9月1日のなのはな


桃の収穫は晩生品種を残すのみとなりました。
品種の切り替わりで収穫量が落ち着いている期間に、桃の手入れなどを進めています。

今年の5月末、幹から赤いヤニが出てきてしまい、急激に枯れていく急性枯死病の病徴が見られる樹が5~6本ありました。まだ枯れるとまではいかなくて、袋がけをしながらよく見ると葉に少し勢がない程度でした。これまでに急性枯死病で枯れてしまった樹が数本あり、この樹は今年収穫まで結び付けられるだろうか、という状態でした。
お父さんが、急性枯死病は土中の環境に問題があるのではないか、対策として土壌中の有害物質を除去できる光合成細菌(PSB)を土壌散布したら良いのではないかと教えてくださいました。

光合成細菌などの土壌散布を行いました。
気が付けば病徴のあったどの樹も他の樹と変わらず勢いよく葉を茂らせていました。
急性枯死病の症状が出てくるこれからの時期に、光合成細菌の土壌散布で対策したい!ということで、2日前からまずはお試し1本分、光合成細菌の培養をはじめました。

種菌の光合成細菌に水と、光合成細菌の餌となる培養液を入れ仕込みました。光を当てて、温度管理をして培養しています。
仕込みから2日経った今朝、ゆきなちゃんと見に行くと、目で見ても分かるくらい仕込んだときよりも色が濃くなっていました。夕方になるとさらに赤みが増していて順調に光合成細菌が増えていることが分かって嬉しかったです。
これから光合成細菌を使い、土中の環境を良くして樹のコンディションを良くできたらいいなと思います。


そして、樹のコンディションを良くしたいパート2として、新桃畑では、桃の樹の近くまで生えて大きくなってしまった竹を伐採して、日当たりが良くなるようにしました。今まで日陰だったところの周囲が開けると、下側からも明るくなり、作業もやりやすそうだなと思いました。

桃の樹の枝にはもう来年の花芽がついていて、これから来年に向けて貯蔵養分を蓄える時期になります。桃メンバーのみんなで手入れを進めていけることが嬉しいです。
(さくら)
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9月になり、なのはなでは夏のサマータイムも終わりコンサートモードにどんどん近づいています。
毎日の早朝作業では夏野菜のナスや、ピーマン、ゴーヤ、きゅうりなどの収穫をしているのですが、確実に野菜の株が大きくなり、今では収穫キロ数が最高数を超えてきています。

――梅見畑 ピーマン、ゴーヤ、きゅうり
一枚の畑に贅沢、夏野菜、ピーマン、ゴーヤ、きゅうりが植わっている梅見畑。
この野菜たちも、また第2ピークがもうそろそろ来そうな予感!
とても元気そうな様子です。

特に、きゅうり。
キュウリと言えば、収穫できたとして長くて8月くらいまで…。
でも今9月になっても沢山きゅうりが取れているのです!
きゅうりは3畝分しか育ててないのですが、それでも1畝でコンテナが半分強とれるくらい!
大きくてまっすぐなキュウリたちがほとんど!
暑さもかなりあったにも関らずこんなに取れることに驚き!
その勝因はなにか? ウリ科の野菜は摘芯の時期をずらし、長期間収穫できるように手入れをしました。その手入れが大成功! 今までは8月には収穫が終わってしまっていたキュウリが9月に入ってもまだまだ収穫できています。
ゴーヤも、株自体も立派になってきたり、つるも沢山のびて天井にはうくらい……勢いの良い様子です!!

