成人式の感想文「この日を迎えられたことーーなのはなファミリーで迎えた成人式ーー そな」

この日を迎えられたこと
ーーなのはなファミリーで迎えた成人式ーー 
そな

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 なのはなファミリーで摂食障害から回復する軌道に乗り、なのはなファミリーのお父さんお母さんみんなに支えてもらって感謝の気持ちでいっぱいです。おかげで私は20歳の門出を迎える事ができました。
 あゆちゃん、まえちゃん、さやねちゃん、あゆみちゃん、撮影チームのみんな、立ち仕事も多くて大変なはずなのに、嫌な顔一つせず、いつも明るく穏やかな空気のなかで撮影を続けてくれてありがとうございます。一瞬一瞬が本当にかけがえのない大切な宝物になりました。

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 相川さん、成人式に来てくださりありがとうございます。相川さんの優しさをたくさん感じた時間でした、相川さんがお正月の時に言ってくださっていたように、なのはなファミリーの夢であるソーシャルフィールドを一緒につくり盛り上げていける関係が相川さんとなのはなファミリーの間にあり、相川さんがなのはなファミリーの一員のように、なのはなファミリーを想ってくださっていることを感じました。
 りゅうさん、振袖を着ている私たちが寒くないか気にかけてくれたり、撮影の合間にハンドクリーㇺを何度も差し出してくれたり、ジェントルマンのようなりゅうさんからたくさん温かい気持ちを受け取りました。
 素敵なプレゼントまで頂いて、そのお気持ちが本当に嬉しくて、インテリアにしたいくらいです。
 本当にたくさんの家族のたくさんの愛情を感じられた期間でした。

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 成人お祝い撮影をチームの皆を中心に連日たくさんしてきて、その間も本当にたくさんのお祝いの気持ち、温かい気持ちを分けてもらいました。
 初めは、どんな衣装を着て撮影を進めていきたいか、その作戦会議から始まりました。

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 カッコいい風に撮りたいか、可愛い風にしたいか、自分好みのものにしていこう! とチームのさやねちゃん、かのんちゃん、ゆきなちゃんが一緒になって、モチーフにしたい画像を探してくれました。パソコン室に行き、それに沿った衣装を一緒に探しました。
 「これを着て見てほしい!」「絶対これは○○ちゃんに似合うと思う!」皆が成人を迎える三人のお姉ちゃんであったり、妹で、理解してくれているから、理解のある関係だから、その空気もすごく温かくて、和やかな空間でした。着たいドレスを選んだり、まさにプリンセスのような気分。

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 次の日からは、幸せの撮影ラッシュでした。いつもの皆の寝室であったはずの居室が、一気にドレスルームに部屋替わり。
 メイク道具や衣装、小道具、照明、カメラ、などが並び、その光景はまるで本物のモデルさんの撮影風景さながら。

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 撮影の3日間はあゆちゃん、さやねちゃん、まえちゃん、あゆみちゃんが、惜しみなく本気で、丁寧にメイクをしてくれたり、ヘアアレンジをしてくれました。この衣装と髪型に似合うアクセサリーはどれだろうか、吟味しながら、皆が考えてくれて、恥ずかしい気持ち半面、こんなにも綺麗に着飾らせてもらえることが嬉しくてたまらない気持ちと、大切な人たちにこんなにも大事にしてもらえてくれる時間で嬉しくてで気分は最高潮でした(笑)

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 カメラの前に立つと、照明を照らしながら「可愛いねー」と皆が絶えず声をかけてくれ、恥ずかしい気持ちもありつつ、いつかの自分が20歳の時の写真を見て、なのはなでの生活が蘇るだろうなと思うと、今の時間を本当に大切にしたいと思いました。
 メイク道具を持てば、メイクアップアーティストのように、カメラを持てば、プロのカメラマンのようになる姿は本当にかっこよかったです。
 なんの分野でも究極を追い求めてプロになってしまう、というのはこういう事なのかと思いました。

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 ある時は外の撮影にも行きました。その日は陽の光が暖かくて、撮影の日程もその日が唯一暖かい日だから、この日に外撮影にしようと、決めてくれていたようでした。
 外に出てみると、照明用の光とはまた違う、自然光があると、写真の雰囲気がガラッと変わりました。笑いが絶えず起こっていて、ずっと明るい空気でした。

