12月18日
・自分を捨てるということ
「自分を捨てて、物語の中の人になる」ということを教えていただきました。私の場合、例えばlove of my lifeのとき。いかに自分の場所に正確に立つことができるか、そのことで頭がいっぱいで、“未来のDに会いに行って、やるべきことを見つけた主人公”のシーンのことをしっかり考えられていませんでした。あゆちゃんが、さっさとはけることと、このあとの物語を思う表情ではけることでは全然違う、と教えてくれました。
なおちゃんが「じゃあ、帰ろうか」と言ってMOFを掲げるシーン。主要役者たちが、雲に隠れた状態のように見えづらかった、人生の目的を見つけて、そこへまっすぐ向かう感じ。その言葉を聞くだけで、すべてを語っているように感じて、ジーンときます。生きる意味を見つけた、希望のある表情を残して、かつ颯爽とはける。難しい。でも、絶対できる。
このシーンだけではないけど、絶対できる、これが正解というものをしっかりやりたいです。
・去り際
倉太郎たちが「では、行ってまいります」と、洞の中に入っていくシーン。周りの人を大事にしなかった前世をしっかり反省し、来世は周りの人を大事に、そして立派なスポーツ選手になると決意して、その場を後にする。そんな意思を、背中で物語る。私はまだへたくそだから、気持ちを動きで表現することが、とても難しいことだと感じています。気持ちが足りない、やりすぎるくらいではないと伝わらない。いろいろな問題があると思います。でも、一つ言えるのは、私は倉太郎をさせてもらって、倉太郎という人物が大好きになった。だから、その人物になりきること。なりきって、「スポーツ選手になる」と確たる決意を胸に舞台を去ること。それだけは徹底して、もうこれ以上強い気持ちを出せないくらいに去り際を大事にしたいです。
