
4月27日のなのはな
☆☆☆待ち受け箱へミツバチ来る!
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ブルーベリー畑に設置した、待ち受け箱に、二ホンミツバチが入居しました!
日が完全に沈み、辺りが暗くなった20:00、待ち受け箱の中をフラッシュ撮影し、巣箱の中にびっしりと二ホンミツバチがいて、入居していることを確認しました。
4月19日の午後、ブルーベリー畑やその近辺に設置していた待ち受け箱5箱に探索蜂がきてくれました。とても天気の良い日で、待ち受け箱にまだ警戒心を持ちながら待ち受け箱の周りを飛んだり、中に入る二ホンミツバチを見て、本当に来てくれたことがとても嬉しかったです。
その次の日は、ブルーベリー畑に設置している待ち受け箱以外からは、蜂の姿を見なくなりました。同じ群れの中の数匹ずつがそれぞれの場所に住処の探索に来ていたのかなと思いました。
その日から今日まで、二ホンミツバチが出入りする様子を見ていると、日に日に出入りするミツバチの数が増えるような気がしました。そして、出入りの仕方も、はじめの警戒心があるような飛び方から、一直線に巣門めがけて飛んで帰り、ぴゅっと出て行く様子が、この待ち受け箱を我が家と思っているのではないかと思いました。
夜、さやねちゃんとすにたちゃんとブルーベリー畑に行くと、とても静かで、耳を澄ましても、ミツバチのいるような羽音は聞こえません。ミツバチは振動を嫌うので、トタン板の上に重しとして置いている石3つを慎重に振動を与えないように外します。トタン板もとにかく慎重に外しました。
入居していたら、写真にミツバチが写り、探索蜂だったら何もいないだろうと思いました。
私が巣箱を少し傾け、さやねちゃんが隙間からスマートフォンを差し込んで、フラッシュモードで撮影をしてくれました。
「ブーン」とミツバチの羽音がしました。フラッシュの光にびっくりしたミツバチの音がしました!写真を見るより早く、ミツバチが入居してくれている音が聞こえました。
写真を見ると、ミツバチがお互いに重なるようにびっしりと写っています。すごい数にびっくりしました。静かに、真剣に、夜を過ごす数千匹の二ホンミツバチの姿です。中にいるミツバチとの距離は、板の厚み分のわずか3センチでした。
藤井先生が、養蜂のことを何も知らなかった私たちに、経験したことや知識をたくさん教えてくださり、蜜蝋づくりや誘引剤などを作らせてくださったから、二ホンミツバチが来てくれました。
これから、農薬や、スズメバチ、アカリンダニ、暑さなどから入ってくれた二ホンミツバチを守りたいです。二ホンミツバチが少しでも増えてくれるように、できることを精一杯やりたいです。
(さくら)
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いよいよキャンプが近づいてきて、日中はキャンプ準備があるので今日も早朝作業で朝から畑に向かいました !
いつもとは一味違う朝のすがすがしい空気を感じながらの作業。
特別感がありわくわくしました。
ジャガイモの追肥をするために大人数で畑に向かいました。
昨日は軽トラで回していたので作業が滞ったりしましたが今日はまえちゃんがエルフを発動してくれてスムーズに作業が進みました。
エルフは初めて見たのですが積まれた牛肥の量を見て驚きました。
牛肥がこんもり乗った大きなトラックは圧巻です。
作業を開始したとたんみんなエルフの周りに一目散に駆け寄りました。
牛肥をテミに入れてもらい先日芽かきをしたばかりのジャガイモ畑にまいていきます。
量が少なくならないようにと気を付けているとテミの牛肥はあっという間になくなるので、エルフと畝の間を何往復も走り回ります。
大人数いるのに誰一人怠けることなく働くので作業はどんどん進んでいき、声を掛け合っ て一枚、また一枚と次々に畑にまいていきました。
最終的にはなんと4枚の畑に牛肥をまききることができました。
終わった瞬間誰からともなく「やったぁ!」という歓声が。
みんなで全力で頑張った後に感じる達成感は格別でした。
早朝作業と聞いたときは正直、朝からガッツリ畑作業をするのは億劫に感じてしまっていました。
でもいざ作業を始めるとそんな気持ちはどこへやら朝の澄んだ空気の中みんなと畑を駆け回れることがとても楽しかったです。
今日牛肥をまいたジャガイモ畑は後日土寄せして、ふかふかのお布団をかけてあげながらしっかり栄養補給してもらう予定らしいです。
みんなの頑張りがジャガイモにも伝わって、たくさんの立派なジャガイモができてくれたらいいなと思っています。
楽しく活気に満ちた朝で、気持ちよく1日のスタートを切ることができました。
(ゆうは)
