「目の前のことに向き合う楽しさ」 うたな

3月16日

・全力投球する力
 午後から、じゃがいもの植え付けをしました。イモを23センチ間隔に置いていく・スコップで穴をあけて植え付ける。とてもシンプルな作業です。でも、だからこそ上手な人の手さばきがとてもかっこよく思いました。
 例えば、あやちゃん。やり方を伝えてもらってすぐで、スコップで穴を空けて植え付ける工程が、とてつもなく速かったです。見て真似をしようと思っても、自分は変なところでもたついてしまって、あやちゃんの動きには無駄がなかったです。あやちゃんに終わってから、「すごく速かったね!」と言うと、「まだ(この植え付けの速さは)健在だったね」と笑ってくれました。前よりさらに、スピードが上がったかもしれないとも言っていました。
 以前(結構前)のハウスミーティングで、あやちゃんが、「近くにいる人のスピードに、自分が左右されてしまって、いつも手早く作業することができない」と相談していたこともあったな、と思い出しました。そのときお父さんは、「自分の中にしっかり理想をもっていないからだ」と教えてくださっていました。あやちゃんはきっと、そのときのことをずっと覚えていて、実践してきたのだろうな、と思います。
 私も、いつも自分の理想を確実にもって、全力投球する力をつけたい、と思います。

・目の前のことに向き合う
 最近少し変化があったと思うことです。自分の目の前の作業に、集中できるようになってきた、と思いました。前までは、他の人の作業が気になったり(過活動で、自分が動かない作業だと特に)、自分が任された作業に対して優劣をつけて勝手に落ち込んだり、過去のことを考えていたりと、かなり利己的でした。おかしいくらい、その作業の意味を考えず、時間を消費して、周りに流されて、自分の意志がないのに自分のことしか考えていない状態でした。
 でも、今は、目の前のことを淡々とこなすことに楽しさを見いだせるようになりました。次は何ができるか。それがワクワクします。
 こんなに出来損ないの私が治ったら、希望を感じる人がきっといる。そんな確信が、自分を支えています。そのとき、他の人がどんな動きをしているとか、自分の作業の内容がどうとか、関係がなくなります。
 もちろん利己的な気持ちができてきしまって辛くなるとき、ああ、また利己的になってしまったと情けなくなるときもあります。でも、その気持ちはいけない、とそのたびに反省して、前に進む、そうして治り続けるしかないと思います。