「小さなところに」 そな

1月12日

 成人式は終わっても、1日が楽しい。
 今日もいい日でした。今日の午前は成人式の作文書き、片付けをしました。
 作文を書いて、この期間の幸せを反芻して、よしこれから気合を入れて頑張ろうと、強く思えました。
 肌着や足袋も洗濯できて、お正月飾りも片付いて、外側も区切りがつきました。

 午後の初めに、成人式のインタビューをしてもらいました。改めて、自分で話している内に、気持ちが整理されたなと思うし、りなちゃんとゆうはちゃんの言葉を聞いていても、胸がいっぱいになりました。
 収穫嫁入りに合流して、初めはさとえちゃん、ちあきちゃんと芋洗い。嫁用の紅あずまを洗いました。
 外でも手袋をはめていることもあってか、手はそこまで冷たさを感じませんでしたが、足先の方が冷たさを感じました。
 その後は収穫チームが帰ってきて、大根の嫁入りをしました。そこには相川さんの姿もあって、日常に何気なく相川さんがいてくれる事が
 当たり前になってきてしまって、そう思っていいのか分からないけど、こうしていつもそばにいてくれていること、家族の一員であることがすごく嬉しくて温かな気持ちになるなと思います。
 嫁入りの際も、相川さんはりゅうさんお手製のチキン南蛮のお話をしていました(笑)今度は相川さんがいるときに、りゅうさんがまた作ってくれたらいいなと思います。

 その後は洗ったサツマイモを選果ハウスに干しに行きました。かのんちゃん、ゆうなちゃんと歩いて選果ハウスへ。
 ピンクジャンパーを着て、たわいもない話をすること、野菜の手入れをしたりすること、素朴で質素だけど、この日常が自分はすごく好きで、心が落ち着いて、楽しくて、大好きだなと思います。ずっとピンクジャンパーを着る人生がいい、と思いました。上手く言葉にならないけど、それは外見がじゃなくて、いつまでもこうして仲間と一緒に、農作業を、地道にやる人生、生き方が良いという事です。
 こんな事を強く感じるのは、最近はずっとキラキラした衣装を着て、着飾って、カメラの前に立たせてもらっていたからかもしれません。
 なのはなに来て間もないころの自分は、逆で、畑に出てばかりだったり、いつも泥だらけになって、地味なことばかりするのが嫌でした。
 どちらかと言えば、可愛い服を着たがって働きの悪そうなお人形さんになりたがっていたと思います。
 でも今は真反対です。動きやすい服で、なんでもできるような、誰かの助けにすっと入れるような、腰軽く、いつも困ったときは頼ってもらえるような人である事が自分のテーマであり正義です。
 皆の食事のコメントや言葉を聞く中でも、はっとすることが多々あります。最近聞いて好きだった言葉は、守るべき人を守れる人になる。という言葉で、その言葉がすごく自分にしっくりきました。
 地味な作業と思えば、地味な作業。でもこういう小さなところにも、成長の糧になるようななにかがあると思って、忠実に、誠実に、目の前の事に向き合う人は、どんなところでも成長ができる、のだと思います。

 芋干しは17時までに終わらず、私たちは当番へ、最後はちあきちゃんと、さとえちゃんがやってくれました。
 3人で古吉野なのはなに戻る時間も、何気ない、味気ない、地味な時間だったけど、大きな幸せを感じた、嬉しい時間でした。
 
 夜は、集合はないけど、当番を終えたら、いつもは皆解散だけど今日は珍しくリビングへの招集があって、それだけですごくワクワクした気持ちになりました。
 皆と集まれるだけでこんなに幸せになるなんて、自分はちょろくて、幸せ者だなと思います。