3月25日のなのはな

明日に行われる、奈義町長寿大学の式典パフォーマンスのリハーサルに行きました。会場の奈義文化センターは、なのはなファミリーにとって初めて演奏する場所ではないのですが、私は、奈義文化センターへ行くのが初めてだったので、どんなステージなのか、未知の世界で緊張しました。人任せにするのではなく、リハーサルのタイムスケジュールをしっかり頭に入れて、自動運転で動けるように、と、気を引き締めて向かいました。


初めて行く奈義のホールはとても綺麗で、赤の椅子や手すりなどの構造が上品に感じられて、ステージと客席の距離が近くて、素敵な場所でした。客席との距離が近ければ近いほど、お客さんとの間に生まれる音楽をよりしっかりと感じることができそうだなと思い、奈義の文化ホールでパフォーマンスさせていただけることがありがたく感じました。近い分、お客さんに気持ちを真っすぐ出して、外向きに、伝えられるパフォーマンスをしたいと思います。

着替えスペースの準備も整えられて、予定より早い時間から場ミリを始めることができました。予定より1時間くらい早い時間からのスタートだったので少し驚きもあったのですが、場ミリの気持ちに変えて、急いでステージに向かいました。こういうことの積み重ねで柔軟性や対応力、瞬時に気持ちを切り替えられるようになっていくんだなと感じました。一瞬一瞬が訓練で、練習の時間だなと思います。

実際にステージに立ってみると想定よりも幅が広くて、のびのびと踊れると感じました。ダンス部さんが実際にステージの長さを測って、その幅で練習をしていたのでステージの空間、使い方がスッと入ってくる感じがありました。古吉野での練習と実際のステージが全く違っていたら、場ミリの時も混乱だらけだと思います。本番を想定することの大切さや、ダンス部さんの緻密さのありがたみを改めて感じました。
場所が変わって、奥行きの取り方なども新たに取りなおす、という箇所もあったので、ステージに合わせた感覚を持ち続けて明日に向かいたいです。


待機中は、
(この曲ではこの幕から出よう)
(早着替えの人がいるから、はけても立ち止まらずにすぐ邪魔にならないところに行こう)
などと動線を確認することができました。自分の動きだけでなく、人の動きも見て、自分のあるべき場所を定めることが全体の良いパフォーマンスになるのだと感じました。今まで、自分のことでいっぱいいっぱいだったけれど、本当はこうあるべきなのだと思いました。まだまだ、視野が狭くて、自分、自分になりやすいので、イベントの機会などを糧に自分の歪みを修正していきたいです。

次の行動まで袖で待機していると、衣装部のつきちゃんが写真を撮っていました。
袖幕の早着替えスペースをどこの場所に、どのように設置したか。早着替えスペースまでの階段や、通れる道の写真を撮っていました。つきちゃんの姿を見て、凄くハッとしました。つきちゃんは、今日のリハーサル、明日の演奏が上手くいったらOK、明日の演奏が上手くいくように、という気持ちだけではないんだ、と気が付きました。ほぼ初めてとなる場所で、情報がほとんどない。次、同じ場所で演奏があった時のために写真を撮って、記録して、情報を残す。ゼロからではなく、土台があって、そこからさらに改善できるように。誰が見ても分かるように、準備ができるように、次に繋げる気持ちでいるんだと思いました。
私は今日のこと、明日の場ミリ、出はけのことだけで頭がいっぱいで、今後のことを考えられていなかったです。道を作っていく、繋げる側でいるつきちゃんの姿がとてもかっこいいと感じました。そんなつきちゃんの背中を見ながら、衣装部として動かせてもらえること、先輩の仕事を近くで感じて学ばせてもらえる環境がとても恵まれていて、ありがたいことだなと思います。


