10月12日(日)「第44回 勝央町金時祭でのステージ、大成功!」

10月12日のなのはな

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 勝央町金時祭、本番。勝央町でもっとも大きなお祭りが、午前9時、勝央文化ホール前広場で幕を開きました。
 式典では勝央町で活躍されている方々への表彰が行なわれ、勝央中学校吹奏楽部によるウェルカム演奏、ステージでのショーが進行するなか、私たちの最初の出番、「ふるさと総踊り」の時間がやってきました。

 

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 勝央音頭保存会による、「ふるさと総踊り」では、石畳の広場に踊り手が広がって、計5曲を踊りました。

 ――今日しか会えない人がいる。誰か、一人でも、伝わる人がいるように。
 謙虚な気持ちでいたい。伝わる人に伝わる、踊りにしたい。
 朝の食事のコメントで皆の言葉、あゆちゃんの言葉を聞いて、改めて今日のお祭りにどんな気持ちで、どんな姿勢で向かうのか、その目的が一段とクリアになっていきました。

 

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 1曲目の『イケイケ人生』、そして今回のお祭りへ向けて新しく練習した『マツケンサンバ』は、ポンポンを振って華やかに踊ります。列と列がまじわり、人が入れ替わりながら変化していくフォーメーションも見どころです。
 『勝央ヤットサ節』『サンサン勝央』は広場いっぱいに広がっての輪踊り。『四つ拍子』ではピンク色の法被を着た来賓の方々も輪に加わってくださいました。そのなかには、なのはなのお父さんの姿も!

 

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 保存会の方々とホールで練習を重ね、なのはなの体育館でも踊り込んで、教えて頂いた、曲それぞれのポイントを押さえながら、踊る事を気を付けました。

 私たちは決して自分にこもらず、見せる気持ちでいる、そしてなにより大事にしたいことは自分の生きたい姿を見せるということ。
 そう思うと、本当に全身に力がみなぎって、気合で身体はガチガチになっていました。(緊張もあるかもしれない)

 今日の踊りでは、私は、衆人環視の場には、やはりまだまだ慣れていない事を感じました。
 体育館では踊り手になりきって、プロのようなつもりで笑顔を練習したはずが、本番お客さんを前にすると、思うように笑えず、少し顔が引きつってしまうのを感じました。夏祭りにも何度か出演したのですが、まだまだ人前に出ることに慣れてないことを改めて痛感して、2か月後に迫るウインターコンサートまでに自信をつけたいと思いました。

 

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 こうして出演させていただく機会は私にとって特別なものです。
 それは、まわりのみんなが表現に向かうときに作る空気、どう生きたいかという志を表現する力強さを持っている皆の姿が大好きだからです。
 なのはなに来て、初めて皆の表現を見た時、感銘を受け、それまでの自分の、ただ消費するだけの生き方がいかに残念なものであったか、考えさせられるきっかけとなり、またその皆の姿に生きる希望をもらいました。
 その希望を表現する1人になる。
 そして日本の踊りをしていると、いつもの演奏やダンスとはまた違う、凛とした力が湧いてきます。

 

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 浴衣を着て、日本人としての誇りを持ち、皆と気持ちを沿わせ、通わせながら、踊る時間は特別な時間でした。
 今日の“伝えたい”気持ち、姿勢を忘れずに、芯を持ち続けて生きたい、と思います。

 読んでくださりありがとうございました。

(そな)

 

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 勝央音頭保存会の踊りの次は、私たち、なのはなファミリーによるバンド演奏とダンスのステージです。

 なのはなファミリーの演奏が始まる頃になると、それまで曇っていた空がぱぁっと太陽が出て明るくなり、これぞ秋晴れというお天気になりました。なのはなファミリーの出番を太陽も応援してくれているように感じ、とても嬉しかったです。

 私は、舞台袖で待機しているときから、緊張がピークに達していました。ステージでは、バンドメンバーのみんなが楽器をセットし、音出しをしていて、もうすでにイスに座って前から見てくださっていたお客さまもいる中で、堂々と、淡々と楽器の音出しをするバンドメンバーが本当にかっこよかったです。

 待っていると、通りがけに「頑張ってください!」と声をかけてくださる方もいたり、お父さんやお母さんが私たちのところに来てくれて、「もう少しで始まるよ」「笑顔でね」と話してくれて、安心した気持ちになりました。

 

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 楽器の音出しも終わり、いよいよ私たちの演奏が始まります!

