4月1日
とても良い日でした。さとみちゃんのお誕生日だというだけで、今日一日明るい気持ちでした。でも、いざ食事のコメントがまわってくると、さとみちゃんのことが大好きな気持ちがあふれて、とても言い足りなかったので、こうして日記に書くことにします。
私がこうして、アンサンブルや演奏することが楽しいと思えるのは、さとみちゃんがいてくれたからです。さとみちゃんが、たくさん、音楽の楽しさや奥深さを教えてくれました。今までアンサンブルをやってきて、楽しいばかりでなく、大変だと思うこともありましたが、その全てが、今の私を作っています。さとみちゃんと過ごしてきた時間のひとつひとつが、今の私の材料となっている、大切な宝物です。
最近の面白かったさとみちゃんとのエピソードがあるのですが、リアルタイムで日記が書けなかったので、しかし本当に、さとみちゃんといられて嬉しいと思ったエピソードなので、書きます。
長寿大学での演奏に向けてアンサンブルの練習をしていた期間の出来事です。私はその日、転んでひざをすりむいたのと、花粉症になったことで悲しくなっていました。もうアンサンブルも休もうと思い、やけくそな気持ちでお風呂に入っていました。同じタイミングで、さとみちゃんもお風呂に入りました。
さとみちゃんが、「今日、私、疲れちゃったんだよね」と、言いました。私は、「私も、もう疲れちゃったから、アンサンブル休もうと思う」と、言いました。次に、さとみちゃんが、「でも、練習できるのは今しかないよね」と、言いました。私は、「そうだよね」と、言いました。
二人で、「どうしよっか」と、言いました。私は、「やっぱり私、練習に行く」と、言いました。さとみちゃんが、「そうだよね」と、言いました。そして、二人で、「よし! お風呂から上がったら、音楽室に行こう!」と言って、一緒に音楽室に行きました。
そしてまた、アンサンブル練習をして、もっとここを良くしたいと言っていたら、疲れはどこかに吹き飛んで行きました。
「えっちゃんにとってアンサンブルは薬なんだね」と、言ってくれた子がいました。私は、まさにそうだと、思いました。私の薬はトロンボーンだけではなく、一緒に音楽を作る仲間がいることなんだと、気がつきました。
さとみちゃんと、お互いに前向きな方へと向かう仲間であるということを、心から感じました。
それから、昨日のことです。私は昨日、自分の人間関係をとることの下手さを感じて少し気持ちが自己否定気味になってしまい、悲しくなっていました。おっくうになってしまって音楽室にも行けずにいたとき、さとみちゃんが、「『ムーンリバー』の練習に行こう」と声をかけてくれました。私は、「今日は休む」と言いました。
さとみちゃんが「癒やされるから、よかったら来てね」と言いました。さとみちゃんのその言葉を聞いたら、やっぱりアンサンブルに行きたくなって、「やっぱり行く!」と言って、音楽室に走りました。
さとみちゃんの、ソプラノサックスの、夜の川に映る月の光のような、輝く音色を、下で支えるバリトンサックスとトロンボーンの音色を、ふみちゃんと一緒に追求していたら、悲しい気持ちはどこか彼方へ吹き飛んでしまいました。
やっぱり、アンサンブルは、私の薬だと、思いました。
その後、さとみちゃんと、お風呂で話をしているとき、さとみちゃんが、「えっちゃんが、私に足りないところを補ってくれて、えっちゃんがいるから、私はアンサンブルを続けられているよ」と、話してくれました。私はそのとき、照れてしまって、えへへと笑うしかできなかったのですが、心の中では嬉し涙をこらえていました。
私は、心の中で言いました。「さとみちゃんと一緒にアンサンブルをしてきた時間が、今の私を作っています。」
お誕生日占いで、私は、さとみちゃんの力になれる人に入っているそうです。お誕生日黒板にそう書かれているのを見たとき、私は、とても嬉しくなりました。私はいつも、さとみちゃんから、たくさんの力をもらってばかりだと感じるのですが、私もさとみちゃんに少しでも力になれることがあるのなら、この上なく幸せです。いくらでも頑張れてしまいます。
もっともっともっと書きたいことがたくさんあるのですが、消灯の時間になってしまいました……。さとみちゃん、本当に大好きです!!!
