8月11日のなのはな

いよいよ始まる秋冬野菜づくり。
種まきのトップバッターを飾るのは、セロリとブロッコリー。
正直に書きます。わたしは、緊張しかありませんでした。
昨夜、クーラーを最低温度の16度に設定した6年生教室は、セロリやブロッコリーの発芽適温内、22度を保っていて、苗床も準備万端。
翌朝の芽出しに向けての下準備で、セロリの種袋を開けると、2ミリほどの小さな種。まるで人参の種のようで、少し息がかかると、フッと飛んでいくほど小さい種。

種袋には、発芽率70%と書いてあり、やや難しい部類に入るのだと思うのですが、これまでの、セロリの芽出し記録があるから大丈夫。
準備はちゃんとできているし、ベストを尽くす以外ないのですが、みんなと前向きな気持ちを作っていく手段である野菜づくり、そのはじまりである苗を作るという係は、緊張してしまうんです!

でも、そんな緊張とは裏腹に、スタッフのまえちゃんと良い苗を作ってきた体験があるからこその自信。(絶対発芽させる……!)と強気で、発芽率80%と見越して計算した数の種を、朝6時30分に冷蔵庫で浸水します。7時からは、前夜に声をかけた6人と一緒に、白い200穴のセルトレーに種まき培土を詰めて、7時30分から、1時間の浸水を終えたセロリの種をまいていきました。

浸水の行程で濡れた種は、なかなかピンセットから離れず、セルトレーの穴の中心に置くに難儀。パッと閃いた、ピンセットに張り付いた種を、爪楊枝で落としていくという二刀流で乗り越えて、スピードアップで種をまき続けます。

セロリの種まきをするのは、200穴のトレー、14枚と半分。つまり2900粒。
加えて、600粒のブロッコリーも蒔くので、200穴トレーが18枚分。
8人で蒔くので、1人につき2枚と少しの計算になります。
普段の種まきならば、1枚35分前後で蒔き終るのですが、種が小さく、かつ、ピンセットにくっつくとなると、思ったより時間がかかり、気持は焦る。
でも、こういう時こそ、焦らず、出来るベストを尽くすしかないし、種まきならなおらさだと思い、みんなには、1枚45分ペースで蒔きたいことを伝えながらも、自分に言い聞かせるように「丁寧に蒔けてて良い感じです」「今日は雨で、また蒔く時間をとれると思うので大丈夫です」と、なるべく前向きな声をかけて、とにかく、絶対に発芽させる気持ちで蒔きました。

セロリと同時並行で、中生のブロッコリーも蒔いていきます。
こちらの種はコーティング種子なので、白いまん丸の種は大きくて見やすいし、つまみやすい。
ブロッコリーは、秋冬育苗係のよしみちゃんが大好きな、育てたい野菜で、みんなからも、注目されている秋冬野菜の一種です。
みんなが楽しみにしていると思うと、思いっきり緊張しているわたしの中にも、少しずつ、明るい気持ちが芽生えてきて、前向きな気持ちで、大事な役割を果たしていかなければならないと、思いました。
そして、ブロッコリーの変わり種では、茎ブロッコリーの種も蒔きました。
これは、わたしも育ててみるのが初めての品種で、一体どういう風に普通のブロッコリーと違うのか、側花蕾がメインの収穫となる茎ブロッコリーに、とても興味があります。

今日蒔こうと思っていた種は、全て蒔き終り、お手製の苗床には、既にセルトレーがいっぱい。この子たちを、しっかり育てていこうと、苗の母だったときの気持ちが復活してきました。
セロリは2週間前後、ブロッコリーは3日から5日で芽が出ます。
セロリは特に長丁場になりますが、冬の主力野菜となる分、良い苗で畑に定植できるように、そして、どの苗も、色んな人に助けてもらいながら、綺麗に、愛情いっぱいで育てていきたいです。
秋冬野菜の育苗、頑張ります!!
(なつみ)
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1日中ずっと雨が降っていて、空の雲がすかすかにならないかな、大丈夫かなぁ、なんて他愛のないことを思いながら。でも野菜には、すごくいい雨だろうな、大きく元気いっぱいになってくれたらいいな。
雨降りの今日は、室内で縁日準備をしました。私は輪投げチーム。私を含め、屋台の実行委員メンバーは5人。お仕事組さんもいたりして、なかなか全員が集まることはないのですが、できる限り、やれる限り、すごくいいものにしたい!! 私の心からは情熱があふれだします。
今日は、3時間くらいまとった時間をもらえたので、これはチャンスだ! と思って、いざ図工室へ! なぜというと? 輪投げの台、そして輪投げの輪のペンキ塗りをします!!

