
梅雨が明け、7月を過ぎてから、猛暑日が出始めました。
梅林の一番東側に設置した巣箱には、およそ3か月前に、二ホンミツバチが棲み付き、それより10メートルほど西側に設置した巣箱には、昨年の秋から、ミツバチが暮らしていて、2か所とも、ミツバチの数と、巣板の長さは、順調に成長していました。

梅雨が明けてやってくる、強い日差しと、35度を超える猛暑に備えて、2か所の巣箱には、暑さ対策として、黒い紗で作られた、日除けの屋根を設置しました。
しかし、今月の10日頃、巣箱の様子を見に行くと、一番東側の、今年棲み付いた巣箱は、ミツバチが出入りする勢いが、ほとんど見られませんでした。
花粉団子を付けた雌蜂の姿が見えず、「もしかして、女王蜂と働き蜂達は、いなくなってしまったのかな?」と、とても不安になりました。
また、13日の夕方に、巣箱を見に行った時は、昨年棲み付いて、巣板の長さが、50センチ程まで成長した巣箱の方に、異変を感じました。

ミツバチ達が出入りする、一番下段の巣門から数えて、3段目の巣箱までの側面を、ミツバチが覆うように止まり、今にも群れで飛び立ちそうな様子でした。
この時私は、(この巣箱は、群れの勢いが良いから、分蜂するのかな?)と思う気持ちと、それでも少し、(もしかして、逃げていくのかな……?)という不安がよぎりました。
翌日、再び見に行くと、この、昨年棲み付いた巣箱の方も、まるで音沙汰がなく、数匹の雄蜂が、巣門のあたりで歩いている姿が見えました。勢いが良い巣箱の状態の時は、顔を巣箱に近づけると、巣箱の中から「ブウン……」という、蜂達が羽を一斉に震わす音が聞こえるのですが、この時は顔を近づけても、ミツバチのいる気配を感じず、寂しさを感じました。

また、一番東側の巣箱は、底板が湿っており、小さな蟻や蠅が、数匹たかっていました。底板は、垂れてきた蜂蜜で湿っていました。
巣門の6ミリほどの隙間から、巣箱の中を見ると、ミツバチの巣らしいものが、落ちている様子が見えました。
この時、(2か所とも、この暑さの為に、巣が落ちてしまい、群れが逃げてしまったのかもしれない)と思いました。底板が蜂蜜で濡れている状況は、昨年棲み付いた巣箱の方も、同じでした。
悲しい気持ちと、早急に、落ちてしまった巣を回収しないといけないなと思いました。同じ畑のチームの、のりこちゃんやみつきちゃんが気にしてくれて、「翌朝、巣を取り出して、掃除をしに行こう」と言ってくれました。

17日の早朝作業で、みつきちゃんとうたなちゃんと、一番東側の巣箱の、落ちてしまった巣を回収し、翌日の朝に、すにたちゃんと、もう一つの巣箱の巣を片付けました。
落ちてしまった巣に潰されて、死んでしまったミツバチや、蜂蜜で羽が濡れて飛べなくなり、ゆっくりと動くミツバチが、沢山いました。
(もっと早く、暑さに備えて対策が出来ていたら、巣板が落ちたり、群れが逃げる状況を、避けられたかもしれない。これは、教訓として、覚えておいて、翌年の、ミツバチの飼育に繋げよう)と、心苦しい気持ちと、来年の飼育のことを思いながら、巣の片づけをしました。
ミツバチ達が、この春から初夏にかけて、一生懸命に花粉を集め、育てた巣板は淡いクリーム色で、弱い力で触れると形が崩れました。一緒に作業をしたすにたちゃんと、「とても綺麗だね」と、その蜂蜜や、巣板を見て驚きました。
6月13日に、ブルーベリー畑に設置し、棲み付いているミツバチの巣箱から、初めて蜂蜜を採取した時、それは、粘度が強く、クリーム色が、より濃かった印象ですが、梅林の巣箱に出来た巣板の蜂蜜は、ブルーベリー畑の蜂蜜より粘度が弱く、透明度が高いように見えました。
この、2か所の巣箱は、どちらも、上から2段分の巣板は、蜂の子が混ざっていないため、蜂蜜を取り出す方に使い、下の2段分の巣板は、蜜蝋を作るために、冷凍保存することにしました。
巣板を取り出す時、6角形の穴に、直径1センチほどの、白い蜂の子がいたり、まさに今、蜂の姿になったばかりに見える、色味が薄い蜂がいたりと、これまで知らなかった、巣箱の中で、ミツバチ達が生きる姿を知りました。
逃去してしまった梅林のミツバチ達や、この地域のどこかに棲んでいるミツバチの群れにも、またいつか、私達が設置した巣箱を気に入ってくれて、出会う時があったら、とても嬉しいなと思います。