 1曲目の『イア・オラ・ナ』は、ダンサー全員での出演です。
「この曲は、なのはなファミリーにようこそ! という気持ちで、お客さまをなのはなの世界に引っ張ってきてほしい」
 と、これまでの練習のときに、いつもあゆちゃんが話してくれました。曲中にも、「ようこそ!」と伝えているような振りがあって、踊れば踊るほど、この曲のことが大好きになっていきます。

 1曲目から、お客さまが好意的になのはなの演奏を見ようとしてくださっているのをとても感じ、『イア・オラ・ナ』が終わったあとの拍手やお客さまの表情を見て、「よし!」 と、最先の良いスタートを切れました。

 

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 続いて、2曲目の『アリオイ』という曲が始まるとき、私にとってすごくビックリ! ハッピー! な出来事がありました。

 『アリオイ』のダンサーがステージに出始めたとき、どこからか、「あ、オヴァイだ~」という声が。私は、一瞬、(え? オヴァイ?)と思いましたが、すぐにハッとしました。実は、このアリオイでダンサーが着ている衣装の土台は、昨年のイベントやコンサートなどでも演奏していた『オ・ヴァイ』という曲でも着ていたことがありました。
 私の聞き間違いじゃなかったら、もしかしたら、そのときから私たちの演奏を見て覚えてくれていた方がいたのかもしれないと思うと、とっても嬉しくなりました。本当にそうだったら、こんなに幸せなことはないなあ……。

 

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 曲が進んでいくに連れて、空いていたイスにどんどんお客さまが座っていかれ、周りから立ち見して演奏を見てくださっている方も増えていき、演奏を集中して聞こうとしてくださっているのを感じました。テント内で次の衣装に着替えていても、はっきりと拍手が聞こえ、その音が終わりに向けてどんどん大きくなっていくのが分かって、お客さまの拍手にパワーをたくさんもらったなあと思います。
 また、踊っているときも、ステージ際の音響テントで、すぐ視界に入るところにお父さんが演奏を見守ってくださっていたり、なのはなの応援組のみんなのことを見つけるたびに、どんどん緊張から楽しいという気持ちになっていきました。ボーカルのあゆちゃんのMCに対しても温かい拍手や笑顔などの嬉しい反応があって、お客さまとの間に演奏があることを改めて感じたなあと思います。

 

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 今日の出演で、私たちは9曲の演奏をしました。最後の曲、『ホワイト・フラッグ』では、いつもの練習のときよりも、限られたステージの中でのフォーメーション移動が上手く成功するか、昨日からずっとドキドキしていたけれど、毎日一緒に生活して、たくさんたくさん踊っている仲間だから感じるテレパシーで、仲間を信じて踊りました。みごと、大成功でした。
 『ホワイト・フラッグ』が終わったあとの、お客さまの拍手は、始まりよりも更に更にパワーアップしていて、私たちの演奏がお客さまにも伝わったんだなあと思うと、本当に嬉しかったです。

 

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 夕食の席で、出演メンバー始め、応援をしてくれていたみんなや、なのはなに帰って来てくださって、撮影をしてくださっていた相川さん、りゅうさんからも、お客さまの様子や嬉しかった話をたくさん聞かせていただき、改めて、今日のなのはなの演奏が大成功だったことを感じ、とても嬉しかったです。

 今日感じた気持ち、学んだことを受け止め、12月のコンサートに向かっていきたいです!

(よしみ)

 

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 真っ赤な法被を羽織って、腰帯を巻き、足袋を履き、撥を持って、よしっ!!! 太鼓の衣装へと着替えると同時に、気持ちがギュッと引き締まりました。控えテントの中の空気も、キリッと太鼓の空気に変わることを感じました。

 なのはなの演奏から、瞬時に気持ちを切り替え、ここからは金時太鼓保存会の一員として、太鼓打ちになります。
 毎週水曜日に、勝央文化ホールで13人のメンバーと勝央金時太鼓に行かせてもらっていて、今日はそのうち11名でステージに立ちました。
 今回、私たちが演奏するのは『那岐おろし』。普段は文化ホールで同じステージ上で演奏しているため、各パートごとの距離が近いのですが、今回は屋外という状況に加えて、大太鼓と締太鼓はステージ上、宮太鼓はステージの下と、普段よりも距離が離れているということもあり、その中で最高の演奏ができるか、少し緊張もありました。
 だけれど、出番を待つ間、舞台脇で待機しているとき、かにちゃんやあけみちゃん、太鼓メンバーのみんなの姿を見ながら、その中の一人として立っていると、自然と、みんなとなら絶対に大丈夫だ。そう思えました。

