7月23日のなのはな

今は、桃の収穫シーズン最盛期です。今、なのはなファミリーでは、白鳳、紅清水、勘助白桃、なつごころ、浅間白桃、と5つの品種を収穫しています。中生品種が、毎日の暑さで一気に熟れて、桃の収穫ピークを迎えています。
桃の収穫基準は、一つ一つ品種によって違います。それらは、見た目と香りで、一玉一玉感じながら判断しています。判断基準は、とてもストライクゾーンが狭く、また、果肉先行熟れや、焼け熟れ、など、最近ではノーマルな熟れ方をしないものも多くなってきました。
桃の収穫判断は、人の目で判断するしか方法はないと思っていました。けれど、少し前に、桃の採り時期を測れる機械があることを知りました。
それは、「ゆびけん」という名前のついた機械でした。金属質のセンサーの付いた指輪と、スマートフォンが連動した機械で、指輪になっているセンサーを桃の表面に触れ、センサーの微動な音響振動で、桃の共振周波数をキャッチし、それを数値化することで、採り頃や食べごろを判断できる、というものです。

これまでは、桃の採り時期は本当に難しくて、採り遅れたり、経験が無いと採れないもの、だと思っていたことが、機械を使うことで、経験のないひとでも、判断することができたり、色による判別の難しさを改善できるのだと思うと、本当にすごい機械だと思いました。
今年から、なのはなファミリーでも2台導入しました。全く初めての試みなので、測り方、数値の読み取り方、分からないことが多くて、使うことに難儀していました。
けれど、今日は、ゆびけんの開発者である広島大学の櫻井先生が足を運んでくださり、ゆびけんの使い方を教えてくださりました。
何度か私達だけでゆびけんを試してみた時に、スマートフォンの画面に出てくる周波数の波形や、数値が、測るたびに大きく変わってしまっていました。そのことを櫻井先生に相談したときに、測り方にコツがあることを教えていただきました。
指につけた丸い金属のセンサーのちょうど中心が、果実の表面にピタッと密着していないと正確に測れなくて、センサーが、少しでも角度が斜めになっていたら、ノイズを拾ってしまい、正しい数値がでないのだと知りました。同じところを測って、測るたびに数値が変わっていたのは、測り方が間違っていたんだ、と思いました。

実際に、先生がゆびけんで一つの桃を測ってくださると、均一な数値が表示されました。正確に測れていると、均等に5つぐらいのピークがくる波形が表れること、熟れ具合を判断するには、f2の一番大きな波形のピークの数値を見ればわかることを教えていただきました。
実際に、さくらちゃん、ふみちゃんと一緒に、測る練習をさせてもらいました。私は、センサーの角度や当てる強さの感覚がなかなか掴めなくて、上手く正確な数値を出せないでいたけれど、先生が、測り方のコツを、たくさん教えてくださり、最後の方は、少しずつ測れるようになってきました。でも、
とても繊細で、難しかったです。
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熟れ具合は、袋の上からでも測ることが出来る、とお聞きして、袋の上から測るようになれたら、収穫の時も、袋を開かなくても収穫できることが、とてもいいなと思いました。また、f3の第二のピークの波形の数値を見て、核割れをしているかどうかも判断できることも教えていただきました。周波数で、核割れかどうかも判別することができるんだ、と驚きでした。

品種によって、採り時期の適切な数値が変わることも教えていただきました。なのはなファミリーでは樹で熟させてから収穫しているので、その採り時期に合った数値を自分たちで試して使ってみて、見つけていく必要があることも、知りました。
先生が来て下さる前までは、外国語を読んでいるかのような、分からなさがあったけれど、先生が使っているところを実際に見て、私達も練習をさせてもらえて、少しこの機械のことが分かるようになったことが、とても大きな収穫でした。
櫻井先生が来て下さり、見て下さったのがとても嬉しかったし、自分達も、ゆびけんの機械を、一番良い形で使えるように工夫したいなと思いました。
(りな)
***今日のハイライト!***


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