
4月26日のなのはな
準備が楽しい!キャンプまであと何日?
山小屋キャンプまであと一週間。準備も大詰めに入りました。今日は丸一日準備の時間をもらえて、一日中キャンプのことで頭が占められていて、幸せな気分でした。
私はウォークラリーのチームです。ウォークラリーには、様々なアトラクションがあって、今回のテーマである「妖怪」をもとに、試練をクリアしながら進んでいく構成を考えています。私はその数あるアトラクションの中で、障害物リレーを担当させてもらっています。訪れたみんなは、きっと「次はどんな試練だろう?」と、ドキドキしながら、意気込んで来てくれるだろうなと思います、そんなみんなの顔を想像しながら、誰もが楽しめるゲームを考えてきました。
午前は主に、障害物リレーのメンバーで、ゲーム中の役割分担や台本づくり、詳細なルール決めをしました。この一週間で、なるちゃんと一緒に、大まかな内容や準備物は温めてきていました。ですが、今日からさやねちゃんも入ってくれて、改めて考えてみると、もっとつめたい箇所や欠落のある部分が垣間見えました。

あゆちゃんが、ウォークラリー全体でのストーリーを考案してくれました。それがすごくおもしろくて、「試練を乗り越えたい!」と思えるお話になっていました。それがすべてのアトラクションにスムーズにつながっていて、ワクワクします。
だからこそ、難しいと感じたのが「得点配分とゲームの難易度の調整」です。今まで私がなのはなのイベントでやってきたゲームの得点やゲーム内容は、今までの年のものを踏襲したものばかりでした。

ですが、今回試みている障害物リレーは、一から考案したゲームです。そのため、どれくらいみんながクリアしてくるのかが分かりません。そのため獲得できる得点の配分も考えるのに苦労しました。
ほかのアトラクションと、得点の差が開いてもいけない。古吉野で考え込むのは、苦戦しました。あゆちゃんに相談すると、「午後に現地へ行ってみんなで遊んでみよう」と言ってくれて、午前はなるちゃんやさやねちゃんと台本を作って、現地でのデモンストレーションに備えました。
午後一番に、まずはみんなで障害物リレーのコース用の丸太を運びました。バケツリレーで、遠かったですが障害物リレーをする場所まで20個近くの重たい丸太を運びました。ゆずちゃんが渡すたびに「ありがとう!」と言ってくれて、少し疲れたな、と思う瞬間にこういう言葉を聞くと元気が出るなと思います。コースを設置して、いざゲームのデモンストレーションを始めました。
「丸太がぐらぐらして危ない」「竹が長すぎる」
材料に関する問題も様々でてきました。山になじむ素材で、かつ安全に楽しむのは思っていたよりも工夫が必要でした。朽ちてしまった木や、不安定な丸太をよしえちゃんなどが気にかけてくれて、石で固定してくれました。
そのあとも、人を交代しながら何度もゲームを実践して、ゲームの質を高めていきました。あゆちゃんが、時間制限も考慮して、適切な難易度になるまでみんなで繰り返し遊びました。安全面に配慮することもそうですが、やはり人数が多いとその分目が多くなるので、ゲームの可能性を広げやすくなります。一人ひとりの存在が大事なのだと分かりました。
もう一つぶつかった問題が、「大人だけではなく子どもも楽しめるにはどうしたらいいか」。当日来てくれる子どもたちも楽しめるように、特別なゲームを考えて、チャレンジしてもらうことにしました。
ゲストとしてキャンプに来てくれる子どもたちの楽しそうに喜ぶ様子を思い浮かべながら、みんなで相談しました。
私自身、自然の中で思い切り遊んだ体験は一生ものになっています。幼いころから、なのはなのイベントとしてそういう機会をつくりだして実際に子どもたちを招くことができるのは、すてきなことだなと思います。一緒に楽しんでもらえたらいいなと思います。
誰かのために何かを準備する、というのは、自分だけのために準備することの何倍もうれしいです。たくさんの人が集まってくれて、その輪の中に自分もいさせてもらえる。全力で楽しめるゴールデンウイークにするために、残りの日も大切に過ごしたいです。
(うたな)
***

