「もっとミツバチのことを知りたい」 みつき

3月18日

 今日、初めてミツバチの作業に入らせていただきました。
 これまで、さくらちゃんやさとえちゃんが待ち受け箱を設置してくれていたり、見回りをしていたり、時にはスズメバチを駆除したり……。その話や様子を見聞きしていて、ずっと密かに興味を持っていて、やってみたいなあと思っていました。今日の1日だけでも、初めてのことをたくさん知ることができて、やってみることができて、本当に本当に、嬉しかったです!

 午前中は、うたなちゃんとミツバチの待ち受け箱を集めてきました。
 待ち受け箱を置いた箇所は全部で19か所なのですが、ありがたいことに梅林とブルーベリー畑の2か所には、現在ミツバチさんたちが入居中。ということで、残りの17か所を回って集めていきました。
 さくらちゃんがどの場所に置いてあるのかが書かれたリストを渡してくれました。そこに書いてある場所と箱の個数を見ながら、うたなちゃんと、待ち受け箱がどこにあるのか探して回るのが、ゲームのようで楽しかったです。
 
 畑に行ってみると、隅の方に、小さな小屋のようなものが見えました。畑には何度も訪れているけれど、待ち受け箱を目的に訪れるのも、こんなに近くで見るのも初めてでした。
 トタン板が置かれていて、その上に木の蓋があり、持ち上げると、待ち受け箱がありました。
 待ち受け箱は、丸太で作られた巣門の上に乗っていました。この巣門からミツバチが入ってくるのだと分かりました。須原さんやさくらちゃんたちが作ってくれた待ち受け箱が、このような構造で作られていて、それがとても本格的なのをつくづく感じて、すごいなあと感じました。
 
 午後からは、この集めてきた待ち受け箱に、蜜ろうを塗っていきました。
 蜜ろうは、昨年に藤井さんから教えていただいて、作ってくれていたものです。塗る、というとなんだか刷毛などを使って塗るのかな? というイメージでした。そして、蜜ろうは細長い棒状。これをどう使うのか、と思ったとき、さくらちゃんが実際にやって見せてくれました。
 左手には、蜜ろうを握って、右手には、ガスバーナー。
 ガスバーナーで箱の表面を温めながら、蜜ろうをそこに押し当てると、蜜ろうが溶けて広がっていきました。これで、待ち受け箱の中の4面の全体に塗り広げていきました。。
 
 蜜ろうがみるみる溶けて、つーっと垂れて広がっていきました。バーナーで温められた部分はつやつやと輝いていますが、塗り終わって手を離すと、すぐに乾いてしまいます。
 これが、すごく楽しくって楽しくって……。蜜ろうのほんのり甘くて、優しい香りがしていて、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
 
 蜜ろうをまんべんなく、ムラがないように塗ることを教えてもらったのと、「蜜ろうは、ミツバチの住み家、巣そのもの、そのにおい付けなんだ」とさくらちゃんが話してくれました。以前、蜜ろう塗りをしていたときにミツバチが1匹やって来たことも教えてもらって、嬉しくなりました。

 自分たちも癒されるようなこの香り、ミツバチたちも寄ってきてくれるだろうな……、と想像していると、本当にワクワクしてきて、期待も膨らみました。
 お父さんから、今ミツバチが沢山いる場所の近くにも、いくつか設置したらどうかとお話を聞かせていただいて、それは良いなあと感じました。夕方、さとえちゃんが、
「ブルーベリー畑のミツバチたちは、もう定員オーバーなくらい、沢山いるんだ」
 と教えてくれていたので、きっとほかの待ち受け箱があったら、すぐに入ってくれるのではないかと思いました。
 さくらちゃんやさとえちゃんに声をかけたとき、2人とも、とても嬉しそうな笑顔で話してくれて、ミツバチのことが本当に好きで楽しいんだろうなあという気持ちが伝わってきました。

 まだ知らない知識など沢山あるので、もっとミツバチのことを知りたいし、深めていきたいです。さくらちゃんたちのような、ミツバチの気持ちが分かるミツバチ博士になれるように、昨年よりもっとミツバチたちに会えるように、できることをひとつひとつ頑張ります。