「なっちゃんの姿を見て」 ほのか

7月27日

 17時半ごろのことでした。
 いつものように6年生教室で、仲間といました。なっちゃんが立位台に立っていました。17時半になり、なっちゃんが立位台から降りようとしていました。配膳に行くのかな? と、そのとき思いました。
 すると、「今、立てるかもしれない」とな、っちゃんが言いました。
 なっちゃんが立位台から、あと片手だけ離したら自立する、という体勢になっていました。
 
 私ははっとしました。そして、なっちゃんが2回か3回、何も捕まらずに、両手を広げて自分の足で立っていました。
 
 私は嬉しくて、こっそり泣きました。なっちゃんが、寒い時も、身体の調子が悪い時もどんなときも諦めずにできることをして、痛みにも耐えてきて、今、立てたのだなと思うと、本当に嬉しくて、なっちゃんがかっこいいと思いました。
 お父さんも、夢の中でも手がかりを探して、歩けるように、少しでもよくなるように考えていて、それが良いほうへ結びついたのだと思うと、それも嬉しくて涙が出ました。
 
 丁度その時、私は今の実力の低さを痛感して打ちのめされていましたが、なっちゃんの姿を見て、私も諦めないで頑張ろう、と元気と勇気をいただきました。
 私も気持に粘りを持たせて、今から逃げずに力を出したいです。