優しさに包まれて抱く希望
ーー成人を迎えてーー
ゆうは

大好きな家族に囲まれて、大切な節目の日を迎えることができました。
喜びと希望、感謝で胸がいっぱいの思い出です。
「勝央町 二十歳の集い」が1月11日に開催され、今年新成人である私も、りなちゃんとそなちゃんと一緒に、式典に出席させていただきました。

そしてなのはなでは、この日に向けて1月6日から計画立てが始まり、約1週間もの間、お祝いをしてくださいました。
日本中のどこよりも盛大で、なのはなでしか実行することのできない素敵なお祝いをしてくださいました。

お正月の片づけが済んだ頃に、成人式のチーム発表がありました。
今年初めてなのはなで成人の日を経験する私は、式典の当日だけではなく、事前の撮影もしていただけると聞いてびっくり。
準備の速さ、規模の大きさにとても驚いたのを覚えています。
撮影チームとして、あゆちゃん、まえちゃん、かにちゃん、さとみちゃん、さやねちゃん、まなかちゃん、ゆきなちゃん、つばめちゃん、ほのかちゃん、かのんちゃんと、多くの人がいてくれて、その間他のみんなが畑などで抜けた部分をカバーしてくれて。
こんなに贅沢なことがあっていいのだろうか。
そんな戸惑いがありつつも、嬉しさとわくわくした気持ちで最初の打ち合わせに。

まずはどんな写真を撮るかの計画立てと衣装選び。
憧れのショットや思い出のワンシーンを再現しようと、撮影チームのみんなが沢山アイディアを出してくれ、それに合った衣装を選んでくれました。
なのはなには数えきれないほどの衣装がたくさんあります。
どれも可愛くて、それを好きに選んでいいだなんて夢のよう。
みんながこれはどうかと、希望とそれぞれの雰囲気にあったものを選んでくれたり、自分が惹かれたものを選んだり。
衣装選びだけでもう着なくても満足してしまうくらい楽しかったです。


そして、いよいよ撮影がスタート。
初日はまえちゃん、2日目はあゆちゃん、3日目はかにちゃんがカメラマンとして撮ってくださいました。
カメラはなんと一眼レフ。
背景には、色とりどりの美しいサテン布。
照明は、LEDライトに手持ちの蛍光灯。
写真館顔負けのセットです。
視線やポージング、表情の指導もしてくださって、最高のショットを生み出してくださいました。



ヘアメイクも撮影チームのみんながしてくれて、こんなに変われるのかと思うほどに可愛く、衣装に映える顔になっていました。
衣装も本当に素敵で、私のレトロなショットが撮りたいという希望に合ったワンピースや、豪華なドレスも着させていただきました。
なのはなの中だけで、こんなに本格的な写真撮影ができるのが本当にすごいなと感じます。


撮影中は、撮影チームのみんなが、カメラや照明などをサポートしつつ、口々に「可愛い。きれい。いいね」とあたたかい笑顔と声をかけてくれました。
そんなみんなのおかげで自然と表情もほころび、さらにその表情をほめてもらって、本当にみんなの存在に感謝でいっぱいになりました。

そして、同じく新成人で一緒に撮影をしていたそなちゃんとりなちゃんがとってもかわいくてきれいで素敵でした。
みんなに囲まれて、目がきらきらしていて、このまま切り取って額に入れてしまいたいと思ってしまうほど。
普段も可愛い2人なのですが、その魅力をチームのみんなが最大限に引き出す撮影をしていて、輝く2人を見られるその場にいられることがすごく嬉しかったです。

撮影をしていると、1日があっという間に過ぎ去っていきました。
3日間で、数えきれないほどたくさんの写真を撮っていただきました。
いつか子供ができたら、お母さんは、こんなに素敵な20歳だったんだよと、笑顔で話せる記念の写真と思い出が沢山できて嬉しかったです。

また、式典前日には、みんなが校舎をきれいに掃除し、飾りつけをしてくれていました。
そしてお祝いムービーも撮ってくれていると聞きました。
そんなみんなの姿がすごく楽しそうで、お祝いすることを喜んでしてくれている様子に、感謝で胸がいっぱいになりました。
誰かを喜ばせることを楽しんで全力でしてくれるみんなが綺麗で、あたたかいなと改めて感じました。
こうして幸せな準備期間を過ごし迎えた当日。
今回初めて、あゆちゃんをはじめとした、なのはなファミリーの中だけで着付けを試み、完成させられたことがとてもすごいことだなと感じています。
誰かに頼まなくても、みんなでやっていけることがどんどん増えて、常に進化していく。
そんな発展を遂げるなのはなファミリーで過ごさせてもらえるからこそ、今前向きに成長していけているのだなと感じています。

当日は朝早くから、着付け・ヘアメイク・撮影係のみんながパソコン室に集まってくれました。
用意されていた朝食は、可愛くお重に詰められていて、おにぎりはとてもあたたかかったです。
その台所さんからの気遣いだけでも涙が出そうになりました。

