「こんなにも走れる」 のりこ

2月28日

 朝食後のABパターンで、毎日お風呂のお湯を汲みに行きます。今日も鉄筋校舎を通って行こうとしたら、口笛が聞こえてきました。その時、何人か人がいたので、誰が吹いているのだろうなぁと思って、湯船でお湯を汲んで出てきたら、また口笛が聞こえました。口笛を吹いていたのはなるちゃんでした。精米機を掃除しながら、きれいな口笛を吹いていました。機嫌よく掃除をしているなるちゃんを見て、すごく嬉しい気持ちになり、なるちゃんが本当に可愛いなぁと思いました。朝からいい気持ちになって、廊下掃除ができて嬉しかったです。

 今日は目標としていた摘蕾を終える日でした。目標通りに最後の古畑の2本を終えることができてすごく嬉しかったです。お父さんが来て下さって、一緒に作業をして下さったのも本当に嬉しくて、最後の摘蕾がすごく嬉しい気持ちで終わりました。すぐに2巡目の摘蕾があると思うのですが、2巡目は1巡目のように、思い切り落とすことはできないので、慎重にやりたいと思います。

 お父さんとさくらちゃんとりなちゃんが、岡山農園という所で、洋ナシの苗木を買ってきて下さったことも、すごく嬉しくて夢がまた広がるなぁと思いました。私は、洋ナシ=ラフランスだと思っていました。そしてラフランスはすごく高級な果物、というイメージがありました。でもラフランスというのは品種の名前で、「パスクラサン」という品種の洋ナシもあることを知って、知れたことも嬉しいし、育てていくのも凄く楽しみです。

 午後には落ち葉堆肥作りがありました。最近の作業は、摘蕾や収穫が多くて、畑作業を思い切りすることがあまりありませんでした。でも今日は、ミツグワを使って落ち葉の固まりを崩したり、かき混ぜたり、豪快な作業で、すごく楽しかったです。落ち葉がカチカチに固まっていて、その塊をほぐすのが大変でしたが、思い切りミツグワを振り下ろすのを続けていたら、だんだんほぐれていき、「やったぞ!」という気持になりました。落ち葉を広げた後、一山につき米ぬかをテミ8杯、鶏糞4杯を振りかけて混ぜました。この作業が料理をしているように感じました。さくらちゃんも、「ではスパイスを入れます!」などと笑顔で言ってくれて、本当に料理をしているように感じて、一層楽しくなりました。かき混ぜたり、プリン型の山を作ったり、巨大なホースで水をまいたりして、計5つの落ち葉堆肥の山が出来上がりました。およそ2時間、全身を使って動けて凄く楽しかったです。そして、こんなに動いても、元気でいられる今の健康な体が本当に有難いなぁと思って、一層幸せな気持ちになりました。

 今日はフルメニューの距離がのびて、6.5キロから9キロになりました。みんなには追い付けませんが、自分のペースで走り切ることができて、すごく嬉しかったです。去年は梅ノ木と、奈義と2つのコースしか走れず、最長でも6.5キロでした。今年、こんなにも走れるようになって、しかも楽しく走れることが本当に嬉しいです。走れる体にして下さったことを、すごく感謝しています。
 
 今日は、納豆を食べても、芋を食べても、お腹が張って苦しい、ということがありませんでした。お父さんがくださった乳酸菌が効いてくれているように感じいます。ありがとうございます。

 夕食にブロッコリーが出て、すごく嬉しかったです。私は、茎ブロッコリーの収穫に失敗して、普通のブロッコリーも、予定の収穫期よりも2か月くらい遅れていて、もう今年のブロッコリーは食べられないかもしれない……と思っていました。でもハウスのブロッコリーは、予定の収穫期よりも早く収穫できて、露地のほうも、それなりに立派なものができて、すごく安心したし、嬉しいです。お父さんがブロッコリーのことを昔は関心の持てない野菜だと思っていたけど、今は大好きな野菜になった、という話をして下さったのも、すごく嬉しかったです。ブロッコリーは栄養がたくさんある野菜だと知って、みんなでたくさん食べられるように、これからもちゃんと世話をしていきたいと思います。頂花蕾を取った後も側花蕾が次々に取れるそうなので、長く楽しめるのかなぁと思います。

 今日、落ち葉堆肥を作っていて、ふと思い出したことがありました。どうでもいいことかもしれませんが、なのはなに来る前に『猫を処方いたします』という本を読んだことがあったなぁと、急に思い出しました。心のクリニックを開いているちょっと変わった医者がいて、その医者は、患者に対し、薬ではなく本物の猫を処方します。患者は決められた日数、猫を「服用」することで、心が癒されていく、という話なのですが、なぜか突然思い出して、ちょっと嬉しい気持ちになりました。