――滝川横 ナス
そして私の大好きなナス!
私はよくナスの水やりそして収穫に入っています。
真夏の暑さが少し和らぎ、まだまだ暑いのですが秋を感じる風や涼しさの気配を感じるようになりました。
気候の変化や、雨の力でナスの株がある程度の大きさになって暑さにも強くなったこともあり、ナスの株が一段階グンっと大きくなったが目にみえてわかるようになりました。
ナスを収穫するときに、この畑全体でナスの実のつきはどうか。というのを、掛け声にして、収穫したごとに“綺麗、傷、虫食い、マット、ビック”というナスのサイズや様子を一言にしてわかるようにみんなで言いながら収穫をしています。
それをすることで、ナスの実の全体の量、実つきの良さ(綺麗が8割で虫食いが2割などということが分かる)を知ることができ、ナスの様子を声に出すことで、皆と共有することができます。

今日もナスの収穫に行かせてもらいました。
ナスの株を見ると花がたくさん咲いていて、実の数も圧倒的に多くなっていました! うれしい!
ナスの実もほどんど全部綺麗でツヤツヤです。
いや、私的には、ナスが未熟な時からずっと水やりをさせてもらってナスの様子も見てきました。
テントウムシダマシに苦悩し、大人数の皆で虫つぶしをしたり。
元気になってくれることを願ってえひめAIやメガツイン、自然農薬の葉面散布を定期的に行ってきました。
そして追肥、肥料切れを起こさないようにみんなで協力して適期の追肥をしました。
最初は、どうかどうか、元気になってつやつや実がつきますように! と何度も願って水やりをしていたのが本当にそうなってくれて、もう静かに感動しました。

“野菜の生命力って人間が思う何十倍も、何百倍もすごいんだなぁ……”
こんなにもつやつやでぴかっぴか! そして美しい…! まぶしい……。
そう、“綺麗”というより私は、美しい…と言いたいくらいです。
そんなナスが今では、毎日最高キロ数を前後する量で本当にうれしいなと思います。

今日の作業では、そのナスに牛肥の追肥をしました。
牛肥はエルフの上に、山盛りにいっぱいに乗った牛肥!
それを、軽トラ3台分に分けて積んで行くところからです。
(んー! 牛肥のいい香り……っ!)
スコップで牛肥をさすと”スカッ” ”スカッ”っと音がなるくらい、サラサラですごくいい牛肥たち…。
スコップで軽トラに積んでいくのがすっごく楽しい! なんて、幸せなんだ。
山盛りに牛肥を積んでくだったので、エルフの中には積んでも積んでもまだ沢山ある牛肥…。
人数も入れば、積むのは一瞬!
そして畑へゴー!

畑につくと、濃くて青い空とふっくらとした雲の下でナスたちが気持ちよさそうに私たちをまっていてくれた。
”お待たせ! ナス! 今からたっぷり牛肥をやるよ!”
まずは皆でナスの追肥。軽トラからテミに牛肥を入れ、株もとに牛肥、ドサっとやっていく!
追肥をしていても、ナスの畝間が見えないくらいに沢山伸びているナスの枝のなかに入り、やっていく感じが、植物の世界に入っていくような感じがして、すごく楽しい!!
軽トラから牛肥をテミに積んでナスにまき、また軽トラへと戻っていくと牛肥が半分もなくなっていることに驚き! 速い! さすが、みんなの力!

牛肥まきはテンポよく進んでいき、次に中耕!
(中耕は私が大好きな作業だ!)
中耕は追いかけっこ方式!
気合に満ちた私とよしみちゃんで、三角法でザクザク土を牛肥を混ぜていく!
それを追って、後の皆が畝間に落ちている牛肥を株もとによせるようにして、土寄せ!
中耕をしながら自分の頭の中で「イチ、ニ、!」のリズムをとりながら、夢中になって進めて行く感じがもう、楽しくて仕方がない!!
ナス畑中が、活気のある空気と、皆のやる気で満ちていました。

それと感じたナスが喜んで私たちと同じ気持ちでいてくれているような感じがしてその時間がすごく楽しかったです!
そして最後には、かのんちゃんとまなかちゃんが、追肥した肥料に虫が寄ってくることを避けるためにナスに酢の散布をしてくれ、これで今日のナスの追肥の任務完了! これからもぐんぐん大きくなってね!
以上、夏野菜の今の様子でした!
(すにた)
