「水が流れ出して」 ここの

8月31日

 ついに8月も今日で最終日。近隣の田んぼはもう稲刈りが終わったところもあったり、まだ多少の暑さは残っていますが、夕方は涼しい風が吹き、日が落ちるのも早くなって秋の訪れを感じます。
 早朝作業では収穫嫁入りでした。今日も昨日に続いてナスが11コンテナ採れたり、今日はゴーヤの収量が多くてなかなか朝の時間だけで嫁入りまで終わらせるのが困難になってきました。なつみちゃんが、畑用定規を当ててサイズを確認する回数を減らしてできるだけ収穫を早く終わらせたいと言ってくれて、私もそろそろ適切なサイズを頭に入れて迷う時間を減らしていきたいなと思いました。でも、野菜がとてもきれいになってきていることを、収穫していても嫁入りしていても感じていて今、やっと暑さが和らいで野菜も元気になってきているので、しっかり手入れをして、この調子で株が大きくなってくれたらいいなと思います。

 午後からはまずOMTがありました。少し前、お母さんと話してみようの時に、お母さんが「OMTが出来たらいいね」と言ってくれて、自分ではあまり気が付いていなかったのですがいろいろとため込んでしまっていたんだなと思いました。なので昨日、今日とOMTの時間があって、とてもうれしかったです。やっぱり、どんな些細なことでも誰かに聞いてもらうだけで気持ちが軽くなって、自分が聞いていても、たくさん共感出来て、こうしてみんなと理解し合ってお互いに高めていけることがうれしいなと思いました。

 そのあとは楽器のパート練習で、昨日の合わせの時にあゆちゃんから教えてもらったことを思い出しながら意識して練習していきました。今までは正しい音を正しいリズムで吹いてスピードについていくことに必死でしたが、昨日の合わせの時に、もっと全体の音を聞いて、自分のパートだけでなくみんなの役割もしっかり分かったうえで演奏しないと音がバラバラになってしまうんだなと思いました。このことをふまえて私はまずは楽譜を手放そうと思いました。昨日の合わせでも楽譜を見ていると楽譜ばかりに囚われてしまい周りの音がなかなか聞こえてこなかったり、あゆちゃんの指揮も見れなくてずれてきてしまうなと思いました。今日練習してみて、「やった! 楽譜なしでも吹けた」と一度は思ってもう一度挑戦してみると途中で詰まってしまって、まだもう少しだなと思いました。次の合わせの時までにしっかり覚えて吹けるようにしたいです。

 夕方の作業はまえちゃんと田んぼの溝切りをしました。畑の溝切りはやったことがありますが、田んぼをしたのは今日が初めてでした。私はまだなのはなの田んぼがどこなのか区別があまりついていないくらいで、田んぼの作業は少し緊張しました。名前は分からないのですが、初めに小屋が隣にある田んぼの溝切りをしました。
 まえちゃんにやり方を教えてもらって、溝までくわで土を掘って水の通り道を作っていきました。土や草をなるべくきれいにあぜの上にあげて、溝切りというよりも溝さらいという感じでやっていると途中で赤い何かが見えて、なんだろうと思ったそれは小さなザリガニでびっくりしました。溝がつながると水が流れ出していくのがとても気持ちがよくて、うれしかったです。

 そのあとはこの前の雨で倒れてしまった田んぼに行きました。話には聞いていましたが、実際に見ると想像以上に大変なことになっているなと初め見た時は思いました。でも、まえちゃんが今は水を抜いているから稲自体には影響はなくて、これが穂の部分が水に浸かってしまうと根が出てきてしまって、くず米が多くなるということを教えてくれました。今週にまた結構な降水量の雨が降ると聞いたので、稲に影響がでないといいなと思います。あと、田んぼによってどこの水路から水を止めたり、出したりしているかが分かったり、須原さんが作ってくださった水門の仕組みを理解してまえちゃんが水を調節してくのが見ていてとてもおもしろかったなと思います。普段の畑作業の中でたまにいつもと違う場所での慣れない作業も、新しい経験になって楽しいなと思いました。 
 明日から9月。また新たな気持ちで頑張りたいです。