3月3日
町民音楽祭まであと1週間を切り、毎晩のアンサンブル練習の一回一回が、真剣勝負です。毎日の練習の一回一回が、お客様がそこにいなくても、練習じゃなくて、そのときの本番だと感じています。
リハーサルでは、私たちは、特に緊張すると、テンポが不安定になってしまいがちだと思いました。さとみちゃんが、
「誰かにテンポを合わせるのではなく、ひとりひとりが、正しいテンポを作るという意識で吹こう」
と言いました。
どの曲も、その意識で、吹きました。そしたら、テンポが安定し、そしてなにより、テンポだけじゃなくて、音も、ひとりひとりの意志を強く感じ、私も、意志を持って吹くことができました。こうでなくてはいけないと、思いました。
人を窺いユアぺースで吹くのでもなく、自分勝手にマイぺースで吹くのでもなく、意志を持ってそれぞれがテンポを作るという気持ちで吹いているけれども、みんなが揃っている。マイぺースとユアぺースが両立している、という感覚です。その感覚が気持ち良くて、その感覚を積み重ねてもっと高いレベルで揃えたいです。
誰かの作ったペースに何も考えずに合わせるのも駄目で、自分勝手に自分のやりやすいペースで吹くのも駄目で、自分が正しいペースを作るという意識でみんなが揃う。これは、生きる上でも必要な力なのではないかと、思いました。
小さな一歩だけれども、確実に進んだように感じ、そのことが自信となりました。
ミーティングも、最後のテーマとなりました。まりかちゃんと作文を書いていたとき、まりかちゃんが、「私にはなのはなファミリーがあるから何があっても大丈夫」と言いました。まりかちゃんのそのまっすぐな言葉に、私は、心を打たれました。
まりかちゃんの言葉を聞いて、私は、自分の作文にも、足りなかった言葉をつけ加えました。
私は、もう、保護されなくても生きられます。私はこれから、誰かを守る側、誰かに希望を与える側として、生きていきます。ソーシャルフィールドで、誰かの居場所を作る側として、生きていきます。
