
・コンサートを通して得た気付き
今回のウィンターコンサートで私は大きな気付きを得ました。それは、人間にはネコ的な要素が必要だということです。
私は今回、コンサートの中で主人公、ネコになる少女じゅりをレンタルする母親役として演劇をさせていただきました。
猫をレンタルした母親として、ネコのレンタルファミリーとしてコンサートまで練習する中で、私は猫をレンタルした私自身が、一番、ネコからは程遠いと思いました。
自分の中にネコの要素がない。反対に、なのはなに来るまでは自分の中にネコ的な要素を持つことを許せなくて、そして、ネコ的な人の存在のことも許せなくて、ものすごい小さく視野の狭い世界の中で、自分なりのルールや正しさを求めて生きてきました。
ですが、今回の脚本を初めて読んだ時、「そうか、だから私は苦しかったんだな」ということを感じました。
ネコは決して仕事をしないわけではないし、楽をしているわけではありません。そうではなくて、ネコのようにただ誰かの側で微笑みながら存在する事。
なのはなにきたばかりの頃、色々な人に「ただいてくれるだけで嬉しいよ」と受け入れてもらいました。そして、私もなのはなにきたばかりの人たちに、「何ができてもできなくてもいいんだよ。ただいてくれるだけで私は嬉しいよ」と伝えてきたけれど、それはどこかで、言葉だけで自分自身には入っていなかったなと思います。
でも本当に、何ができるできないとか、能力や評価なんてどうでもよくて、ただ、利他心で存在しているだけで、周りの人に与える優しさや、喜びは大きいんだなと思いました。
そしてこれまで私は、ネコを許さない人として、利己的な価値観で生きてきたことに気が付きました。
何か大きなことをしなければいけない、何か役に立たなければいけないと焦って、自分を追い詰めて、役に立てていない自分を責めてきました。
だけどそれは間違った頑張り方、自分への縛り方でしかなかったから、たとえ私が善意で頑張って、一生懸命に生きていても、すべて空回りしていました。
そして、そんな風に空回りしてしまうのが悔しくて、人や状況のせいにして見たり、「どうして私はこんなに頑張っているのに」「真面目にしているつもりなのに」と思い、評価や見返りを求める気持ちを無意識に持ち続けていたことかと思います。
このコンサートを通して、私はじゅりそのものだと思いました。そして、なのはなファミリーに出会った私はじゅりのように、いくらでも変わっていけるのだと思いました。
レンタル猫ファミリーの母親としてステージに立ち、
「あなたはネコだけれど、ネコさんと共感できている、分かりあえている、私の一生懸命さをちゃんと見てくれているという、歓び」
という台詞を言った時、今の自分も過去の自分もすべて、許されたような気持ちになりました。
私はネコ要素がなかったから、家族とも誰とも本当の共感や理解を得られなかったし、いつも当たりの強い関係しかとれなくて、我を通し過ぎたり、意志を貫きすぎたりして、でも真面目な気持ちでいるつもりだから、周りからの評価と自分自身の感情が不釣り合いでした。
そして、この脚本を通して、もっともっと私は、自分自身も許して、周りの人も許して、目の前にある幸せや共感、理解を大切にしていきたい、そこに幸せがあるんだなということを感じました。
ウィンターコンサートではたくさんの大好きなシーン、台詞があり、それらすべてが私にとって、宝物です。そして、その台詞やキャラクターの存在が自分の中で永遠に生き続けることを感じ、私はこれから先も、この脚本の中のキャラクターたちの存在に助けられて、道を示してもらうのだと感じました。
ゆめのちゃんも私自身だと思います。
小学校の頃に虐めにあって、摂食障害になって、中学の頃から学校にも行けず引きこもり。
だけれど、そのカードを選んだのは私自身で、そのカードは私を引きこもりだけの人生にはさせませんでした。
私になのはなファミリーという出会いをくれて、希望のある未来を作っていく道を教えてくれました。
だからこそ、そのカードに見合う生き方、そのカードを全うする生き方をしていきたいと感じました。
チェロキーや200年後の未来のシーンでは、「I KIN YE」という言葉を知りました。
そして、ウィンターコンサートが終わった今、これからKIN NHFを作っていくのは自分たち自身で、今からが始まりだと思うと歓びを感じます。
200年後の未来で示してくれたような世界を作っていけるように、そんな世界を希望に思い、今いる仲間と手を繋いで社会、世界を変えていきたいです。
その為にも魂磨きを続ける生き方をしていきたいです。
本当にたくさんの仲間、家族、そして卒業生やボランティアの方々に支えられてコンサートを迎えられたことが嬉しいです。
本番はとても一瞬でしたが、本番で感じたお客さんからの温かい声援や拍手、お客さんと言葉は交わさなくても心で会話できているような感覚を忘れないようにしたいです。
そして、本番で感じた仲間との絆、あの瞬間、あの場面、あの景色を心に焼き付けて、これからも謙虚に、魂磨きを続ける生き方を続けたいと思います。
今思い出しても涙がこみあげてくるくらい、仲間の存在を強く感じたコンサートでした。
たけちゃんやまりかちゃんという小さな仲間もいて、1人ひとりを大切に尊く思うコンサートでした。
コンサートまでの期間、喫茶や企画、グッズ係の方でもポップやしめ縄、チラシを作ったりする期間も楽しかったです。
短い感想文になってしまいましたが、たくさんの気づきを得るコンサートとなりました。
【ウィンターコンサート2025 感想文集】
❖「“ゆめの”を演じて」 ゆうな
❖「初めての舞台、伝える側になれた喜び」 ここの
❖「良い生き方を求めることに誇りをもって」 ゆうは
❖「永遠になる一瞬をみんなと積み重ねながら」ほのか
❖「閻魔大王として舞台に立って」みゆ
❖「人間にはネコ的な要素が必要だということ」ななほ
❖「生きていく道標」まなか
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