7月26日
見えてきた世界
25日の夜、あゆちゃんやゆうなちゃん、何人かの人たちと集まり、海に向けてどう動くかという、作戦会議が開かれました!!
私は今回、全体を見る実行委員をさせてもらいました。
する事、それは10分に一度、点呼することを呼びかける事や、おぼれている人がいないか、ブイを越えている人がいないか、みんなの安全を見たり、スケジュールを頭に入れてタイムキーパーをする!!
「安全に行けるか、おぼれる人がいないか、そこが、心配」と、あゆちゃんの言葉を聞いたり、実際、海に行きタイムキーパーや安全チェックをしていて、私はあることに気付きました。
いつも、イベントは、楽しみな気持ちだけで、なにか責任をもったり、全体を見たことがなかったから、ただただ楽しみな気持ちだけだったけれど、そこには安全を確かめてくれている人、タイムキーパーや点呼をして引っ張ってくれる人、準備をして片づけをする人がいて、その人たちのおかげで楽しめていたんだ、楽しみの裏には、支えてくれる人がいたんだ、と気づきました。
自分は、少し子供すぎたかもしれません。ただ遊ぶだけを頭の中に入れてしまっていました。だけれど、実行委員としてテントを張ったり、最後まで片づけをしたり、タイムキーパーやみんなの安全をチェックするという引っ張る側に立った時、初めて楽しみな気持ちだけじゃなくていい意味で緊張感が出てきたり、責任感が生まれました。
楽しみに行ける、その裏側に支えてくれる人がいたこと、その見えていなかった大事な部分が見えました。自分もただ遊んではしゃぐだけの人じゃなくて、実行委員として、みんなが安全かどうか、準備や片付けもしたりして、みんなを引っ張る人として居られたことが嬉しかったです。
〇人生、まさかの展開
夜の会議が終わると、さっそくゆうなちゃんと明日どうするかを話しました。
「お昼、10分前には呼びかけよう」
「朝、10分前ぐらいになったら、出発10分前です、と言おう」
と、たくさん2人でどうするか、話し合えた時間が凄く嬉しかったし楽しかったです。ゆうなちゃんが一生懸命に、スケジュールを頭に入れようとしている姿、一緒に話していても、これはどう? とよりよくなるように話してくれるゆうなちゃんの姿が、本当に綺麗でした。一生懸命って素敵だな、綺麗だな、そう胸いっぱいに感じました。
最後の頃、2人でぶつぶつ言いながら覚えあった時間が、私の中ですごく楽しくて印象に残っています(笑)
まさか、あんなにバチバチしていた子とこんなにも仲良く同じ役割を果たすためには、どうしたらいいか一緒に話し合う時が来るだなんて、あの時には思いもよらなかった展開です(笑)
私も、ゆうなちゃんもお互い成長して同じ志を持つ仲間として、また一緒によりよく進んでいけるんだと思うと、すごく嬉しいです。
たとえ、今その時がどんなに仲が悪くても、成長したら今の私とゆうなちゃんみたいに同じ役割を果たすために、どうしたらよりよくできるか仲良く話し合い、一緒に前に進めるんだな、と1つ実体験としてまだ見ぬ誰かに話せるであろう事が増えました(笑)
〇車の中も
実行委員車として、行きました!!
そこには、相川さんもいてくれてすごく豪華なメンバーが揃っていました。となると、行き帰りの車は大盛り上がり!!
海に行くのも、もちろん楽しいけれど、車の中もすっごく楽しい時間です(笑)
たくさん車の中で話したり、相川さんに聞いてみようをしてみたり、車の中で朝食を食べたり、海が見えた時にみんなで窓を見てはしゃいだり、まだ海についていないけれど、幸せな気持ちでいっぱいでした。
過去の家族だとか、友人とかと海に行くよりも、今の家族、なのはなの仲間と一緒に行く海が誰と行くよりも楽しい!! 今はそう思います。
〇しゃち!
自由時間!! 私はどうしてもシャチの浮き輪に乗りたい気持ちでいっぱいでした。
だけれど、意外とそのシャチに乗るのが難しいんです!
