2月28日のなのはな
2月も今日で終わり。古吉野にも、春が着実に訪れてきています。フルメニューでは、梅の花が咲いている光景が見られ、道中にはムスカリやクロッカスが。今日は霧雨が降っていて、少し肌寒かったですが、私たちにとっては持ってこいの気候。なぜなら、フルメニューをした後の作業がとても活発で楽しすぎるものだったから! なのはなの一日の外作業ツアー、ハイライトでお届けします!

今日からフルメニューは9kmに距離が伸びました。それを走ってから、軽くなった身体とともに、すぐに作業へ。セロリの追肥をしました。2月12日に追肥をして以来の追肥。まずびっくりしたのが、フルメニューを早めに終えたまりのちゃんが、一人で牛肥を全棟分軽トラに積んで、作業のスタンバイをしていた、そのうえユーノスハウスの追肥を一人で完了させていたこと! 静かに、大変なことをやってのけるまりのちゃんがやっぱりかっこいいです。
そして今日は、ももかちゃんが作業にいてくれました! 高校のテストが終わり、
「久々の畑! うれしすぎる! 土だ、牛肥だ、やったー!」
とはしゃいでいるももちゃんの天真爛漫な姿がきれいだな、と思いました。そういうプラスな言葉を聞いていると、こちらまで作業がよりうれしくなります。追肥、中耕自体は1時間かからず終わりました。セロリは、わさわさに茂っていて、すごく元気な様子です。収穫しているみんなも、「パリッパリで瑞々しくて収穫しやすい」と言っていて、調子がいいのだな、と思いました。追肥もできたので、この調子でもっともっと成長してほしいです。

午後は、まず、桃の摘蕾をし、今日で摘蕾一巡目が終了しました。古畑の白鳳はとても大きな木で、多人数で取り付いて摘蕾しました。途中でお父さんも来てくださいました。蕾が大きくなっているね、と嬉しそうで、なかなかお父さんと一緒に作業できることはないので、私もみんなも笑顔になっていたなあと思います。記念すべき最後の桃の木も、大勢に囲まれてうれしそうでした。ゆうはちゃんが「摘蕾皆勤賞!」と言っていました。ゆうはちゃんをはじめ、何度も摘蕾をしている人の摘蕾のスピードが毎回速くなっているように感じます。2月中に一巡目を終わらせる、と、さくらちゃんがずっと目標を掲げていました。それが、見事に達成されました。さくらちゃんが立ててくれる目標は、ぎりぎり達成できるかどうかのものが多くて、だからこそ達成したときの喜びが大きいです。本当にプランニングがすごいな、と思います。終了間際、そんなさくらちゃんが、
「こんなにポロポロ気持ちよく落とせる摘蕾は今日で最後なので、みんな思う存分楽しんでください!」
と言っていたのが、かわいいなあと思いました笑。

そのあとは、落ち葉堆肥づくりをしました。私たちにとって、一大イベント。永禮さんと多人数のみんなで、落ち葉集めに今年もたくさん行かせてもらいました。その落ち葉に肥料を混ぜて、堆肥をつくります。まりかちゃんは、ずっと「落ち葉堆肥クッキング!」と本当に楽しみにしていました。私も、その気持ちがすごくよく分かります。落ち葉や肥料を大胆な料理みたいに攪拌して、成形する。なのはなでしかなかなかできない大胆な作業って、すごく魅力的です。

まず、落ち葉集めでダンプから下ろした状態のままの落ち葉の山を、ならしていきました。すると、すでに落ち葉が発酵していて、堆肥になっている箇所がありました。そこからは、発酵した香り。いい匂い、とみんな言っていたけど、どう表現したら分かってもらえるか……。私は、バークみたいな、少し甘くて香ばしい香りだな、と思いました。自然界から出る香りはなんだか、落ち着く気がします。



ならしたら、次は米糠と鶏糞を撒いて、三ツ鍬などで攪拌していきました。楽しいのですが、結構重くて混ぜるのは大変です。机上の料理のようにはいきません。……さくらちゃんを見ると、鍬でものすごいスピードで混ぜていました。それは、たとえるならブロワーで落ち葉を吹き飛ばしていくときみたいな感じ。さくらちゃんの力はやっぱりすごいです。

ある程度混ざったら、水を加えます。水は、タンクから、ポンスターで直接、大胆に入れていきました。のりこちゃんやゆうなちゃんなどが、ホースをもって、消防士さんみたいに水を撒いている姿が勇ましくてかっこよかったです。「うたなちゃん次お願いします!」と、さくらちゃんに言ってもらって、内心舞い上がって、やったあ! と思いました。やってみると、落ち葉が水をぐんぐん吸い込んでいくのが分かって、ジワーっと浸透していく感じがとても爽快でした。普段の水やりでは、ポンスターをタンク以外の場所に解き放つのはご法度なので、なんだかいけないことをしているスリルもありました。


