肥だけを入れたそうです。去年と同じことをすればいい、というのではなく、しっかりと観察したり、去年の状況を分かったうえで、新しいことを常に勉強して、「よりいいものを作るんだ」という気持を持たなければいけないんだなぁと思います。
 
 今日の夕食はサツマイモがメインのおかずでした。本当に一日「芋デー」だったなぁと思います。今日は芋ばかりを見てきたので、「もうお腹いっぱいだー」と言っていたさくらちゃんも、夕方にはお腹がペコペコになり、サツマイモの主食をすごく喜んでいました。私も、サツマイモのおかずがすごく美味しくて、みんなで喜び合える時間が本当に幸せだなぁと思いました。

(のりこ)

 

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 摘蕾1巡目を終え、2巡目をはじめるまでの約10日間、またまたやりたいことが目白押しです。  
 3月上旬までに更新したい木が18本あり、そのうちの最後2本の根掘りを進めました。

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 須原さんがユンボを動かしてくださり、これまで16本やったのと同じ、一番良いと思われる、1バケットずつ方式で、これまで植わっていた木の根が残らないよう回収していきました。須原さんがユンボのバケットで土をすくってくださいます。

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 土の中の桃の根がきちんと回収できるように、バケットを少しずつ傾けたり、小刻みに動かしてくださいます。2人でバケットの両側について、掘られたところ、土をすくっているバケットに桃の赤色の根がないか、気分はピラニアです。パラパラパラパラと落ちてくる土の中に根を見つけたら、落ちてくる土で埋まらないように、瞬時に飛びついて掴み取ります。
 根を綺麗に回収することで、次の桃の木が守れる、ストレスなく根を張っていけるようになると思うと、とてもやりがいを感じました。

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 2本の根掘りが終わり、今年更新したい場所の根掘りが完了しました。肥料いれにも入りました。

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 枝吊りの修正も進めています。誘引で枝を下げるときに外した枝吊りのワイヤーやエクセル線を、桃の実が大きくなって重たくなったときに枝が折れないように、緩めに付けなおしています。
 桃では木の更新、枝吊り、下草の管理や防除など、暖かくなってきて、進めたい作業がたくさんあります。一つひとつ効率よく進めていけるように、みんなで協力して頑張りたいです。

(さくら)

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 気がつけば、あっという間に3月……! ランニングをしていると、毎日小さな春をたくさん見られる季節になってきました。そんな春を感じる季節になり、私は最近気になってソワソワしていることがあります。私と言えば……、そう! ブドウです!
 ブドウも3月に入るといよいよ休眠期から目覚めて、今年も実をつけるために栄養を樹全体に回し始めます。昨年は、ブドウの手入れを初めて一通り挑戦して、一からブドウ作りに携わることができました。今年も、もうすぐしたらブドウ栽培が本格的にスタートです。

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 今日は、ブドウの手入れの始めとして、剪定を進めました。今日剪定したのは、古畑のシャインマスカットです。剪定は、これからの手入れに大きく影響する大切な作業で、とても緊張していました。

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 今年のブドウの剪定の方針は、主枝の整理をして葉っぱが混まないようにしていくことと、伸び放題になって混雑してしまっている枝を短梢剪定でバッツリと短く切りそろえて
いくことです。実は、数日前に剪定を自分1人で主枝1本分進めてみたのですが、なのはなのブドウは、数年前まで長梢剪定で枝を長めに残しているところがあって、それらを勇気を持って短梢剪定に変えようと思って剪定を始めました。 が、あまりにも落とす枝が多くて、怖くなってしまいました。

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 そのことをお父さんに相談させていただくと、早速、昨日の夕方にお父さんが声をかけてくださり、一緒にシャインマスカットの剪定について見ていただけてとても嬉しかったなあと思います。お父さんが見てくださったことで、先日よりも確信を持って剪定をすることができました。
 長梢剪定で長くなってしまっている枝は思い切って切り戻し、昨年伸びた枝も基本的に短梢剪定で1芽~2芽残して、その次の芽のところで切り落としていきます。これは「犠牲芽剪定」といって、枝の枯れ込みを防ぐ目的です。また、主枝も3本に整理したり、剪定によって切り戻したことで、主枝だけになってしまってこのままではその部分が芽が出なくてスカスカになってしまうところは、その部分の近くにある昨年伸びた枝を代わりに使ったらいいこともお父さんが教えてくださいました。

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 昨年までは枝が伸びて葉っぱが出てきたころになると、混雑して手入れがしにくかったり、日光が当たりにくくなってしまったので、やりたいと思っていた短梢剪定が今年はできて、とても嬉しかったです。

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 剪定して切った枝の断面は緑色をしていて、ブドウの樹が生きているのを感じました。枝にはもう芽がたくさんついていて、これが4月頃になると萌芽し、枝葉が伸びていくのだなあと思うと、ワクワクしてきます。
 1人でやっていると、悩む時間もあって結構時間がかかってしまったのですが、どの枝を残して、どこに枝を伸ばすと良いか、とブドウの未来を考えながら剪定していく時間が、自分にとってとても幸せで楽しかったです。

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 古畑のシャインマスカットの剪定は無事に終えることができました。自分で考えて剪定したシャインマスカットの樹が、一体どう育っていくのか、緊張もあり、楽しみでもあります。近いうちに、オーロラブラックの剪定もしたいと思っていて、良い剪定ができるように頑張りたいです。

(よしみ)