「立ち上がれ! トマト」 うたな

7月19日
 
 ・立ち上がれ!
 昨日の午後の作業は、トマトの支柱を立て直す作業でした。久しぶりにトマトのハウスに行ってみてびっくり、トマトの株がとても太く大きくなっていたために、支柱が倒壊していました。
 倒れてしまった竹を起こすのも、株が割けてしまいそうなので、慎重にする必要がありました。容易に、サクサクと進められるものではなくて、さとえちゃんと一緒に、「どうしたら支柱が倒れない頑丈なものに、かつトマトにダメージを与えずにできるか」を考えながらやっていきました。
 4畝あるトマトを、畝をまたいで、支柱同士をスズランで結んでいく。端は、絶対に動かない、ハウスのパイプに固定する。だんだん慣れてきて、どうやったらいいかも分かってきました。畝を追い越しで進んでいって、次の畝にいるさとえちゃんにスズランの端っこを渡して次へ。テンポも合ってくると、とても楽しくなってきました。はじめはどうしたものかと思いましたが、ついに倒壊した支柱すべてを結び終えて、見ると、畝の奥まで見通せるまでになりました。
 トマトの株がいろんなところにぶつかって、体中が色素で黄色くなって髪の毛はぼさぼさになったけど、その分トマトのハウスは見違えるように美しくなりました! なつみちゃんも喜んでくれて、とてもうれしかったです。今年トマトは、大豊作で、中玉や大玉も摂れています。チームのみんなの手入れがいいのだろうなあと思って、なつみちゃんたちがすごいなと思います。久々にトマトの作業ができて、楽しかったです。
 
 
 ・ファーファイテを踊る気持ち
 ファーファイテを踊っていて、これだ! と思う解釈が見つかりました。間違っているかもしれないけれど、今日はそういう気持ちで踊ったらとても踊りやすく、したい表現をそのままできたように思います。
 昨夜なるちゃんやまりのちゃんと練習していました。上にオールをかざしてグッと引く振りがありました。それの動きがもう一つ決まらないなあとなっていたとき。なるちゃんが、「私たちは海を旅していて、きらめくたった一つの星だけが頼り。その星を見つけたときの喜びと、これだけを指針に進むという決意。それを表情と動きにする」と話してくれました。
 それを聞いたとき、私は、この間読んだ『無人島から生き残った16人』を思い出しました。本当に限られたモノと、わずかな食料と人だけが無人島に漂着してしまった。16人が、それぞれの得意分野で知恵を絞りに絞って生活をする。一日一日が、サバイバルで、明日の命は今日の自分たちに懸かっている。日本に帰れるように、その日を夢見て生きていく。
 この16人にとって、きっと、たった一つの星でさえも道標になっているはず。死に物狂いで、必死で生きる人たち。そんな人は、オールをどうやってこぐのだろう。どんな思いで空を見上げるのだろう。小さなところに希望を見出し、いつか叶うであろう未来を見つめているはず。そんな人になったつもりで、一曲を踊りました。
 なるちゃんやまりのちゃんとの練習は、こうしてどんどんよくしていけるから、すごく楽しいです。幸せな時間です。今日お父さんにアドバイスいただいたとおり、止めを意識して、よりよくできるように頑張ります。