最後に、成形です。形は、プリン型。
「高さが高すぎても、押し固められてしまうのでいけない。大体1メートルくらいの、絶壁のプリン型にしてください」
と、さくらちゃんに教えてもらいました。落ち葉の山に登って、下にある落ち葉をかき上げていきます。水や肥料を混ぜたので重さもある。足場は柔らかくて、ただ歩くだけでも足が疲れる。結構ハードな作業でした。最近はミーティングで室内にいることが多かったり、摘蕾が続いていたりしたので、こういう系統の作業は久しぶり。身体を思い切り使って、とてもやりがいがありました。最初は本当にいけるのか!? と思ったけど、結局5つの山を作り上げ、集めてきたすべての落ち葉を堆肥にすることができました。永禮さん、集めてきた落ち葉、全部堆肥にできましたよ! おいしい野菜をこれで育てるので、これからも作業一緒にしてください!


一日作業日。ミーティングも好きだけど、作業をすると頭がリフレッシュされて、すっきりして、気分が晴れて、ああ、農業って楽しいな、みんなと笑えるって幸せだな、と思います。野菜や桃が、これからもたくさん成長するように、作業を頑張りたいです。
(うたな)
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今日も!! 今日も!! フルメニューがありました。なんと、今日から、距離がのびた!! 今までは、奈義+石生コースで、6.5キロだったのが……、奈義+石生+梅の木コースへ、その距離9キロ!! すごく緊張しました。今まで走ったことのあるコースの組み合わせではあるけど、9キロも走れる! という自信は……。でも、それでも、なのはなにいてできないことはありません。なのはなのみんなとだったらどんな所でも行けちゃう。どんな道でも走れちゃうんです。

今日は太陽があまり出ておらず、むしろ小雨が少し降っていて、走っていて、とても気持ちが良かったです。暑すぎることなく、風を感じながら、さわやかに走ることができました。初めの奈義コースで見る景色。田んぼや畑ばかりだけど、ある家に大きな大きな犬が3匹いて、通りかかるといつも尻尾を振って迎えてくれる。「がんばれ」っていうかのように。それがすごくうれしくて、その道を通るたびにパワーをもらいます。あたりいちめんに田んぼが広がり、その中で「いち、に」と掛け声を言って走ると、ものすごく気持ちがいいです。みんなの声が山に跳ね返って聞こえてきて、みんなが倍多くいるような感覚になります。

石生コースは正直言ってきついです。何がきついって、坂道が――。急な坂が上っても登っても続いていて、きつい。うう、って来る。でも、でも、「走りたくない」とか「怖い」気持ちは一切ありません。「みんなと一緒に登り切りたい」という気持ちが強くあります。実際に手をつなぐわけじゃないけど、心の中ではいつもみんなと手をつなぎあえているような感覚があって、その感覚に、たまらなく幸せを感じます。自分一人では絶対に登り切ることはできない。でも、みんなと一緒だから、みんなの中にいると自然と走り切ることがきて、「たのしい」って感じることができる。大切な家族の存在が、とても大きいものだと感じます。石生の坂はきついけれど、その坂を上り切った、その瞬間はものすごく気持ちがいいです。毎回、「登り切ったー!」ってみんなで走りながら喜び合えるその瞬間があるから、私は毎日走り切れるな、と思います。


昨日までは石生コースでゴールだったけど、今日からはゴールしない。梅の木コースが待っていました。でも、石生の坂を上り切ってしまうと、気持ちはハイになって、どこまでも走れるような気がしました。梅の木コースを走っていても、何も辛くありませんでした。むしろ、みんなともっと遠くへ走りたいような、どこまでも走っていきたいような、気分になりました。
梅の木コースは一瞬でいつの間にかゴールしていました。よしみちゃんが、「1時間8分30秒走った」と教えてくれて、正直びっくりしました。1時間も走ったように感じませんでした。本当に走り出すと、ゴールまでが一瞬で、ただ走っているだけなのに、みんなと走る時間が、私にとってものすごく大きなパワーになって、楽しくて最高に、気持ちがいい。その一瞬一瞬があって、本番に楽しみながら向かうことができるんだなって感じます。

正直、本番は一瞬で、本番よりもみんなと走るこの時間が、私は大好きです。自分は走ることは得意じゃないし、マラソンも自分にはできないだろうなって思っていました。でも、仲間と一緒に走ると、背中を押してもらえるような感覚と、「この瞬間が幸せだ」って思う気持ちでいっぱいになって、「つらい」なんて思う暇は一切なくなっています。フルメニューは私にとって大切な時間になりました。なのはなのみんなと一緒に走る、走り続ける時間がものすごく大好きです。距離がのびてもコースが変わっても、へっちゃら! どんな道だって、みんなと一緒に走り切る! そんな気持ちでいっぱいです。明日も頑張ります!!!
(ゆうな)