これまでは的の台が1つ置かれることが多かったのですが、今回は、輪投げの的を2台でやってみようと、お父さんから教えていただいて、須原さんに作っていただいた、新しいピカピカの台。すっごくきれいで、うれしくなります。その台に、いよいよ色を塗ってしまいます! もともとあった台と同じような色合いで、でも今年は一味違う……! 今回の縁日のモチーフである「妖怪」チックな台にしようと、いろいろ企んでいるのです……! にやり。
2台になった都合で、輪も新しく作りました! 以前の輪投げ実行委員が残してくれていた輪投げの資料に作り方が載っていたので、それを参考に、ホースを使って作る。案外簡単にできて、驚きました。
その、台と輪を今回、色塗りします! もちろん! 美意識の高い私たちのチームは、もともとあった台や輪の色が少し剥げていたり、うまく塗れていないところを見つけたら、もう、そこも塗りなおすしかない!! 今日のメンバーは3人。そなちゃんとのんちゃんと一緒にしました!

まずは、図工室からペンキを取り出し、色をそろえるところから。図工室に置いてあるペンキを探して、その中でも、もともとの土台の色と合う色を選ぶ。ペンキの量はものすごく豊富。青の中でも、「オパール」「セルリアンブルー」「アクアブルー」「スカイブルー」。黄色の中でも「カナリアイエロー」「フレッシュレモン」など……。いっぱいあって、頭は混乱。ええと、この輪は何色かな……フレッシュレモンか? カナリアか……?? 1人であれこれ言いながら、色を探しだす。無事に見つかって、色を出し、いざ、塗ります!
まずは、的から。輪をはめるポールをピンクや青、黄色で塗っていきました。とても発色が良い! 私は、ウィンターコンサートの舞台背景係で何度かペンキ塗りの作業はやったことがあったのですが、初めてのそなちゃんは、すごくウキウキした笑顔で、「すごい!! ペンキだ!!」と言いながら色を塗る。うれしくなりました。

ポールの得点によって色や範囲が違っていて、
「ここは3点だからここまで塗って、1点のところは全部塗って……」
と、少し混乱が起きるのですが、みんながすっかりプラン通りに塗ってくれて。塗っていくと徐々に、ものすごくきれいになっていきました。茶色い台が徐々に色づいていく。その光景を見ているだけでうれしくなる。
そして、ホースで作った輪も同時並行で塗っていきました。私は大きな輪に重さを出すために、ホースの中に石や砂を詰めに外に出ていたのですが、そなちゃんやのんちゃんが順調に進めておいてくれました。帰ってくると、ツヤツヤと輝く輪が!! 古いものも新しく上から塗り直しされていて、ツヤツヤ光っている。ものすっごくきれい。しかも、洗濯竿のようなものに通して乾かしてくれていて。さすが!!! すごい、みんな!!

順調に進んでいったので、一番のボスである、的の土台に白を塗ると……うまく塗れない!! なぜだ!! 刷毛の跡がついて色むらになる。白だからか余計目立つ。下地の板目も浮き出てしまって。うまく塗れない!!! 何とかしてきれいにしようと、3人で試行錯誤していたら、通りかかったみつきちゃんが、「それ、二度塗りしないとうまく塗れないよ」と教えてくれました。そうだったのか……!! やっぱり2度塗りしなきゃいけないのか。うすうすはわかっていたけれど、縁日まで残された時間は少ないし、できたら今日にすべて終わったらいいな~、なんて思っていたので、少し残念。でも、二度塗りしたらきっときれいになるんだろうな。そう思うと、苦ではない!
あきらめて、ほかの色塗りをして、一度目の色塗りはすべて済んだので、片付けをしようか、という時。のんちゃんが、「もう乾いてるかも!」と。(なんだって! 早すぎる!)手で触って確認して乾いていたので、二度塗りをしてみました。そうしたら、色むらがあった部分も、板目が見えていた部分もきれいに真っ白になって、思わず声を出して。ものすごくきれいに真っ白になった台。とてもうれしくなりました。
そなちゃんが隣で、
「これ楽しいね~、きれいになると嬉しい! もう、三度塗りもしたくなっちゃうね」
と。わかる!! したくなっちゃう! もっときれいを追求したくなってしまう!! 縁日までにやりたいことはたくさんあるけど、やりたい……!

