4月5日のなのはな
私は最近、「春爛漫」という言葉を知りました。その意味は、「春の花が咲き誇り、季節の美しさが満ちあふれている華やかな状態を表す言葉」だそうです。
まさに今は、春爛漫。桜、梅、スモモに、桃の花、そして菜の花が咲いていて、世界はこんなにも鮮やかだったのかと疑ってしまうほど、それぞれの色が濃く、くっきりとその美しさが伝わってきます。
そんな中、お仕事組さんがお楽しみを準備してくれていました。その名も、「桃のお花見セブンブリッジ大会」!
実は、話が2転3転、4転くらいしたそうです。というのも、前日の強い雨と風により、地面のコンディションが心配されていたからです。
ですが、当日は最高気温23度。昨日の悪天候が嘘みたいにからっと晴れていました。
お花見だから、外でやりたい! という、みんなの願いが叶えられました。



夕食も外で。古畑の桃の木の下でいただけることになりました。
私は夕方に、まことちゃんたちと一緒に配膳をさせてもらいました。
今日はご飯とシチューに、りゅうさん天ぷらがつきます! 1つのプレートにまとめると、特別感があり、とてもおいしそうでした。
みんなが順番に食堂に取りに来てくれたので、お花見バディーごとにプレートを配りました。まことちゃんと繁盛しているお店のように、配った時間が楽しかったです。

夕方17時半を過ぎて、いよいよ会がスタートしました!
オープニングは、アンサンブルメンバーによる、『ガラスの香り』。水も滴るような、さとみちゃんのソプラノサックスの音色をはじめ、アルトサックスとの掛け合い、トロンボーンのリズミカルな刻みが、桃の木を背景に、その艶やかさを何倍にも増して会場を魅了していました。


次の曲は、最近生まれたばかりの新曲『わたし、ネコになる』です。しなこちゃんの伴奏で、かにちゃんが歌ってくれました。キーボードだけの優しい伴奏は、しっとりとした雰囲気の中、頭上の桃の花びらがひらりひらりと落ちていき、その中に包まれました。それはまるで桃の木の生命力と、かにちゃんの透明感ある歌声のベールの中にいるような、神秘的な空間でした。


アンコールで、次はみんなで一緒に歌うことになりました。かにちゃんが歌詞カードを印刷して配ってくれていたので、隣にいたみつきちゃんと一緒に見ながら歌いました。
みんなで歌っていると、より歌詞の意味が自分たちのこととして深く迫ってくるように感じられ、私は歌いながら、「この景色、この空間を一生忘れないだろう」と感じました。この『わたし、ネコになる』という歌の意味、人としてよく生きるということ、未来……、私には今はまだ分かっていないこともたくさんあって、全てを理解することはできないけれど、その意味を、一生かけて知っていきたい。と思いました。


続いては、お父さんとお母さんのライブに入ります!
ライトアップされた桃の木のそばで、お父さんとお母さんがその光に照らされて、本当に綺麗だ、と思いました。
1曲目は、『大空と大地の中で』を歌ってくださいました。私はこの曲が1番目か2番目くらいに好きで、お父さんお母さんが歌って下さりとても嬉しかったです。この歌を聞くと、心から安心した気持ちになります。
2曲目は『夕暮れ時はさびしそう』でした。お父さんとお母さんのデュエットが、素敵でした。このころには辺りが暗くなってきて、本当に夕暮れ時になっていました。お母さんが髪に水色のお花つけられていて、それがきらりと光るようで、綺麗でした。



アンコールは、永禮さんのリクエストで『傘がない』でした。
お父さんが『傘がない』のイントロを弾き始めると、一斉に歓声が湧き起こりました!
お父さんの歌声と、ギターで刻む潔い音がかっこよかったです。お父さんが1フレーズ歌い終わる度に、合いの手のようにみんなで歓声と応援の声を入れるものだから、歌いながら笑ってしまった、お父さんとお母さんでした。
お父さんの『傘がない』も、やっぱり好きで、ああやっぱり一番は選べない! と思いました。


