12月8日のなのはな
何のための音楽なのか、ということを再確認できた日でした。ホール入りまであと1週間になり、古吉野で練習できる時間が残り少なくなりました。今日は、音楽室で『オぺラ座の怪人』を、お父さんが聞いてくれる時間がありました。
何回か、曲を通して演奏しました。その度に、もっとよくなるアドバイスをお父さんがくれました。
金管楽器の強さに対して、サックスが弱くなってひっこんでしまっている、ということを話してくれました。サックスだけでフレーズを吹きました。お父さんが、意志を強く持って吹くことを話してくださり、その後でまたサックスだけで吹いたら、音が強くなっただけでなく、ピッチも揃い、音がクリアになりました。


理想の音を持って、意志を強く持って吹くことは、どの楽器にもあてはまることだと思いました。密度を濃く。音をどう繋ぐか、くっきりと吹くのか、弱く吹くのか。音の切れ目を艶々にすること。お父さんの言葉を聞いて、私はまだまだ緻密さが足りていないことを感じました。理想の音を思い描いて、もっともっとよくしたい、という思いで吹いたら、自分の魂もこのようにして磨かれるんだと思いました。

最後に、お父さんが、自分の全てをさらけ出すことを話してくれました。へたなところも、未熟なところも、全てをさらけ出して、自分の精一杯を出す。お父さんの言葉に、私は、上手に吹こうとして、それが窮屈さになっていたことに気がつきました。上手な音なら、他のところでも聞ける。なのはなの演奏は、気持ちを聞かせたいんだ。原点にかえったような気持ちで、吹きました。
音がガラリと変わり、全体の音が力強くなって、その中で、自分が吹いていても楽しかったです。こうでなくてはいけないと、思いました。これこそがなのはなの音楽だと、思いました。泥くさくて、志が高くて。この気持ちを忘れずに、残り少ない時間を最大限に使って、もっともっと、良くしたいです。
(えつこ)
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ドキドキ初の障子張り!
今年の舞台背景は、初めての、和風の舞台です。
自分は、障子の紙を張るというのが初めてで、凄くわくわくしていました。
まずは、障子糊を水と混ぜて、まだ紙が張られていない障子枠に塗っていきます!
私は、糊と水とを混ぜていきましたが、それだけでも、何かを作るって本当に楽しいなと感じました。

それができたら、同じ作業のみゆちゃんとここのちゃんが、障子枠の内側から1.5センチの範囲に、糊を塗っていってくれました。
私は、さくらちゃんと一緒に、2人が糊を塗ってくれた枠に、障子専用のロールになっている紙を張っていきます!
凄く緊張したのですが、さくらちゃんと心を通じ合わせて、そっと同じタイミングで紙を載せます。
そっと載せて、上手にできたなって思った時に、さくらちゃんも「いいね!」と言ってくれて、それもまた嬉しかったです(笑)
本当に、さくらちゃんとの作業って本当に楽しいし大好きだなと改めて実感しました。


その工程を何度も繰り返していきます! ……が、障子枠の大きさが全て同じではないので、紙がぎりぎり足りるかどうか、いうのもありました。一瞬、その場の空気がシーンとなったのを感じました。だけれども、紙があるべきところに張れたとき、達成感があり嬉しかったです。
何度も張っていくうちに、どんどんと上達していくのを感じられて嬉しかったです。
そういう小さな成功体験、小さな喜びかもしれないけれど、さくらちゃんがいてくれたら嬉しさや達成感が倍になるな、と今日の作業で感じました。

そして、張り終わったら終わりではなくて! 張った紙が大きすぎるので、余りの1.5センチを測り、チャンネルを定規のように当て、紙を切っていきます! さくらちゃんが切ってくれて、私は主に補助をさせてもらいました! さくらちゃんの手つきが速く、かつ丁寧で、その手つきをみているだけで嬉しい気持ちになりました。

ここからが私の今日一番好きだった工程です!
紙を切れたら、その余白を、障子枠からピリピリとはがしていきます!!
まっすぐにきれーいにはがれていくのが凄く気持ちよくて楽しかったです!
そしたら、一応は完成!! 最後には、ここのちゃんが霧吹きで障子に水をかけてくれました。そうしたら、障子の紙がピーンと張れるという事を教えていただきました!

自分はこれまで障子に触れる機会がなかったので、今回、昔からある障子に触れさせてもらったり、紙を張らせてもらい、凄くありがたかったです。
本当に、こうして大規模な工作にはいらせてもらい、遊ばせてもらえる事が本当に恵まれているなと思います! これらの制作物がまた合体し、舞台の背景となり、コンサートをするのが凄く楽しみです!!
(かのん)
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白大豆の刈り取りをしました!
久々に来た交番先の白大豆の畑。葉が茂って、見渡すかぎりの緑色だったのに……。今はガラリと変わって、茶色く枯れ落ちていました。
乾いた株をひとつひとつ、あけみちゃんが刈払機で刈っていってくれました。倒れていく株を集めて、軽トラックの荷台に載せていきました。


株には、莢がびっしりとついていました。これぞ『鈴なり』だ! と言いたいくらい。茎が隠れるほど、莢がいくつもついているのが嬉しくて、声を上げてしまいました。
株は小ぶりだけれど、テミに入れていくとあっという間に山盛りになってしまいました。
そこで、あけみちゃんが秘密道具を持ってきてくれました。
一輪車を使って、一輪車に株を載せることにしました。けれども、一輪車もすぐに山盛りになってしまいます。こんなにたくさんの株があることに嬉しさを感じつつ、株や白大豆を落とさないように慎重に一輪車を走らせて、畑を行き来しました。
寒さも吹き飛んで、気が付けば汗をかいてしまっていました。すうっと身体を通り抜けていく風が、冷たくて気持ちが良かったです。


株を集めながら、夏のころを思い出しました。毎朝、散水部隊のチームで、水やりに入っていたこと。ミストガールズのみんなで、花が着くように、メガツインを葉面散布したこと……。
あのころのみんなの気持ちや力が集まって、こんなに莢がついてくれたのだ、と思えました。
莢から豆がこぼれ出ているのもあって、地面の豆も拾っていきました。けれど、時間の都合で拾いきることができませんでした。ついてくれた豆、そのひとつの豆も無駄にしたくない……また、みんなで豆拾いに来れたらいいなと思います。

まだ畑の2割の株の回収が終わっていないのですが、今日だけで株の量は軽トラック5杯分でした。
これからもっと寒くなってからは、リビングで選別をしたり、味噌作りにも使われたり……。白大豆と過ごした時間が幸せだったこと、そしてこれからの白大豆との時間を思うと、楽しみでいっぱいです!
(みつき)


