「特別な日だけれど」 さやね

4月19日

 今朝もみんなとセロリを収穫して、朝食の時間になり、みんなが明日はフルマラソン大会だと話してくれて、そうだ明日はフルマラソンだったとすっかり忘れていました。

 フルメニューでみんなと最後の梅の木コースを走りました。実行委員のよしみちゃんとさとえちゃんが、時速8キロのペースで先頭を走ってくれて、みんなと走りました。明日がフルマラソン大会だなんて信じられないけれど、3か月間、みんなと一緒に走りつづけてきて、みんなと一緒に身体と気持ちを作ってきた日々が、確実にいまの自分を強くしてくれました。自信はないけれど、みんなとならきっと大丈夫、みんなと一緒に走り切れたら嬉しいと心から思います。

 午前中の作業で、デュランティ畑に洋なしを植え付けて、水菜とレタスに水をやりました。みんなの勢いがものすごく強くて、流れに乗れていない、地に足がついていない感覚がして不安になりました。

 けれど、夕方、20人近いみんなでジョウロを持って半分畑の太ネギに水をやっている、畑の全体を見たとき、夕食前、家庭科室で明日の朝のおにぎりを握ったり、台所でも明日の準備をお仕事組さんが中心となってみんなでして、古吉野じゅうが活気に満ちていて、明日は、フルマラソン大会なんだ、という実感がじんわりと、暖かく胸に満ちました。

 いま私の心は穏やかです。明日はフルマラソン大会だけれど、特別な日だけれど、きっと淡々とやってきて、淡々と過ぎていくのだと思います。明日は特別だけれど、ここまでの過程が、みんなと走り込んできて、畑も、ミーティングも、みんなと積み重ねてきた日々が、何よりの実績で、いまの自分があることが、本当になのはなファミリーのみんなのおかげだと思います。

 もしなのはなファミリーがなかったら、二度と走ることも、生きることも、できなかったと思いました。

 格好いい走りはできないけれど、なのはなの子として、前を向いて、淡々と、最後まで走り切れたらと願います。

 明日はおまけです。明日のフルマラソン大会が、みんなにとって、笑顔の溢れるしあわせな大会になったら嬉しいです。おやすみなさい。