最後は、永禮さんクイズ! のコーナーです!
永禮さんが厳選してくださった雑学、豆知識によるクイズが始まりました。
「50円玉の真ん中に穴が空いているのはなぜ?」「貧血を引き起こす、食事後の過ごし方は次のうちどれか?」などなど……どの選択肢も正解のように感じられて、とても難しかったです。正解者には永禮さんより超豪華景品が!(なのはなにいれば絶対に欲しくなる、あれとあれ。)私はどのクイズも分からなかったので、次はリベンジをしたいです!





すっかり暗くなってきて、会は第2部に移行しました。
第2部は、セブンブリッジ大会です!
今回は4月のセブンブリッジということで、リーグは桜にちなんだ諺でした。桜だけ取っても、たくさんの諺があるということに驚きました。
ちなみに私のリーグは、「桜は花に顕れる」という諺で、意味は、「普段は平凡な人々に紛れていた人間が、何らかの機会に優れた才能を発揮するたとえ。他の雑木に交って目立たなかった桜の木も、花が咲いて初めて桜の木だと気づかれるということから」だそうです。


今回私は赤チームで、まりかちゃんとペアでした。まりかちゃんはなのはなに来てから今までで一度も罰ゲームをしたことがないと最初に話していました。これが、後のフラグになるとは、この時まだ誰も知らない……。


試合が始まりました。まりかちゃんは引きがとても良く、7や揃い気味のカードがよく現れました。それでももっと引きが良かったのはひろこちゃん。毎回と言って良いほどの高確率で7とジョーカーを持っていて、一発上がりをするか、一回で手札をほぼ全て出し切る、という強さでした。
なぜかこのリーグでは、A(数字の1)がよく捨てられて、見事にその場に溜まっていくのはAだけ、という謎の光景がよく見られました。大負けをすることは無かったのですが、勝てたのは1回のみでした……。イヤナヨカン。
そしてその予感は的中してしまいます。今回の最下位は赤チームで、罰ゲーム決定でした!
あれだけ罰ゲームをしたことが無いと公言していたまりかちゃんはゴロゴロとカーペットの上を転がっていました。今回の罰ゲームは難しい、と何度も聞いていたので、少し身構えつつ、前へ移動します。
今回の罰ゲームは、ジェスチャーのみで、「とある2人の争い」の様子を表現します。見ている人は、どんな2人が、どんな状況で、何を争っている設定なのかを当てる、という内容で、お題は一癖、二癖もある長文ばかりです。


初めから軽いパニックにあったので、お題の内容を理解するのにかなり時間を要しました。そして、それを10歳のまりかちゃんに分かりやすくどうやって説明すればよいか。大パニックでした。
けれど、いくら言葉で説明したところで、ちゃんとできるか、分からなかったので当たって砕けろ精神で、飛び込んでいきました。しかし舞台設定がわかりにくかったようで、お父さんがヒントを出すと、なつみちゃんが正解を言ってくれました!
こんな長文のお題をほぼ正解通りに導ける勘の鋭さがすごいな、と思いました。
その他のお題も高度なお題ばかりでしたが、意外と一発で正解を当てている人がいて、それに驚きました。
表現するって、楽しいけれど難しい! そんな風に感じた今回の罰ゲームでした。

全てをここに書きつくせないほどの、盛りだくさんな夜でした。花のそばで、演奏を聴きながらいただく夕食ほど、贅沢なものは無い。その空間は暖かく、今が本当に幸せだなと感じました。桃も梅も、今花が咲いている果樹が、今年も良い収穫に繋がったらいいな、と思います。自分たちも、春の温かなエネルギーをたくさんもらって、大きく育っていきたい、と思ったりもしました。
春を存分に楽しんだ、幸せな時間をありがとうございました。4月のお花見セブンブリッジ、楽しかったです!
(ほのか)