毎回、相川さんや周りにいる人が乗れるように全力で協力してくれたり、ある時は6人ぐらいで取り囲んでくれてまりちゃんと2人に挑戦したり!
その時は、シャチに乗れたことだけが嬉しかったけれど、今思い返してみると、乗れるように全力で協力してくれる人が何人もいた事が凄く嬉しかったです!!
まりちゃんとシャチに2人乗りをしてる時、すごくバランスが良くてなぜか前に進んでいて、私たちすごいな、と思っていたら、まさかの相川さんがずっと後ろからバランスを保ち押してくださっていました!!
シャチの大きな尻尾で見えなかったけれど、そのことも凄く嬉しかったです。作業じゃなくて、こうした思いっきり遊ぶ海で、一緒に遊んでくれる人や、付き添ってくれる人がいて、それも思いっきり楽しいというのはなにか初めての気持ちで、本当に凄く嬉しかった。海ってこんなに楽しくて、幸せと思えるものだったのか、そう思いました(笑)
〇大きな自然を感じて
魚はいるかな、と探していた時、遠くから、「かのんちゃん、魚いたよ!!」と声が聞こえました。そう声をかけてくれたことも嬉しかったです!! ゴーグルをつけてのぞいてみると、そこにはしましまの魚や小さな魚がいました!!
そして、これまでにない気持ちがそこにはありました。私は、これまで海が怖かったです。なぜなら魚が怖いから。だけれど、今回は全く怖くなくて、みんなと一緒に魚を見たい! そんな気持ちでいっぱいでした。本当に、ふとした時に、自分がみんなのおかげで変われたなと思う事がいっぱいあるなあ、と思い感謝の気持ちでいっぱいです。
立っているだけでも、海が透き通っていて、底の砂が見えたりもして、そのきれいな海やまっすぐにどこまでも広がる水平線を見ていると、自分の心まですっきりとしていくような感じがありました。
〇講評の時間
砂の彫刻コンテスト!!
作るのも楽しいけれど、私が1番楽しみにしているのは、お父さんお母さんの講評の時間!!
今回のテーマは、動物のどこかの3パーツ!!
お父さんは何点ぐらいかな、お母さんは何点かなあ、と予測してそれがあっていて、当たった時は、宝くじが当たったみたいに嬉しかったり、自分がこれは、わからないな、と思った時でも、お父さんお母さんがどこを見ているか、どこを評価して、なんでその点数にしているかを聞けることも、ものすごく嬉しくて大好きな時間です。
どこまでもお父さんお母さんの考え方を吸収できる事が嬉しいし、こうして、一見ただの遊びでの評価基準だったとしても、信頼できる人から学んだラインだと思うと、つぎに自分で考えるときも、気持ちが楽になるな、と思います。
〇海での!?
夏の海でのスイカ割り! 夢に思っていたことが、なのはなでは本当に叶っちゃうんだなと、思います(笑)
海を背景に、砂浜で目隠しをしてスイカに向かう姿や、スイカが割れた瞬間に見える綺麗な黄色。本当にこれは、夢? と思ってしまうほど、とっても嬉しい時間でした。
これまで、海で遊ぶと思うと泳ぐことだけだったけれど、それ以外にも自分たちで砂を使ったレクリエーションをしたり、自分たちで育てたスイカやマクワウリを使い遊んだり、本当に何から何まで自分たちで考えて、お金をかけないでも自分たちで生産して遊んで楽しめる場所があることが本当に嬉しいです。ただ楽しませてもらう、消費する遊びじゃなくて、1から自分たちで生産する遊び、それはどんなお金がかかっている遊びよりも、気持ちがすっきりしていて、心から楽しいものなんだと気づきました。どこまでも生産する人として、作業も遊びもしていきたい、そう思ったし、そういうようにしようと思えばできる環境が目の前にあることが本当に嬉しいです!
〇当たり前じゃない
自由時間では、何人かの人で1人を囲んであげてみたり、泳いで本気のリレーをしたり、貝殻を拾ったり、足を上にピンと上げたりして、思いっきり遊びました!!