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今日の午後は、お父さんに基地づくりのあらかたのどんな基地にするか、図案を書いて、お父さんに確認するというミッションがありました。
私たちのチームは、りなちゃんチームで平日は、ゆうなちゃんとりなちゃんと自分しかいなく、なかなか集まれる機会がなかったので、やっとのやっと昨日の夜チームの皆と集まれることができ、そこからみんなでアイデアを出していきました。
私たちのチームのアイテムは、障子がメインとなっています。
障子をどううまくいかせて、魅力を引き付けるような、“人間になりたい、妖怪の住まい”を作れるかみんなで、頭をひねり考えに考えました。
私たちのチームの皆は、一人一人の意見がそれぞれに持ってそれもいて収集が大変なのですがみんなのいろんなアイデアが出てくるのが、すごく面白くて、笑えてきました。
障子で周りを囲むのはどうか? という意見の賛成が多く、そのまま、障子で、周りを囲み、それを土台としてはなしを進めました。
今回の基地つくりも妖怪がテーマになっています。ミーティングで私たちが抱えてしまった妖怪要素を昇華した美しい家がテーマです。
図案を考えるだけでなく、なんの妖怪をテーマにするか、そして、その妖怪がどんな生きにくさを抱えて、そしてどうその生きにくさからどう抜け出したのか。その先にある美しさ、それが形として、どういう風に変わったのか。
そう、本格的に基地づくりだけでなく、プロセスもみんなで考えていきます。
ゼロのところからアイデアを生むというのはすごく難しいのですが、そこにしかない楽しさもぎゅっとつまった話し合いの時間でした。
障子の中に囲まれているところに住んでいるのであれば、”引きこもり”系の妖怪かな?と一つずつ、考えの枠を広げていきました。
どういう生きにくさを抱えているか。うーん。と考えていると、横からゆうなちゃんが、あっ! キャンプにかけて、本当はみんなと一緒にキャンプをしたいけど、皆の中に入れない…。私なんて…。何もできないし、役にも立てないし…。とぼそぼそ言い、障子の中で一人でつぶやいている演出は? とアイデアを言ってくれたり。
なんとなくの流れは決まっても、それを具体てきに、それも、現実ぽくするのを、すごく、難しかったり。
結局は時間切れで、ここまで自分たちが考えてみたアイデアをお父さんに見せにいきました。
お父さんは、障子を囲ったら、山のスケールと比べて、すごくこじんまりとしてしまう。ということを言ってくださいました。
どうせであれば、障子をうまい具合に傾けたり。天井に斜めった形で、障子を浮かせたらどうか。とアイデアをくれました。
なんと自分頭が固かったのか。お父さんの話を聞くと、するする自分の頭の固い部分が取れていくような感覚でした。
自分たちの障子で周りをかこうというのも、どこか、想像しずらくてうーん。というかんじだったのですが。
お父さんのアイデアを聞いて、いたるところで障子が浮いていて、ゆがんでいて。なんてそれは面白いんだ。想像しただけでもわくわくする。
ああ、この感じを求めていたんだ。そう、想うと同時にそのお父さんの想像力と言い、アイデアをしっかり自分のたねにして吸収しようと思えました。
今日の自分のハイライトがこの障子1つで使い方、立て方、真っすぐをあえて斜めにする。ただそれだけなのに、その小さなアイデアや、工夫がこんなにも、面白く、魅力的にさせてしまうんだ。それが大きな発見で、気づきですごく興味深かったです。
自分たちのアイデアでは、引きこもりから障子に囲まれて、閉じてた前の扉の障子が開き、開くとともに、その引きこもり妖怪から、抜け出していく。というイメージで考えていたのですが、
お父さんの一撃一言がすごくハッとしました。
「開けたとしても、その障子の扉を閉めたら、また、引きこもりにも戻る。閉じたら元通」と。
(あ、確かに。)
ともう自分の頭の固さに笑ってしまうほど、確かにそうだなと思いました。
お父さんの言う話は具体的で面白さも詰まっていて、すっごくわくわくします。
障子を浮かせ、S字フックで障子を4方面からつって、強制的に引きこもれない環境みたいな、その引きこもりという概念から吹っ飛んだアイデアが異空間で、すごく今にも、はやく、つくりたい! という気持ちでいっぱいです。
そのお父さんのアドバイスの元、これからもっと、中身を詰めていく、それを本当に本物にして、じぶんたちの手で作っていけるのが、待ち遠しくて、すごく楽しみです。
(すにた)
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大竹さんが帰ってきてくださいました!
キャンプの制作物や準備を助けてくださいます!!
ウォークラリーのアトラクションで飾る飾りを作ってくださっています。
キャンプがより煌びやかになりそうでとっても嬉しいです。
私たちも準備にもっともっと力が入りました!