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 ゆうはちゃん、りなちゃんがカメラに映る姿が本当に、綺麗で、可愛くて、2人の姿を見ているだけで癒されて、何度も涙が出そうになりました。
 二人が二十歳の門出を迎えられたことが、かけがえのないことであり、誰も予想する事のできなかった未来であったと思います。

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 撮影の合間には、皆が成人式のムービー撮影も進めてくれていました。
 どんな撮影をしていたのか詳細は分かりませんが、一部私も撮影に呼んでもらいました。演劇練習で楽しかったことを一言で考えてくださいとだけ言われていて、体育館に行くと、しばらくしてコンサートでの妖怪のメンバー、主要役者のメンバーが集まり、みんなから成人のお祝いの言葉を受けました。
 それはビデオ撮影の練習というか、練習みたいなもので、こんな感じに撮りたいです、と皆に伝えるためものだったのですが、その予行練習だけで涙がぽろぽろ出てきて、胸がいっぱいになりました。

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〈コンサートで主役を演じたそなちゃん。手相見妖怪さんと作りこみ写真撮影もしました〉
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〈主要役者全員でこんなおもしろい写真も撮りました〉

 衣装姿のみんなをみてコンサート期間の思い出が思い起こされたのもありますが、20歳のお祝いをみんなにしてもらえたことが嬉しくて、その言葉がすごく大きなもので、温かくて、そして強くて。
 これからどんなことがあっても、めげずに挫けずに前向きで強気に「頑張れよ」とみんなの手で背中をトンっと押してくれているようでした。
 そのお祝いをしてもらえることが嬉しいと思えるようになったのもみんなのおかげで、全部がみんなのおかげで今が作られていると思うと、本当に感謝してもしきれないと思いました。
 みんなの存在なしには、今の自分はいません。広い器で大きく受け入れて、許してくれる、みんなに本当にありがとうと言いたいです。

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 18歳で既に成人ではあるし、去年の誕生日で20歳にはなったけど、改めて、こんなにも盛大になのはなで20歳の門出をお祝いしてもらって、改めて大人として私は果たすべき役割をしっかり果たし、責任をもって強く生きていかなければと思いました。

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 成人式前日は音楽室で寝ました。次の日の起床は5時15分で、早くから着付けヘアメイクをするためです。りなちゃん、ゆうはちゃん、撮影チームのみんなに囲まれて寝ました。
 私は心配性なので、早めに21時頃には眠りにつきました。ちゃんと起きられるか、着崩したりしないか、明日の式は無事に終えられるか、不安なところはありながらも、ぐっすり眠れました。
 当日1月11日の朝は、5時30分頃には続々とみんながパソコン室に集まりました。温かいおにぎり、卵焼き、バナナの入った、お重に入った朝食をいただきました。
 振袖を着ている間にお手洗いになるべく行かずに済むように、水分は前日からなるべく控えていました。(おかげで一度もお手洗いには行かずに済みました(笑))

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 撮影チームのみんなや、お母さん、河上さんに見守ってもらいながら、少し緊張感のあるなかで、準備が始まりました。
 まず初めにメイクをしてもらいました。予行練習をした時に使った、メイク道具を箱にまとめ、使う順番の書かれたメモも入っていました。
 みつきちゃんは丁寧に、バランスを見ながら、ビューラーをする際はいつも、痛くない? と聞きながら、優しく進めてくれました。

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 あゆちゃん、あゆみちゃんは村上さんに着付けを教わり、2日間はみっちりパソコン室で丹念に本当にたくさん練習をしてくれていました。私たちより、緊張をしていたかもしれません。

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 妥協なんて一切なく、細部までこだわりぬいて、美しく綺麗に着せるために着付けをしてくれていました。こんなにも大事にしてくれる人がいてくれている事が本当に嬉しいことだなと思います。
 本番もスムーズに、綺麗に着付けをしてくれました。

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〈勝央町二十歳の集いへ〉

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 帰ってきてからのなのはな写真館。カメラを向けてくれるのも大好きな人達。カメラの周りにいるみんなも大好きな人達。本当にかけがえのないみんなに囲まれた空間があまりに幸せすぎて、その時間が本当に暖かかったです。

