「あたたかい世界」 ゆうは

1月6日
 
 心があたたかくて、幸せな一日。
 今日の午前中は夏野菜の撤去に入らせていただきました。
 久々の畑作業、嬉しくないわけがありません。
 張り切って畑に向かいます。
 まずはオクラの撤去。
 さくらちゃんが笑顔で「オクラほりです。」と言ってくれた言葉通り、一人がスコップを入れ、一人が引っ張り、掘りながら引っこ抜いていきます。
 芋とは違い、傷を恐れることなく豪快に作業出来て楽しかったです。
 お次はナス。
 まずは大量のスズランテープ外しから。
 みんなで畑に散り、地道に一つひとつのスズランを取っていきます。
 卒業生のまゆみちゃんが一緒に作業をしてくれて、畑にはりょうた君、おとちゃんもいてくれてにぎやかな中の作業が嬉しかったです。
 途中、りょうた君が遠くから「お母さーん、来てぇー。」と呼んでいたのですが、まゆみちゃんは作業を続けながら、「はぁい、おいでー。」と答えていました。
 あたたかい声だけれど、のんびり身構え手を止めず、逆に呼び寄せているまゆみちゃんに思わずみんなクスリと笑ってしまいました
 そんなやり取りを10分、15分くらい続けて、観念したりょうた君がまゆみちゃんの元へ行くと、「あらぁ、久しぶり。会いたかった。」と迎えていました。
 二人の一連の交わした空気と言葉、そして二人の親子関係が本当に素敵であたたかくて涙が出そうになりました。
 過度に気に掛けるでもなく、鬱陶しがるのでもなく。
 自分の子供を信じ、伝えるべき愛は伝える。
 母としてあるべき姿がまゆみちゃんにはあって、正しい、本物の母親の大きな愛は、こんなにも美しく、やさしさにあふれたものなのだと知ることができました。
 この愛を受け育つりょうた君は、きっと伸び伸びと、明るい未来に向かっていくのだろうなと感じました。
 私が苦しみながらも求め続けていた光景が目の前に広がっていて、こんなにもあたたかい世界をすぐそばで感じられることが幸せだなと思いました。
 
 午後からは成人式の準備をさせていただきました。
 想像していたよりも、ずっと盛大で驚きました。
 日本中の新成人の中で一番贅沢な成人式だなと感じました。
 それを、みんなが自分のことのように喜び、楽しみながら準備してくれています。
 みんなの気持ちがすごくあたたかかったです。
 成人式なんて諦めていた自分なんかが、こんなに幸せでいいのだろうか。
 そんな気持ちになってしまう瞬間もありましたが、「自分なんか」と卑下していては、祝ってくれるみんなに失礼だと思いなおしました。
 自分が今ここで生きていて、あたたかい家族に囲まれ祝ってもらいながら、成人を迎えられることに感謝しながら、良い節目の日にしたいです。