「飛んできてくれる人がいる」 のりこ

8月12日

 今日は久しぶりに雨が降って、畑にとって恵みの雨になって嬉しかったです。
 夕食に、りゅうさんが作って下さったトマトの炒め物が出て、それがとても美味しかったなぁと思います。りゅうさんが20代の頃によく作っていた料理だそうで、自分が美味しいと思っていた料理を、みんなにも作ってあげたい、と思うりゅうさんがとても優しいなぁと思いました。よしえちゃんが揚げてくれたという、マグロの竜田揚げもすごく美味しくて、作ってくれた人の優しさや、美味しいと思って食べられることに、しみじみ幸せだなぁと思いました。

 昨日のことになりますが、あゆちゃんが、まえちゃんに田んぼまで迎えに来てくれるように頼んだら、まえちゃんがすっ飛んで来てくれた、という話をしてくれました。まえちゃんがあゆちゃんのお腹に異変が起きたのかと勘違いして、飛んできた、ということだと思います。その話を聞いたときは面白くて笑ってしまったのですが、笑った後、何だか目頭が熱くなってきました。そんな風に心配して飛んできてくれる人がいる、ということが本当に嬉しいことだと思うし、そういう人に囲まれて生活できていることが、とても幸せなことだなぁと思いました。

 今日の楽器練習は、さとみちゃんやかにちゃんが見てくれました。小さい音を出すのが難しい、という質問をした時に、さとみちゃんが、「小さい音も大きい音も、吹く息のスピードは同じで、量を変えるだけ」と教えてくれました。以前からそれは教えてもらっていたのですが、言葉では理解できても、どうすれば息のスピードと量を調整できるのか分からず、さとみちゃんに聞いてみました。さとみちゃんは、下腹をカチカチにして吹くと分かりやすいことを教えてくれました。さとみちゃんは演奏している時、ずっとお腹がカチカチにしている、ということを知って、自分はすごく緩んでいたなぁと思うし、演奏するには、腹筋をすごく使うんだなぁと思いました。
 正しい音に自分の出す音を合わせたとき、自分の音が揺れて聞こえたら、それは自分がの音が低いということを表していて、口を締めたら正しい音に近づくこと、反対に相手の音が揺れて聞こえたら、自分の音が高いので口をゆるめる、ということも教えてくれました。
 その後、かにちゃんがタンギングの練習に力を入れてくれて、いつもと少し違う練習で進めてくれて、それもすごく分かりやすくて、楽器練習の時間がとても有難かったです。

 私は教えてもらっても、ちょっとよくわからないな、と思ったり、頭では理解できても実際にそれをどうやってやるのか分からなかったりして、なかなか進歩がありません。せっかく教えてもらっても、それを自分の中に入れて、成長に繋げられないことがすごく残念に思うことがあります。そういうのも、やっぱり自分が上に立ってしまっている、ということなんだろうなぁと思います。もっと謙虚に相手から言われたことを素直に自分の中に入れて、成長していきたい、今までの自分を捨てて新しい自分に変わりたい、と思っています。