とにかく今日は、白の部分の二度塗りと、輪の色塗りは終わりました! 色のつなぎ目の部分は、色が少し混ざりそうで怖かったので、完全に乾いたときに塗りたいのと、ピンク、ブルー、イエローの部分の2度塗り!
(時間に余裕があったら白の三度塗りをしてもいいかな……)
今日、チームのみんなと協力して一緒に色塗りができて、しかも楽しそうに、そして美意識たかく塗ってくれて、ほんとうに、すっごく嬉しかったです。みんなの気持ちが色になって私に伝わりました。ありがたいな、と思います。縁日まであと、約2週間。残された時間は少ないけれど、できる限り!! いや、ぜったいに、みんながわーーって思うような、みんなが楽しい! またやりたい! って思ってくれるような屋台にしたいです! 初めての、イベントの係のリーダーで、まだまだなところ、不慣れでお仕事組ののんちゃんに頼っちゃう部分はあるのですが、自分なりの精一杯で頑張っていきたいです。輪投げ大成功させるぞ! チームのみんな、頑張ろうね!!!
(ゆうな)




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「肝試し会議をするので、肝試しメンバーは音楽室にお願いします……」
ぞわぞわっ……肝試しと言うワードが古吉野なのはなで聞こえる度に、みんながどよめいています。
ふふふっ、私たち肝試し実行委員会では、肝試し当日へ向け、着実に準備が進んでおります。肝試しの準備をしているとは思えないほど、空気は明るく。だけど手元は恐ろしく。
8月23日、最高に怖い肝試しを皆に提供できるように、今日も張り切っております!

会議がある。ということで私たち肝試しメンバーは音楽室へ集結。中へ入ると、そこには須原さんと、あるエリアで使う台が! 祝日なのにもかかわらず肝試し準備のために、わざわざ駆け付けてきてくださった須原さん。そして、ある台を既に完成させて持って来てくださっていました。
早速、やってみよう……お面を装着! 部屋の電気OFF! 青く光るライトで顔が照らされ………ひぃぃぃっ…(実際に当日装着する者ではありません)
これは、怖すぎる………音楽室で、お面の正体が誰か分かっていても、身震いする恐ろしさ。
特に、すにたちゃんやうたなちゃんの動きが既に人間離れしていて、それが怖さを倍増させています。
私もやってみたのですが、実際やって見ると、とても難しいっ! 少しの首の角度を変えるだけをとっても、普通に曲げては何も怖くない。コきっ! と普段の私たちではやらない動き、コキコキとするのが全然出来ない。
立ち上がったときも、人間離れした恐ろしさ、今にも倒れそうだけど、襲っても来そうな動きをするのも難しい。
だけど、そういう一動作、一動作が、お客さんが震え上がるような怖いお化けになる、大きなポイントなんだと思いました。
このスポットお客さんの反応、期待大です!!
その後も、もう一つのエリアについて、須原さんによる演技指導が行われました。須原さんに見てらうと、かちっとはまるような、お化けもあるべき姿にはまっていくような感覚になります。
お化けたちこれからも磨きをかけていきます!


同時並行でお面製作も急ピッチで進めます。人数分のお面を作るのはちょっぴり大変。だけど、その何倍も楽しい! メンバーで力を合わせて、一工程一工程、丁寧に、お面に想いを込めて、最高のお面を作っています。
つばめちゃんはお化け屋敷の必須アイテムの一つ、お札をこれもまた一つひとつ丁寧に書いてくれています。
演技指導に、お面つくり、皆からしたら怖い光景……だけど、肝試しメンバーは全員ユーモアで溢れていて、それでいて前向きで、明るくて、終始笑顔が絶えません。そんなみんなとの準備の時間がとっても楽しくて、これからもずっと準備が続いてほしい。そんな気持ちもあります。

だけど、来週の土日は実際に山小屋へ行き、整備や設置を行います。リハーサルもその頃!?
最高の肝試しにできるように、これからも準備頑張ります!!
(ももか)
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