6月19日(水)「ピーマンとナスを守るナイト。バジルの植え付け」

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6月19日のなのはな

 1日中、太陽がキラキラ光る程の青空で、気温も32度ほどにまで上がる暑い日でしたが、バジルの定植を行いました。私は、まだ苗の定植をあまりしたことがなく、少し緊張する気持ちもあったけれど、育苗のベテラン、なつみちゃんがリーダーをしていてくれたので、すごく安心しました。

 苗を植える前に水やりをしました。その時、なつみちゃんがおおきい桶を持ってきて、じょうろじゃないの!? とびっくりしたのですが、水を張ったフネという道具に、苗のトレーごと浸けて一気に水をやるそうです。初めて、この方法で水やりをしたのですが、すごく苗が水を吸ってずっしりしていてうれしかったし、効率よく水やりできました。

 

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 ナスとピーマンの畑に、虫よけとして、バジルを植えに行きました。初めにピーマンの畑の植え付けに入って、実際にバジルの苗を持ってみたのですが、他の野菜に比べて苗が小さくて、ポットから出すときに折れてしまわないか、すごく緊張しました。苗を少し持っただけで、バジルのいい香りがふわっとして、頭の中に何度もジェノベーゼが連想されました。

 バジルの苗の成長点まで土をかけて、ピーマンとピーマンの株間に植えていきました。植え付けに慣れていなくて丁寧に丁寧に、一つずつ植えていたら、他のみんなはすごく速く植え付けをしていて、私の後ろの畝で植え付けをしていたはずのももかちゃんが、いつの間にかはるか遠くで植え付けをしていてびっくりしました。

 

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 余った時間で、水路でポット洗いをしていたのですが、そこではじめて、人生で初めて蛇を見ました。しかもすごく近くで、こっちを見て舌をペロっと出していました。私はすごくびっくりして、飛び上がったのですが、安全な蛇だったようで、みんなは冷静に離れていきました。

 

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 午後はナスの畑で、風よけのためのマルチシートが張ってあるため三角ホーで植え穴を開けられないので、スコップで開けていきました。結構、力が必要で大変だったけど、並んでいるナスが元気いっぱいで、小さいナスのかわいい実がついている株もあって、ナス君たちが頑張れ! と応援してくれているようで、すごく頑張れました。

 気温が高く、バジルの葉がしおれてしまいそうだったけど、そのあとすぐにあやちゃんが水をたっぷりやってくれました。大きくなってくれたらいいなと思います。

 

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 植えたバジルは、虫よけの意味もあるけど、大きくなったら収穫もできるそうで、前の年に、りゅうさんがバジルを使ってジェノベーゼを作ってくれたり、トマトと和えてくれたりしたそうです。その話を聞いて、すごく収穫が楽しみになりました。

 害虫に対処してナスやピーマンを守るうえ、料理にも使える、万能なバジル君、大きくなってね。

(ゆうな)

 

 

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〈植え付けたばかりの黒大豆の水やりや、サトイモの追肥、マクワウリの定植、そして桃の手入れなど、みんなで協力して畑作業を進めました〉

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