 

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 勝央金時太鼓の未来を担う小・中学生の太鼓が終わり、いよいよ私たちの出番になりました。ステージの上に上がると、より緊張が増してきました。だけど、前にも横にも後ろにも、つきちゃん、のんちゃん、ふみちゃん、よしみちゃん……とみんながいます。それに、客席ではお父さんとお母さんや、応援組のみんな、そしてたくさんの方が見てくださっていました。そのことがとても心強くて、力が湧いてきました。
 まだ見ぬ誰かのために繋がる演奏にできるように、私たちの今の最大限の演奏をしたい! そして私たちの、良く生きたい、という気持ちを真っすぐに太鼓の音に乗せ演奏したい、そう思いました。

 ドンッ、ドーンッ!! ふみちゃんの、お祭り会場全体に響き渡るような、力強い音から始まります。そのふみちゃんの叩く太鼓の音に、会場が息を止めるように、空気が締まることを感じました。
 そして、私たちも叩き始めます。『那岐おろし』は、宮太鼓、締太鼓、大太鼓のソロへと次々と移り変わっていきます。その中に一音一音、力強く、そして壮大な曲です。

 

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 叩いていると、私たちが、ここが見せどころ!!! というポイントにお客さんが拍手を下さったり、曲中の節々で「そーりゃっ!」「よーっ!」と声をあげてくだる方もいてくださったりして、同じ気持ちで見てくださっているお客さんがいると思うと、そのことがとても嬉しく、叩く中でも一層力が入っていくのを感じました。
 そして、渾身の力を振り絞り最後の音を叩き終えると、客席から大きな拍手が……その瞬間、胸がぎゅっと満たされた気持ちになりました。 

 

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 そんな中、少し悔しい部分もありました……。私たちの課題であるテンポキープ。それがうまくいきませんでした。緊張もあり、普段よりも各パートが離れていることもあったからか、曲の前半テンポが速くなってしまったり、ずれてしまったりしてしまいました。
 普段の練習から、練習のための練習にせず、いっぱいのお客さんをイメージして、向かいたいです。そういうことをこれまで以上に意識して、次の本番である文化祭やウィンターコンサートへ向かいたいです。
 少し混乱もあってしまったけれど、それでも気持ちを強くもって、みんなと最後まで演奏しきれたこと、そしてお客さんからの大きな拍手が、本当に嬉しかったです。

 

 私たちの演奏の次は、金時太鼓保存会のベテランの方々による演奏が行なわれ、私たちは客席から応援させてもらいました。ワクワク・ドキドキ…こうして保存会の方たちの演奏を見させてもらうことがとても有難くて、楽しみで、胸が躍りました。隣に座る、るりこちゃんやあけみちゃんからも、輝くような瞳で同じように保存会の方の演奏を楽しみにしているのを感じました。

 

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 宮太鼓に締太鼓、大太鼓に、団扇太鼓、銅鑼に鐘、なんだか馴染みある組み合わせ。そして、演奏が始まると…んっ!? やはり!? そうです、私たちが今ウィンターコンサートへ向けて練習しているこの曲。『雷神の宴』です。曲の中に出てくるリズミカルなサムルノリでは、見ていると一緒にリズムに乗って身体を動かしたくなるような、そして自然と笑顔になれるような、軽快で明るい心地になりました。
 そして、ソロを叩く組太鼓や団扇太鼓を引き立てる演奏。私たちがこれまで必死に全身で叩いていた部分を、保存会の方は音は凄く出ていて力強いのにも関わらず、全然大変そうでなくて、フォームが綺麗で……今の私の演奏の未熟さを感じると同時に、こうだったのか! と次々と、あるべき形が見えていくのを感じました。 

 

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 2か月後にはウィンターコンサートで私たちも『雷神の宴』を演奏します。これからこのメンバーとウィンターコンサートへ向けて磨き上げて行きたい! そのことを一緒に座るみんなからも感じたし、絶対にこのメンバーとなら出来る! そう思います。保存会の方たちのように、見ている方を魅了し、伝わる演奏になるように、積み重ねていきたいです。

 こうして金時祭で演奏できたこと、そして保存会の方々の演奏を見られたことが有難くて、沢山の刺激をもらいました。この経験をばねに、頑張ります!

(ももか)