今回圧搾して取り出した蜂蜜は、4.8キロありました。少し、糖度が低いことと、発酵が進んでいる為か、瓶に入れると泡が立ち、泡が一夜明けても、消えませんでした。しかし、スプーンで掬って味見をすると、濃い甘味を感じました。
一緒に味見をしたなっちゃんとひろちゃんが、「ハニートーストを作りたいね!」「ハニーティーも、美味しそうだよね」と言ってくれ、6月に採取した分と合わせると、6.7キロほどある蜂蜜を、食べてくれた人が笑顔になるような形で、デザートにできたら嬉しいな、と思います。

蜂の子が混ざっている、下方の巣板や巣屑は、2塊を袋に入れて冷凍しているのですが、蜜蝋や、ミツバチの誘引剤になる、巣屑を煮だした『排液』も、今年は十分に作ることが出来そうです。
ミツバチ達が逃げてしまった悲しみもありますが、すにたちゃんと、片づけや採蜜をする中で、自然界の生き物の生態を知ったり、気持ちを汲んで手入れをすることの難しさや、手入れや片づけをする中で、沢山のミツバチの命を落としてしまった心苦しさ、それでもまた来年、新しいミツバチの群れに出会えることを願う希望が、小さく湧いてくるのを感じました。
(さとえ)
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勝間田天神祭の当日まであと2日。
私たちは、勝央音頭保存会の一員として道中を踊ります。
午後は、お父さんやあゆちゃんに、踊りを見てもらい、アドバイスをいただきました。
『勝央音頭』『さんさん勝央』『ヤットサ節』の3曲がありますが、そのどの曲にも共通して言える課題が分かりました。


まず、情緒をつけること。
手を置く振り、円を描く振りは、最後だけゆっくりにして緩急をつけながら動くことで、情緒的に見えると教えてもらいました。
そして、目線で踊ること。
手足の動きだけで踊るのではなく、目線でも表現をする。踊りながら手の先を見るのも、ただ目だけで見ているのと首ごと見ているのとでは違っていて、首ごと動かして、目線で踊る方が綺麗。正面よりも少し上を見ている方が、顔が明るく見えるとも教えてもらいました。

それを踏まえて踊ってみると、これまでよりずっと気持ちを入れて踊れているような気がしました。あゆちゃんが「見ていて、全然違うよ。とても良くなった」と話してくれて、嬉しかったです。ただ、「始めはよく踊れているけれど、だんだんと繰り返し踊っているうちに自己流になって、崩れてきてしまう」とも聞いて、最後まで、意識を切らさずに踊り続けたいと感じました。

昨夜は、勝央町公民館で保存会の方と踊りの練習をしてきました。3曲を続けて何回も、輪になって踊りました。先生が手の高さを修正してくださったり、先頭で踊ってくださいました。天神祭では、1時間ほどの時間をかけて、旧出雲街道を踊り進みます。復路は若干歩くスピードが速くなるため、それを想定して速いペースで進みながら踊る練習もさせていただくことができました。


最後に保存会の方が「笑顔が良いね、頑張ってね」と声をかけてくださり、とても嬉しかったです。
なのはなからは31名が出演します。本番は祭りの提灯が灯り、屋台が並ぶ道を、全員でお揃いの浴衣を着て出られることが楽しみです。ひとつのパーツとして、見ているお客さんに少しでも喜んでいただき、この暑さが和らぐような、涼しげで綺麗な踊りにしたいです。
(みつき)
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