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 りゅうさんは撮影期間、何度もすっとハンドクリームを手に出してくれたり、車の乗り降りでも、お母さんが毎度補助してくれたり、相川さんが傘をさしてくれたり、お姫様気分をたくさん味わわせてもらうとともに、みんなの優しさ、気の遣い方をお勉強させてもらったようにも感じます。おもてなしする心は本当に素敵なものだと思います。
 私も常に、こうした優しい気持ちを持ち続けられる人でありたいです。

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 夕食には、立派な鯛と、岸本家のひでゆきさんから、かにグラタンもいただきました。まことちゃんが温かいままで食べられるように、鯛を焼いてくれました。
 ふわふわの身がすごく美味しかったです。成人を迎えた人のなかで、尾頭付きの鯛を食べているのはこの3人だけだと思います。と冗談交じりにお父さんは仰っていて、貴重なお魚をいただけることが、とてもありがたいことだと感じました。

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 私たちは幼いときから生きにくさを抱えて、利己的な考え方や利己的な仕組みなかで生きていられないと思っていました。摂食障害になって、生きる事を拒んで、いっそ死んでしまえればいいと思っていました。
 なんでこんなにも残酷なのか、どうして周りの人たちは前に進んでいけるのか、どうして私だけ一人穴の中に落ちていって、取り残されてしまっているのか。
 誰の姿も見えない、暗闇の中で一人叫び続けていました。助けてほしい、けどもう助けないでほしい、もう生きてくない、けどちゃんとした生き方をしたい、自分の役目を全うできる、曲がった価値観のない場所から全ていちから、人生をやり直したい。どう願っても、どうあがいても、叶いようもない願いでした。

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 だけど、今、分かる事は、当時前に進んでいるように見えた人がみんな前に進んでいたとは限らないということ、そしてその時の苦しさを、同じように味わい、悩んできた仲間と出会う未来につながったこと。あの時は自分に必要な時間であったということ。苦しかった。死にきれないことが苦しくて、こんな中で生き続けるなんて考えたくもなかった。けど摂食障害になり苦しんだ時間があったから今こうして自分の役割と向き合っていける、役割を果たそうと思えていると感じました。
 まだまだ発展途上で、未熟な私達だけど、ここでよりよく生きるための道を教わりながら、生きられていること。なのはなファミリーに来ていなければ、こんな時間はなかったと思うし、20歳まで生きていられていたかも分からないです。
 14歳頃から、ぼんやりと死んでしまいたいと思っていました。
 こんな私で生きていくなんて……。死んでしまえば全てから解放されて楽になれる。
 摂食障害になってからはっきりと死を考え始めて、成人を迎えるだなんて、夢のまた夢。いや夢とも思いませんでした。来てほしくない未来。大人になりたい、一人自由の身になりたいという希望はあっても、成人式というものがなんのための式典か、さっぱり分かりませんでした。
 ありがたさを胸に、謙虚に生き続けなければいけません。そしてより良い方向へ向かうための道を切り開いていきたいです。

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 成人式の準備の期間、お祝いの言葉、気持ちをたくさん受け取りました。成人式なんて、自分には来ないでいいと、それまで生きていないだろうと思っていました。
 今、こんなにも晴れ晴れしい気持ちで、心の底から幸せを感じられる事が信じられないです。 「成人おめでとう」という言葉をもらえて、それがこんなにも嬉しくて、温かい気持ちになれるなんて、思いもしませんでした。
 お父さんのお母さんのもとにいて、大切な仲間と共にいられることが、誇らしく思いました。
 なのはなファミリーで見つけた希望を信じて私は生きていきたい。お父さんのお話を聞けた時間が嬉しかったです。

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 私は4月から看護学校へ通います。看護学校に行くことだって、手段にしかすぎない。その場で成長できるかどうか、得るものもその人の心もち次第。より沢山のものを吸収したい人は、それに見合っただけの成長がある。
 お父さんはお父さんとしての成長をし続けて、私は私としての成長し続けていく、並走していく。同じなんだと、そう言ってくれました。
 勝央町を盛り上げる、ソーシャルフィールドをつくる、社会を担う、一人としての自覚をもって、頑張りたいと思いました。

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 20歳の門出を、こうして穏やかに迎えられたことが本当に嬉しく、ありがたい事だと思います。
 この一つの大きな節目を大事にして、守るべき人を守ることのできる人になっていきます。

(成人式の感想文 そな)