「イメージが膨らむ文章を」 るりこ

4月19日

 お父さん、お母さん、いよいよ明日がフルマラソン本番の日になりました。

 今週、平日をフルで頑張った分、土日にお休みをいただけて、マラソン前日をなのはなで過ごすことができて、本当に嬉しかったです。

 しばらくランニングに行けていなかったので、最後の最後にみんなと列になって梅の木コースを走ることができました。

 みんなと走っていると、本当に心地よくて、毎度のことながらずっと走っていられそうな身体の軽さを感じます。

 最後ということでお題回しもできて、みんなと明日の意気込みを宣言しました。

 明日は、どこにいてもみんなと走っているということを感じながら、なのはなの子として笑顔で走り切りたいです。

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 最近、みんなから「面白いから是非」と聞いて、お父さんの体験記を読ませていただきました。

 吸い込まれるように読みほしてしまって、本当に本当に面白かったです!

 お父さんが書く文章から、院内の様子、お父さんの行動(動き)、心情がはっきりイメージできるくらい、自分もその場にいるような気持ちで読みました。

 時には笑ってしまったり、自分も同じように痛い気持ちになってみたり(きっと想像の何百倍も痛かったと思いますが)、看護師さんはこんな人かなと想像してみたり……。

 お父さんの体験記を読んで、改めて、日記は読む人が読んでいて楽しいものでなければいけない、と思いました。

 だからお父さんが、自分のことばかり書いている日記は読んでいてつまらないというのだなということもわかりました。

 自分の気持ちも大事だけれど、読んでいる人が自分も一緒に体験しているように感じられる日記、つまりは周りの状況を詳しく書いたり、その場の景色、誰がいてどんな会話をしたのかとか、わたしも読んでくださるお父さんとお母さんが面白いな、こんな状況かなとイメージが膨らむような日記を書いていきたいと思いました。

 お父さんの体験記は、何も知らない自分でもイメージできて、続きが気になって、どんどん読んでしまいました。短編の小説を読むよりも、何百倍も面白かったです。

 そんな気持ちで今日お父さんに会ったら、勝手ですが、嬉しくて、なぜだかお父さんをものすごく近くに感じてしまいました。