8月29日のなのはな

中学校の部活動が地域クラブに移行されるということで、なのはなファミリーもその移行場所となり、これから中学生と合同の地域クラブを担っていくことになりました。
今日は移行前の体験日。地域クラブとしての吹奏楽部の活動がどんなものになるのか、なのはなファミリーとの音楽活動はどのような様子なのか、それを見学してもらうために中学生がなのはなに来てくれました!
中学生が来てくれる前の私たちはドキドキです。中学生が一緒にやりたいと思ってもらえるような場所にしたい。掃除も、楽器の演奏もダンスも、力が入りました。

中学生が到着して、いよいよ初対面、13人の中学生が入ってきてくれて、胸が高鳴りました。いつも古吉野で演奏を聞いていただくとなると多くて5人くらいの前での演奏だったのですが、今日は学校の先生やなのはなでドラムを教えてくださっている和田さん含め、15人くらいの方が前で見てくださり、いつもより多い方の前がまじかで見てくださったことがとても嬉しかったです。

純粋になのはなの演奏を楽しんでもらいたい、という気持ちと同時に、私たちと歳が近いからこそ、一緒に次世代を作っていく世代だからこそ、伝えたいものがありました。ビューティフルピープルの「高級シャンパンや、ステータスを求めるビューティフルな人になる必要はないんだ」、ホワイトフラッグの「私は決して倒れない。白旗は上げない」という戦いの気持ちなど、一人でも気持ちを受け取ってくれたらいいな、と思いながら踊りました。そう思っていると、自分自身の気持ちが凄く満たされるような、癒されるようなかんじがしたり、地域の人との繋がりが強くなっていくことを実感しました。中学生の子が真剣に見てくれて、嬉しかったです。

さっそく、それぞれのパートに分かれるための顔合わせです。フルート&ソプラノサックスのパートに来てくれた子は、3年生のフルートの子でした!顔合わせの時は緊張している面持ち。私たちも緊張しつつ、でも嬉しさ100倍といった感じでした。パートに分かれてからの他己紹介でも、柔らかい笑顔を浮かべてくれていたり、質問にもたくさん答えてくれました。
私たちのパートに来てくれた子は、読書が好きで、文豪の作品が好きだったり、吹奏楽部で演歌を演奏するようになってから演歌にはまり始めていることなどを教えてくれました。今、ゲームとか推しとか、そういう影響が強い世の中だけれど、今日来てくれたような子もいるんだなと思うと、凄く温かく、安心した気持ちになったり、希望に感じたなと思います。礼儀正しくて、中学生ならではのピュアさが可愛かったです。



楽器の練習では、なのはなでやっている腹式呼吸やロングトーンから行いました。ロングトーンをしてすぐ、その子の大きくて、澄んだ綺麗な音が聞こえてきて、すぐロングトーンの基準が中学生の子になりました!何かプラスの影響をと思っていた身としては(申し訳ない?)と思いつつも、その子の楽器への向かう姿勢や今まで積み重ねてきたものを感じたなと思います。

練習を初めて一時間もしないうちに、全体のパイレーツオブカリビアンの合わせの時間になりました。いつも、なのはなのみんなでやる時もぎゅうぎゅうな音楽室でしたが、13人も加わると(入るのか?)と思うほど密になっていました。金管楽器のベルがすぐ後ろにあるくらい、ぎゅうぎゅうな音楽室に、嬉しさが倍増しました。



一回目の合わせ。一回目の演奏から大大大迫力でした!なのはなにはないチューバやホルンなどの音色も加わったりして、音の厚みが何倍にも増しました。お父さんとお母さんも「明日にでもコンサートができそうなくらいだね」と言ってくださいました!

そこからは、あゆちゃんが見てくれ、音のイメージ、描く情景や、雰囲気を区切りながら伝えてくれます。全体で、同じイメージを持って、地を這って向かってくる感じ、そこからサビにかけての盛り上がり。と思えば、ジャック・スパロウの歩き方を思わせるような、ちょっとコミカルな音。一つ一つの音に表情がついていくように、どんどん変わっていくのを感じました。私たちは前々からイメージを聞いていましたが、初めて一緒にやった中学生もすぐにそのイメージに合わせて音を奏でる姿が流石吹奏楽部!という感じでかっこよかったです。
中学生と、音を作り上げていく時間が本当に濃くて、楽しい時間でした。


何度か合わせて、合奏をしていく中で、心の距離が縮まり、最後には各パートが中学生と打ち解けている空気で、穏やかで、優しい雰囲気に包まれていました。
中学生が来てくれる前、あゆちゃんが「なのはなファミリーが中学生の居場所となれる場所であれるように」と話してくれました。ただただ自分たちの活動だけではなく、地域の居場所となれる場所。安心できる場所。そういう場所があるとないとでは、全然違うなと感じます。


今日、来てくれた中学生が一人でも、楽しかった!一緒に音楽を作っていきたい!と思ってくれていたら、そして、なのはなの輪が繋がるように地域活動がスタートしていったら、本当に嬉しいなと思います。
これから繋がっていく輪を想像したらとてもわくわくします。中学生と音を作れた時間が幸せでした!!
(あや)