そして着付け開始。
3人で回りながら、着付けとヘアメイクをしていただきました。
どこのブースも研ぎ澄まされた真剣な空気がありました。
私はまずヘアから。
私のヘアはさやねちゃんが担当してくれました。
事前にあゆちゃんが考えてくれて、それをさやねちゃんが何度も練習してくれて。
完璧に仕上げようというさやねちゃんの心意気がすごく格好良くて有難かったです。
作り物をかぶっているのではと思ってしまうほど、ぴちっと綺麗な髪にしてくれました。

次のブースのメイクはみつきちゃんが担当してくれました。
みつきちゃんの持つ知識と道具を最大限に使ってくれていて、すごく優しい手つきが嬉しかったです。
まえちゃんも協力してくれて、振袖に合う和の雰囲気漂う素敵なメイクをしてくれました。
そして最後に着付け。

肌襦袢をあゆみちゃんが着せてくれて、ピシッと皺ひとつなく綺麗に着せてもらいました。
そのおかげで振袖への気持ちがさらに作られてゆきます。
補正、長襦袢、振袖をあゆちゃんが着せてくださいました。
着物は補正が命と聞いたけれど、人それぞれ体型は違っていて、お手本があるわけではありません。
それを、村上さんに教えていただき、本当に一人ひとりが美しく見える補正をマスターしていくあゆちゃんが格好良かったです。

村上さんの着付け教室の場に私もいさせていただいて、自分事としてどう着るのか説明を聞かせていただけた時間がすごく嬉しかったけれど、手順や気を付けることの多さに、着させてもらう側でも頭がパンクしそうになりました。
それをあゆちゃんは練習して覚えて、当日は時間に余裕を持たせられるほどの素早さと、着崩れない丁寧さで着付けてくれていました。
着付けのためにもたれかかって、抱き着くような姿勢になると、大きなやさしさと安心感が伝わってきて、あゆちゃんに着付けていただけたことがすごく嬉しかったです。

帯はさとみちゃんが締めてくれました。
村上さんに教わった時間はわずかなのに、美しく、そしてしっかり力強く締めてくれました。
帯だけで一つの芸術作品が出来上がっていて、改めてさとみちゃんのセンスとそれを形にする技術のすごさを感じることができました。
ヘアもメイクも着付けも、この日に向けて時間を割いて用意して、最高の仕上がりを作っていただけたことが本当に嬉しかったです。

着付けが終わって鏡を見ると、それぞれの芸術が一つに集まり、振袖を着ている私の姿があり、感謝でいっぱいになりました。
振袖を着ると、姿勢が正され、気持ちも正され、節目の日を迎えるための凛とした心を作ることができました。
金具などを使わず形を作っていく着物には、日本の洗練された技術と真心が感じられて、今回振袖を切られたことで、こんな素晴らしい文化のある日本に生まれて良かったと思うことができました。
私はお母さんが選んでくださって、赤地に鶴の模様が入った、綺麗な振袖を着させていただきました。
お母さんが選んでくださったのでみんなからも「良く似合うね」と言ってもらえて、和の要素を強く感じる振袖にすごくときめきました。

そなちゃんは金がたくさん入ったオレンジのかわいい振袖。
りなちゃんはシックで深みがあるけれど若々しさも感じる豪華な振袖。
2人とも、すごく似合っていて、振袖の良さと2人の良さを惹きだしあっていました。
こんなにきれいな2人と並んで成人式に行けることが誇らしいような嬉しさを感じました。


着付けが無事に終わり、校長室に行かせていただきました。
そこで車での乗り降りや、座り方などをお父さんお母さんに教えていただき、ただ振袖に着られる人になるのではなく、美しく着る人になれるよう改めて所作を心掛けることができました。
お二人の向けてくださる笑顔にとても安心した気持ちになりました。
出発前、リビングにお披露目に行くと、みんなが歓声を上げながら迎え入れてくれました。
そんなみんなのおかげで、胸を張って式典に出かけることができました。
雪が降ってしまっていたのですが、傘をさしてもらい、みんなが沢山サポートをしてくれていたおかげで気持ちはぽかぽかでした。
道中はお父さんお母さんの車に乗せていただき、式典に向けて緊張していた気持ちを柔らかい空気で和らげてくださりました。

会場に着くと、開会までの間、お父さんが20歳として成人を迎えたこの先、どう生きていくべきなのか、大事なお話をたくさんしていただけて、その一つ一つを大切に自分の中に落とし込んでいくことができました。

後ろを振り向くと沢山の家族の姿が。
この家族に支えられて、この瞬間また一歩大人に向かって成長していけているのだなと感じ、胸がいっぱいになりました。
式典に出席させていただけて、より成人になった実感を持つことができて、とてもありがたかったです。


式典が終わり、古吉野に戻ると、今度はなのはな写真感が待っています。
最初に相川さんもいてくださる中、家族みんなで写真を撮りました。
みんなでぎゅっと集まって、大切な家族を感じるこの瞬間を永遠のものとできる一枚の写真が宝物となりました。