***
キャンプまで残り一週間。
今日は一日、キャンプ準備を進めました。
なんというチャンス。今日でたくさん進めるぞとみんなで意気込みました。
私は吹き矢のチームで準備を進めました。
事前にそれぞれで進めることを役割分担し、同時並行でいくつかの準備を進めたのですが、場所は全員体育館で、みんな同じ場所で一体感を感じながら準備できたことが、嬉しい時間でした。
キャンプのテーマは「妖怪」ということで、吹き矢の的も妖怪にすることになりました。
吹き矢で使う的は、ミーティングで材料にした自分たちの中にある人格障害的な要素を妖怪をモチーフに考えたのですが、そのときネーミングされた妖怪をそのまま的にすることになりました。
メンバーのみんなが、自分たちの問題をモチーフにされた妖怪を、本当にキャラクター化したら、こんな感じかな?というふうにイラストに書いてみてくれたのです。
現実にはない妖怪をイメージで書いてしまうみんなが凄いなと思いました。
そして、えつこちゃん、まみちゃん、のりこちゃんが、今日一日をかけて、的の色塗りを進めてくれて、とても丁寧にリアルに色塗りがされていました。
次々妖怪が完成していくごとに本当に妖怪になったという驚きと喜びを感じました。
午後のはじめには、吹き矢の土台をみんなで組み立てました。この土台の上に、個人戦の的を立てかけたり、団体戦で使う妖怪の的を取り付けます。
前日に、須原さんが一緒に土台の組み立て方を考えてくださって、今日は自分たちだけで組み立てることができました。
私は、お父さんにすぐに確認できるように、決まり切っていないルールを詰めたり、進行台本をできるところから作りつつ、メンバーに意見を聞いてみたり、必要な相談をしたり、他のメンバー進めていることを見ながら、パソコンを打ちました。
まちちゃんとすにたちゃんは、午前のはじめから、矢が的に当たったときに、気持ちがいい音がなるような、音がなる仕組みを何度もトライアンドエラーを繰り返しながら考えてくれていて、何度も試行錯誤する音が聞こえてきました。試行錯誤しながら最終的にはとてもいい音がなる仕組みが作れたと教えてくれて、嬉しかったです。
最後には、的の土台に、完成した的を実際の配置を考えながら、取り付けていくことができました。バラバラだったパーツが、揃っていく感じがして、当日の光景に近づいてきたと思いました。
準備はまだ残っているのですが、今日一日でかなり進めることができました。
みんなを楽しませられる吹き矢にできるように、明日も引き続き頑張りたいと思います。
(やよい)
***
山小屋キャンプまでちょうど残り1週間!
日中にキャンプの準備を各実行委員で進めている中で、今夜は山小屋キャンプ1日目の夜に行われるみんなのライブに向けて、参加した全10チームのリハーサルが行われました。
みんなのライブは、有志でチームを結成して歌や楽器演奏、ダンスなどを山小屋前の広場の手作り野外ステージで披露します。中には漫才などの特殊な分野もあり、毎年のキャンプで私も大好きな時間です。
年々、参加チームが増えていて、今年も現時点で9チーム参加予定だそうで、当日には更に増えているかもしれないと思うと、みんなの表現力や生み出す力のすごさを感じます。
私は、今年、ゆりかちゃんとのんちゃんと一緒に「なのタヒチ」というグループで3曲のタヒチアンダンスを踊ります。ゆりかちゃんとのんちゃんが、「この曲を今年、なのはなで踊りたいんだ!」と教えてくれたことがきっかけで、エントリーすることになりました。
今、なのはなで演奏している「トゥエポポ」という曲も、昨年のキャンプのライブでのんちゃんと一緒に踊ったところからスタートし、今年も山小屋キャンプでゆりかちゃんとのんちゃんと一緒に新曲のタヒチアンダンスをみんなに見てもらえることが、とても嬉しいです。
なのタヒチが結成されてから、山小屋キャンプのみんなのライブの出演に向けて、毎晩21時5分から21時半までの時間を使って、練習してきました。ゆりかちゃんが振り入れをしてくださって、毎日夜の時間に3人で踊る時間が私にとって毎日の幸せな時間でした。
新曲に向けて、アクセサリーや小物をゆりかちゃんやのんちゃんが作ってくれていたり、衣装も今年のイベントでも使えるように考案しています。山小屋キャンプを超えて、その先の未来にも繋がるようなダンスにしたいです。
今夜のリハーサルは、すごく緊張したけれど、実行委員さんやあゆちゃん、まえちゃんたちが手拍子で盛り上げてくださって、とても楽しく踊ることができました。
他のチームのみんなのリハーサルも、リビングから曲が聴こえてくるだけでどんなライブになるのかすごくワクワクして気になるなあと思ったのですが、キャンプ当日のお楽しみにしたいです。
残りの期間も、更にブラッシュアップしていけたらいいなと思います。
(よしみ)
***

***
***
