「木の長い歴史の一部に」 ほのか

8月18日
 
 今日も、とっても楽しい1日でした。
 朝はさくらちゃんと2人で桃畑のブルーシートをはぐってから、池上と夕の子のネット際の草を手刈りしました。
 1本のポールからさくらちゃんと分かれて、最後に出会うルートで進んでいきました。池上は思っていたより広くて、少し時間が掛かってしまいました。
 太陽が差してくるのと、鳥の声が大きくなっていくので、早朝から時間が進んでいく感じが下を向いていても感じられました。
 この頃はずっと収穫だったので、こうして草や土と戯れるのは久しぶりで、すごく楽しかったです。(カマは柄を長く持つのが良いか、短く持つのが良いか、よくわからず、どっちが正しいのかな? と思っています)
 私もいつか草刈り機を使えるようになったら、畑の中も綺麗に刈れたらいいなと思います。

 夕の子の最後のネット1枚を始めたときは、時刻は8時53分でした。最後の最後で草が一番茂っているゾーンにぶつかりました。まるでフルマラソンの最後10kmのように、ゴールは目前なのに果てしなく続いているように感じました。けれど、そう感じたのも一瞬。すぐにさくらちゃんといきあって、ギリギリで終わらせることができました!
 急いで帰ったら朝食に間に合って、今日もご飯がおいしかったです。
 綺麗になった桃畑はより一層空気が澄んでいるように感じられて、木が喜んでいるようでした。今収穫が終わった木はネットもブルーシートもポールも何も無くて、木が野生に戻った感じがします。桃は唯一、人の手を掛けないと取ることができない作物だとお父さんが仰っていたのを思い出しました。木の長い歴史の一部に携わることができて、私は幸せ者だなと感じます。

 今日も午前中に縁日準備に入りました!
 今日は射的の鉄砲を加工する作業をさせてもらいました。とってもセンスが必要!! そう思いました。ただ紙を貼っていくだけなのに、どのような向き、組み合わせで貼っていったら良いか。それと、たくさんの人の手に渡されて使っていくので、丈夫に仕立てなくてはいけない。さとみちゃんのアドバイスをもらいながら、明日良い風に完成させたいです!

 午後は久しぶりの集合が本当に嬉しかったです!
 お父さんとお母さんのお話をみんなで聞く時間。1日の中であるとないのとでは、気持ちの安定感が全く違うなと思います。
 集合に出られない時、自分の中でどう考えたらよいかわからないことがあるとき、お父さんお母さんだったら、こう考えられるかな、と想像するのですが、すっきりしないことが多かったです。直接集合でお話を聞くことができて、こう考えたら良いのか、と疑問がすっきりしていきました。物事に対する評価の仕方についても、
「なのはなの子として、正しい評価ができるようになってほしいと思う」
 とお母さんが話してくださったことが、ありがたくて嬉しかったです。
 それと、ずっとぼんやりと気になっていた個人的な相談も、お母さんに相談させていただけて嬉しかったです。自分の中で考えてもどうしたらよいかわからないことを、変な遠慮をせずに、お母さんに相談させていただいて、話を聞いてくださったことが嬉しかったです。ずっと言うか言わないか迷ってずっとぐるぐるしていたけれど、今日話すことができてすっきりしました。お母さんが、
「ほのかは今、表情も穏やかだし、スタイルもちょうどよいと思うよ」
 と言ってくださったことが、嬉しかったです。確信を持って、これからも前向きに頑張れそうだな、と思います。

 午後、選果ハウスで、1人で糖度測定をしました。
 バイアス調整は前回やったときはうまくいったのですが、今日は少しうまくいかなそうな気がして、あけみちゃんにヘルプを求めました。
 あけみちゃんが、桃の持ち方、置き方、包丁の刃を入れる角度など、緻密に事細かに教えてくれました。
 桃の縫合線は地面と平行に。糖度計の光が当たっていた丸い部分をしっかり親指でおさえて、その真ん中を一度包丁の背で当てる。
 一緒にもう1玉で試したとき、左右差が0になってうまく調整できたときは嬉しかったです。
 私はちょっと正確性が足りなかったなと思い、糖度測定はより緻密に、正確に、集中してやっていかなくちゃいけないな、と思いました。
 明日は、りなちゃんがいてくれる予定なのですが、一人でもバイアス調整をうまくできるようになりたいです。

 作業は17時30分ごろに終わり、急遽でしたが夕食の桃カットへ行かせてもらいました。
 さやねちゃんが清水白桃と白麗の熟れているものを選別してくれて、持っていきました。当初は、席の列で品種をわけようか、と話していたのですが、桃を洗っているときに、
「お父さんとお母さんは味の食べ比べができたら良いでしょうか」
 と私が話すと、さやねちゃんが、
「いいね、みんなも食べ比べできたらいいよね」
 と言ってくれて、配膳の方に相談してくれて、OKをもらうことができました。用意していた陶器をしまって、ガラスの器を用意しました。
 ガラスの器の柄が交わっている方に清水白桃、反対側に白麗。皮をむくと、包丁を入れずとも皮がイチジクのようにぴーっとむけました。
 時間が迫ってきていたのですが、お仕事帰りのまみちゃん、作業を終えたふみちゃん、ゆきなちゃんたちも来てくれて、最終的にはシンクに桃メンバーが勢ぞろい、という感じて桃を切って並べていきました。
 食卓に並んだ桃が綺麗で、ひろこちゃんのお誕生日が、素敵な夕食になりました。
 みんなも喜んでくれて、すごく嬉しかったです。
 いろんな人に「清水白桃と白麗どっちがおいしかった?」と聞いたら、およそみんな清水と答えていたのですが、実は私は白麗でした。かのんちゃんに同じように聞いたとき、かのんちゃんだけは白麗と答えていて、心が通い合ったような気がして嬉しかったです。

 リビングでは、肝試しチームの人が話し合いをしています。私は今までおばけが怖くなかったし、そもそもおばけなんて存在しないと、神の後ろ盾のようなもので守られていたけれど、それが無い今は結構怖いです。
 浴衣選びも金曜日にあると聞いて、それがすごく楽しみです。

 さくらちゃんが、明日の予定を紙に書いて、配ってくれました。
 明日は、日中は収穫をしてから、夕方はあけみちゃん、ふみちゃん、ゆきなちゃんと26アールの水やりをする予定です。
 26アールの水やりは、前回やったときすごく大変だった記憶があって、ちょっとドキドキしています。けれど、このメンバーとならかなり心強いなと思うし、今はネットが無いから引き回しが多少楽かな、と思います。前回やったときの反省点を思い出して、明日はうまくできるように頑張りたいです。

 明日はだいすきなゆきなちゃんのお誕生日で、本っとうに楽しみです!
 もう5回くらいこのことを誰かに話しているような気がします。
 みんなでお祝いできるのが楽しみです!!