明日の演奏後は、10分でステージ上の楽器、セットの撤収ミッションがあります。私たちのミッションは楽器がすぐにはけられるように、舞台袖にある早着替えスペースの撤収を素早くすることです。その後には、2階の着替えスペースの片付けもあります。
片付けの全体での集合の後、明日の手順をつきちゃんと、ふみちゃんと打合せさせてもらいました。役割分担や、式典終了後の行動の打ち合わせができて、下準備はばっちりで安心です。明日はこのプラン通りに素早く動けるかどうか、いい動きができるかどうかが試されます。畑作業で、さくらちゃんのプランが物凄くスムーズなのは、頭の中でのシュミレーションを何回もしていたり、下準備ができているからだ、と、あゆちゃんやまえちゃんに教えてもらったことがありました。
私もプラン通りの動きをして、全体の片付けが素早くいくように、寝る前など頭の中でのシュミレーション、イメージをしっかりしたいと思います。そして、片付けができて終わり! ではなくて、今回の動きはどこがスムーズでよかった、ここはこう直した方が流れがよかったなどと、まとめて次に繋げられるところまで気持ちを切らさずにいたいです。つきちゃんのように、次に繋げる、次の機会によりスムーズにいくように、という気持ちで色んなことを吸収する気持ちで向かいたいと思います。

今日のリハーサルでは、場ミリや音出しなどがスムーズに進み、最後はMCをつけて最初から全部通すことができました。曲から曲への流れ、動線、2階の着替えスペースに行く時の動き、早着替えの時の打ち合わせや実際にやってみることまで確認することができてありがたかったです。頭の中だけの不安が、実際にやってみて確認できると、それだけで不安要素がフッと軽くなるなと思います。
ただ、本番は衣装を着て、2階控室との上り下りもあったり、早着替えがあってのパフォーマンスなので、今日のように楽々スムーズにということは多分ないと思います。人の動きも変わってくるかもしれないし、もしかしたら袖での待機の時の立ち位置も今日と全く一緒というわけにはいかないかもしれません。自分はここにいると決めたんだ! みたいな、頑固な気持ちは捨てて、誰がどこにいても、一番いい流れで、一番いい場所で動いて、全体の流れが良いように動けるような柔軟性を持つ心持ちでいたいなと思います。

明日の演奏が、これからのなのはなファミリーの素敵な出会いの第一歩になるかもしれません。なのはなのことを初めて知ってくださる方もいると思うし、私たちのステージや活動を好きになっていただける、素敵なチャンスだと思います。自分を見せる気持ちで、お客さんとの間に音楽を作る気持ちで、繋げる気持ちで、外向きに自分を出して、たくさんの仲間と共に明日を思いっきり楽しみたいと思います!
(あや)
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接ぎ木苗づくりの第1弾、ミニトマトの接ぎ木をしました。
これまで、台木、穂木、それぞれの品種の苗を育てながら、よしみちゃんと、接ぎ木のタイミングがくるのを今か今かと楽しみにしていました。
夕方に苗を温室に入れたとき、よしみちゃんと、もう接ぎ木ができそうだね、と話して、その日の夜に私たちにとっての初接ぎ木をしました。

つぎピンという、セラミックでできた太さ1.5ミリ、長さ10ミリの白い細い棒を使いました。台木を株元から2センチほど残して切り落とし、そこにつぎピンをさします。つぎピンだけを見ると、細いなと感じるのですが、茎葉を切り落とした苗を片手に持ち、ピンを持つと、トマトの茎の繊細さに、ピンが太く感じました。

ピン接ぎは、台木と穂木で茎の太さに少し差があったとしても、養水分が通る形成層が一部分でもついていたら、成功するそうです。逆に形成層が一部分も合わさったところがないと、上手くいかないそうです。本当にこんなに細い茎でも、茎のふちには形成層があって、そこが植物にとって大事な部分だと思うと、すごいなと思いました。
台木と穂木を合わせたとき、水分がじわっと出てきて、手術終了になります。台木からすると、穂木は違う人、穂木からすると台木は違う人で、それをくっつけられて、でもとにかく一生懸命生き延びようとして、一体となるのかなと思います。

目の前の一株一株の運命、夏野菜の運命を握っているのだと思うと、カミソリで茎をちょんぎりながら、どうか上手くいきますように、と強く思いました。
手術を終えたあとの接ぎ木苗たちは、ホットカーペットの上の養生場所へ移動します。温度28度前後、湿度95%以上に保てるように管理しています。

何日間かに分けて、ミニトマトの接ぎ木が完了しました。はじめに接ぎ木をした苗は、無事にくっついたようで葉をぴんと広げています。まだリハビリ中、というような段階ですが、徐々に日に当てていっています。
これから、ナス、ピーマン、キュウリも接ぎ木をする予定です。(合わせて約1700株)接ぎ木苗での、夏野菜の栽培がとても楽しみです!
(さくら)
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