3月16日(月)「ちょっと植え過ぎ……? ジャガイモパニックの嬉しい予感」

3月16日のなのはな

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 今日はジャガイモづくし……。ジャガイモに満たされた1日でした。

 午前はジャガイモのベッドとなる畝の成型。
 夕の子畑で、須原さんが畝立て機で立ててくださった(短い時間に本当に何枚もの畑を回ってくださっていて、頭が上がりません)畝の端をきり、畝ならしをしていきました。

 

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 ジャガイモのベッドはこれで完璧。
 今日は平日ですが、りゅうさんもいてくださり、そのおかげでパワー全開でした。
 ライン引き、溝切り、畝ならし。畑の準備。芋の芽出し、悪いところは落として、カットして、草木灰をつけて、種イモの準備も……。
 植えるまでの準備の工程もたくさんありますが、本当にそれぞれの部隊の力が合わさる事で、ここまでの大規模の本格的な農業が出来てしまうのだと思いました。

 

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 そして午後からは、念願のじゃがいもの植え付けが始まりました。明後日からは雨が降るという事で、それまでには植えきりたい!!
 という事で、勉強組の皆も、りゅうさんも、そして帰ってきてくれた卒業生のえみちゃんも、畑に全員集合! の作業になりました。

 

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 植え付ける数はトータルで……1万7600株。メークイン・アンデス・デストロイヤー、そして北海コガネを加えた計4種のジャガイモを植え付けます。
 そしてその種イモは切られている……。今更だけど、これ本当に植えちゃっていいの?? ちょっと不安になるぐらい綺麗に真っ二つに、物によってはもっと小さく、種イモは潔くカットされています。だけど芽が出ていれば、それは種イモになる。そして芋は増えます。そんな夢みたいな話あるの? って私も驚いています。はあ……、ため息がでるほど畑って面白い。夢がある。

 

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 これまでは、30センチ間隔で芋を植えていました。が、これではやっぱり間隔が広すぎるという事で、今年は23センチ幅で植える事になりました。
 ちょうどお父さんの手をアロハサインにした時の親指から小指までの長さでした。
 二人一組で、ペアを作って、畝にジャガイモの行列を作っていきました。そしてそれを追いかけるように、植え付け隊。移植ごてをもって、掘って、置いて、2~3センチの覆土。
 たったそれだけ! ほんの3アクション。いや2アクションでできてしまう、さくっと作業。これがたまらなく楽しいです。このスピード感のある感じ……、最高。

 

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 目にも止まらぬ速さでじゃがいもが土の中に消えていきます。畑に着いた時と、見た目は何も変わっていません。ただ違うのは、この土の中にIMOがいる、という事。
 ほんの3か月で、じゃがいもは成長します。追肥、芽かきをしたら6月中旬には、掘れます。ほとんど手のかからない、じゃがいも、素晴らしい。
 作業終盤には、デストロイヤーの種イモを選別したのですが、小さくてもうしおれそうで梅干しのような見た目のデストロイヤーも太くて長い芽を生やしていて、強い生命力を感じて何か力をもらいました。

 

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〈赤ジャガイモ、デストロイヤーの芽の勢いは圧巻!?〉

 

 今日は、この間3歳になった、おとちゃんも畑に行きました。初めは「見ているだけ」だったけど、「おとがじゃがいもを置くから、そなちゃんは土を掘るでいいんじゃない???」と提案をしてくれるぐらい進んでたくさんお手伝いをしてくれました。
 石や、土の塊を体を震わせながらも力いっぱい握っては……、これは石だねえ、これは土だねえ、と遊んでいる姿もとてもキュートで、たまりません。

 

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 途中は軽トラで休んだりもしていたのですが、おともやるよ。と言って、私が掘ったところにジャガイモを上手においていってくれるのです。
 それがすごく嬉しくて、上手だねえ! と言うと、もっとできるもん! と言わんばかりに“あいよ~”と言いながらどんどんスピードも早くなっていきました。
 帰りたい~と言いつつも、ぐずぐずしてばかりじゃなくて、お手伝いしてずっとそばにいてくれました。

 

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 途中で、さくらちゃんがお茶休憩をしようと言ってくれて、畑にお茶を持ってきてくれました。コップに入ったお茶を私が受け取り、おとちゃんに渡したのですが、浮かない顔をしています。
 ちょびっと飲んで、「そなちゃん飲んでないよ、はい、そなちゃんも」とコップを渡してくれました。そっか、気遣ってくれていたんだ。私は気づけませんでした。
 その優しさがすごく胸に沁みて、温かくて、胸がいっぱいになりました。ありがとう、美味しい! と言うと、嬉しそうに、「美味しいねえ!!」とはつらつとした笑顔を見せてくれました。
 私ももう1杯分お茶をもらって、乾杯ってしたらよかったんだ! そしたら気を遣わせなかったなあ……、そう思ったけど、おとちゃんと嬉しさを共有できたから、それはそれでよかったかなって思います。

 

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 お父さんも、今年も大豊作の予感がする、と言っていました。これは芋掘りが超絶楽しそうです。追肥も、芽かきも、これからだし、明日も残りの植え付けがありますが、もう既に芋ほりが楽しみでなりません。明日で植え付けが終わってしまうなんて、惜しい、本当に楽しい作業でした。明日もしっかり頑張りたいです。

(そな)