本当に楽しい、幸せそんな気持ちで胸がいっぱいでした。だけれどそんな時でも、点呼は忘れずに、危ない人はいないかを確認したり。本当に、ただ遊ぶ、はしゃぐ人ではないので、そう思うと見えてくる景色がいい意味でがらっと変わりました。
話は戻るのですが、そう無邪気におもいっきり遊べて本当に幸せと思える今が当たり前じゃないんだ、という事、気持ちに開放感があることに気付きました。
肌が焼ける事や、食べ物の事や、体型の事、どう見られてるかとか、そうした症状にとらわれたり、どこかに気持ちが縛られて、なのはなに来るまでは、海を楽しめなかったです。なのはなに来てからも、しばらく、どこか気持ちに縛りがあったように思います。
だけれど、今日の海は違いました。遊んでいても、どこにも気持ちが逃げずに本当に心の底から楽しい、そう思えました。今は、当たり前になってしまったり、ふとしたら忘れてしまう事だけれど、症状から離れて気持ちが解放されて楽しいことを楽しいと思える、今があることが奇跡のようです。それと、本当に気持ちが解放されて楽しいことを見た時、こんなにも楽しいと思えるのかという事も知りました。本当に症状から離れて、縛りから離れて思いっきり楽しめる今があることが嬉しいです。
ふとした瞬間、症状から解放された事に慣れてしまい、今の状況がずっと昔からそうだったように感じてしまうけれど、そうじゃないんだ。なんでここにいるのか、それは摂食症から回復するため。絶対に、苦しかった事を忘れてはいけない、それを忘れた時、私はダメになるんだ、という事にも気づきました。
まだまだ回復途中で発展途上。その事も忘れずに、まだ見ぬ誰かへ伝えられる材料をこれからも集めていき、今日の事も材料にしたい、そう思いました。
〇材料に
海から帰ってきて、シャワーを浴び終えてリビングへ行きました。
「徐々に焼けてきたね(笑)」なつみちゃんが、そう声をかけてくれました。
これまでの自分だったら、泣き叫んでがちょーんとなっていたと思います。
だけれど、全くマイナスな気持ちはなくて、そっか(笑)、そう軽い気持ちで受け取ることができました。
本当に、自分でもびっくりしました。
日焼け止めを塗っていないと、何が何でも絶対に日に焼けたくない、当たりたくないというドラキュラのような症状から解放されて、今はある程度は焼けてもいいや、別に日に当たってもいい、そう症状から解放された今、本当に本当に気持ちが軽いことに気付きました。気づいたら症状から解放されて、気持ちが軽く楽になっていました。症状から解放されること、それは本当に自分自身が楽になって生きやすくなるんだなと感じました。
症状を手放して生きていく、病気から回復して生きていく、それは本当に気持ちが楽になるんだよと聞いていました。だけれど、症状にとらわれている時はその言葉の意味が全くわからなくて、真っ暗だったけれど、自分も症状から解放された人として立った時、本当に症状があるか、ないかでこんなに気持ちが楽なんだな、と気づくことができました。そう、症状から解放されて軽さを知ったから、次は自分が同じように苦しんでいる子に呼びかける事ができるんだなと思います。自分も症状を手放す事が怖かったけれど、気づくと解放されていて気持ちが楽になったこと、本当にこれもあれも全部材料にできるんだなと思うと、胸がいっぱいです。自分もまだまだ未熟で発展途上だけれど、自分もそう成長することで、誰かのためになれるんだ、そう思うと本当にどこまでも回復して、自分を材料にしていきたい、そう前に進めます。
〇終わりはない!
6年生教室に忘れ物を取りに行った際、ゆうなちゃんが、「縁日も頑張ろうね」と笑顔で話しかけてくれました。凄く嬉しかったです。実は、ゆうなちゃんとは海で終わりじゃなくて縁日でも全体の実行委員をさせてもらいます。
海のイベントは、終わってもまだまだ次がある! 次に走っていける! 本当に、終わりがないなのはなのイベント行事!
次に向かって走っていきます!!