そのあとは、お父さんとかにちゃん、あゆちゃん、まえちゃんの三つの撮影ブースに分かれて撮影していただきました。
みんなもいてくれて、照明や背景、声掛けなど沢山の応援をしてくれていました。
撮影の時のみんなの顔は強く心に残っています。
心の底からの、みんなからの愛が伝わるやさしい笑顔でいてくれました。
そして一生分の「かわいい。きれい」を言ってくれました。
思い出すだけで涙がこぼれそうになってきます。
大好きな家族が、こんなに自分のことを受け入れ、想いを伝えてくれる。
これ以上恵まれた環境ってないよなと思いました。



そんな中の撮影が楽しくないわけがありません。
私は写真写りがあまりよくない方だと思っていて、撮影されることにかなり緊張していました。
ですが、みんなのおかげで本当に楽しかったです。
そして、撮っていただいた写真を見せてもらって、すごく驚きました。
カメラマンが変わると、写真の雰囲気が変わっていて、どの写真もすごく良くて。
どんなプロのカメラマンよりも素敵な撮影をしていていると感じました。




それはお父さん、あゆちゃん、まえちゃん、かにちゃんが私のことを理解してくれているからこそのことだなと思います。
「写真は撮る人との心の距離の問題」と教えていただいたことがあるのですが、撮っていただいた写真からも、愛を感じることができてすごく嬉しかったです。

私は一足先に撮影が終わり、りなちゃんとそなちゃんの撮影風景を見させていただいていたのですが、見とれてしまうほど美しかったです。
2人ともすごく輝いていて、みんなからの愛を上手に受け取り、姿をもって応え、それが一枚の写真に切り撮られていく。
その光景を見ているだけで幸せな気持ちになることができました。
写真館での撮影が終わるとお昼ご飯。
台所と配膳チームのみんなが食べやすいようにとおにぎりを用意してくださっていて、コメントではみんなが「お祝いでいて嬉しい」と言ってくれて、ここでもたくさんのやさしさにあふれていました。
おいしいご飯とみんなのやさしさでエネルギーがチャージされていきました。

午後の最初に、玄関と門松の前でお父さんお母さんと写真を撮らせていただきました。
お二人に挟んでもらって撮影していただけたことが嬉しかったです。
私は家族と写真を撮る機会がありませんでした。
この日、お父さんお母さんの娘として、家族として写真を撮れたことが大切な思い出となりました。
例年外で那岐山をバックに撮影したりもしていると聞いていたのですが、この日は雪だったので校舎内での撮影と、20歳の抱負のムービーを撮りました。


かにちゃんが写真スポットを選んでくれて、木造の建物ならではのぬくもりを感じる写真を撮ってくださいました。
撮影チームのみんなが廊下も寒い中で、それを気に掛けることなくあたたかい空気を作り撮影し続けてくれました。


ムービーでは、20歳としての抱負を話させていただいて、今日の感謝を胸に、良く生きていき大人になりたいと改めて心に決めることができました。
その後は少し時間があったので、妖怪のみんな、桃チームのみんな、撮影チームのみんなとおまけショットを撮っていただきました。
みんなで集まって和気あいあいとした撮影時間がすごく楽しかったです。
そうして過ごしていると時間もあっという間に過ぎて、振袖から着替える時間に。
時間をかけて着付けても脱ぐのは一瞬。
少し寂しさを感じたりもしましたが、一生の記憶と写真に残る思い出が沢山できて、満たされた気持ちで終えることができました。
そうして幸せな一日を過ごした気でいると、まだまだ幸せは続いていました。


一匹丸々の立派な鯛とお赤飯、ひでゆきさんからのカニグラタンというすごく豪華な夕食を用意してくださっていました。
鯛はふわふわで美味しくてとても感動しました。
そしてりゅうさんもお祝いのプレゼントをくださり、改めて多くの人にお祝いしていただけた幸せな成人だと感じることができました。

これまで、周りの大人を見て過ごす中で、大人になることがつまらないなと感じたり、怖いなと感じていたりもしました。
それならずっと、あるがままで楽しんで生活する子供のままでいたいとさえ思っていました。
ですが、なのはなで過ごし、成人を迎えた今、そんな気持ちは変わっていました。
お父さん、お母さんをはじめとする、強さとあたたかさを感じる、尊敬できる大人に沢山出会うことができました。
こんな風に良い生き方を求める大人になりたいと希望を持つことができました。
成人式に向けて過ごした日々は、みんなのあたたかさをたくさん感じ続けた、本当に幸せなものでした。

成人の日は、全国各地で祝われるものかなと思うのですが、なのはなファミリーで迎える成人ほど幸せなことはないと思います。
今日成人式だったからといって、急に大人になるわけではありません。
これまでに少しずつ大人に成長していて、これからも大人としてさらに成長を続けていくのだと思います。
ですが、今日、なのはなで成人を迎えられたことは私にとって大きな節目となりました。
いつまでも子供として、無邪気であるがままでいるのではなく、大人として、20歳も今の私の役割を考えて過ごしていきたいです。
みんなから受け取ったあたたかさを、今度は私が作り、広げていける人になります。
(成人式の感想文:ゆうは)
