「利他心の人」 のりこ

7月7日

 今日はまえちゃんとまなかちゃんの誕生日で、二人のことを考えると胸が一杯になってしまいます。みんなでお祝いできて嬉しかったです。言いたいことはたくさんあったのですが、コメントではあまり言えませんでした。
 まえちゃんからは、こんなにも人のために本気でぶつかってきてくれる人がいるんだなぁという衝撃を、最初に来た頃に感じました。世の中にこんな人もいるんだ! ということがすごく驚きであり、心から嬉しく感じたことでした。今も、同じように、誰に対しても本気で向き合ってくれて、時間も気持ちも労力も相手のために使ってくれることに、本当にすごい人だなぁと思います。まえちゃんが、私のことを信じてくれて、誰のことも信じてくれていていて、その信じる力が私とは全然違うんだろうなぁと思います。(私は自分のことも、人のことも信じられていないのだと思います。)
 
 まえちゃんが自分の苦しかった過去を、100%相手を救うために使ってくれて、それがすごく優しくて強いなぁと思います。まえちゃんが、自分の代わりに本気で怒ってくれたり、私の間違いを本気で怒ってくれたり、本気で応援してくれたり力になってくれることが、本当に嬉しくて有難く感じます。まえちゃんがくれるアドバイスももちろん嬉しいですが、本気で向き合ってくれること、それ自体が何よりも嬉しくて有難く感じます。
 
 フルメニューで、私が足の故障でみんなと一緒に走れなくて、フルマラソンに出られるか悩んでいた時、まえちゃんが、
「のりこちゃんが本気でフルマラソンを走りたい、という気持があるなら、こっちも本気になるよ!」
 ということを言ってくれました。そして本当に、本気になって私のために10個の筋トレメニューを考えてくれて、私の調子を気に掛けてくれていました。だから、室内トレーニングも頑張れたし、フルマラソンも挑戦する気持ちになれたと思います。その時も、自分なんかに対してそこまで本気になってくれることに、びっくりしたし、すごく嬉しくて、それがすごく大きな力になりました。ここまで本気になってくれる人がいるのに、自分が諦めてはいけない、と思いました。

 まえちゃんは、「人と比べる所から全ての苦しみは始まるんだよ」ということを教えてくれました。「人生の主人公は自分なんだから『自分なんか』と言ってしまったら、人生は始まらないよ」と言って、自分をもっと信じること、大切にすることを教えてくれました。自分の心にある、醜い感情をきちんと見抜いて、自分の間違いに気付かせてくれます。まえちゃんのストレートに言ってくれる言葉が、いつも自分がその時に一番必要としている言葉で、その言葉によって前へ進めたなぁと思います。
 
 まえちゃんと、一緒の作業ができる時が、たまにあるのですが、今日はまえちゃんと一緒だ! と思うと、ものすごく嬉しくて、こういう嬉しい気持ちになれる自分にも嬉しい気持ちになります。私はイベントが苦手ですが、まえちゃんと、同じチームになると、それだけで頑張れる気がします。キャンプの時は、基地作りチームでまえちゃんがいてくれて、そのおかげで基地作りが楽しくて温かい思い出になりました。まえちゃんが、竹で六角形の網目を作る時に、これくらいでいいか、というのではなく、とことん綺麗なものを作りたい、という高い理想があって、それが凄いなぁと思いました。やるならいいものを作る! いいものができないならやらない方がましだ、というような、まえちゃんのスパッとした考え方ら格好いいなぁと思います。

 ビリーバーや、ナチュラルを踊っている時のまえちゃんが、格好良すぎて目が離せません。去年のコンサートでビリーバーがあったことがすごく嬉しかったです。私は、自分は全く踊れないけれど、格好いいダンスが大好きで、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思ってしまいます。まえちゃんのダンスは何度見ても鳥肌が立ちます。ギターにしろ、ダンスにしろ、何をやっても人に感動を与えるまえちゃんが本当に格好いいなぁと思うし、それがなくても、まえちゃんの人間性を尊敬しています。

 まなかちゃんも、まえちゃんと同じように、私がなのはなに来て最初の頃に、衝撃を与えてくれた人です。来て間もない頃にまなかちゃんと話した時、まなかちゃんが涙を流して聞いてくれたことがありました。その時、どうして出会ったばかりで、ほとんど私のこと何も知らないのに、そんなにも深く理解し共感してくれるのか、不思議で驚きで感動で安心し、すごくいろんな感情が混ざって頭の中が混乱するくらいでした。世の中には、こんなにも優しい人がいるんだなぁと思ったら、すごく安心して、ここなら生きていけるかもしれない、という希望を持たせてくれました。
 
 まなかちゃんは、誰をも傷つけたくなくて、悲しい気持ちにさせたくなくて、嬉しそうに笑っていてほしくて、いつも誰に対してもそういう気持でいるから、まなかちゃんの周りには温かい空気で満ちていて、一緒にいるだけで安心感を感じるんだろうなぁと思います。まなかちゃんとは、何も言葉を交わさなくても、すれ違って目を合わすだけで、嬉しくなって「よし! 頑張ろう!」という気持になります。私が少し辛い気持ちになっている時、まなかちゃんがにっこり笑いかけてくれるだけで、まだ頑張れそうな気がします。
 
 まなかちゃんのコーラスが大好きです.。まなかちゃんの歌声だけで涙が出てくることがあります。ダンスの後ろでまなかちゃんが歌っている時、ダンスよりもまなかちゃんを見てしまうことがあります。ダンスもすごいしけれど、まなかちゃんの歌う姿に心を動かされます。外で作業をしていて、まなかちゃんの歌声が聞こえてくると、すごく元気をもらえたり穏やかな気持ちになれたり、やる気がわいてきたりします。
 
 コンサートのコーラス練習でまなかちゃんに教えてもらう時間がすごく楽しくて幸せでした。私は歌うのはすごく苦手で、高音が出ないし、音程も外れてしまい、コーラス練習の度に落ち込んでしまうことがありました。でも、まなかちゃんがいてくれると、ただ楽しくて、歌う恥ずかしさも忘れて、ただ歌うことが楽しい、みんなと一つになれることが嬉しい、という気持になることができました。歌う楽しさを教えてくれたのはまなかちゃんだと思います。

 まなかちゃんとまりのちゃんと、「万讃歌」を練習してきた時間がとても嬉しくて楽しかったです。大正琴やキーボードなど全体で合わせをする時、空気が少し重くなってしまうことが何度かありました。でもそんな時、まなかちゃんの言葉一つで、みんなの気持ちが一つになることがありました。まなかちゃんは、絶対に誰も責めなくて、音楽的な技術が一人一人違っても、相手の所まで降りてきてくれて、しかも上から目線は全くなくて、みんなのいいところ、頑張りを喜んだり尊敬したりして、相手を嬉しい気持ちにさせたり、頑張ろうという気持にさせてくれます。みんなでいいものを作りたい! というその気持ち一本で、そういうまなかちゃんの作る空気が、万讃歌を結婚式で演奏できるまでにしてくれたと思います。
 
 まえちゃんもまなかちゃんも、100%利他心の人で、利己的な自分とはかけ離れているように見えます。歌やダンスや楽器や、いろんな面での能力の差だけでなく、人として大きな差があるように感じて、こんなにレベル高く生きている人の中で、自分があまりにもダメすぎて小さすぎて、少し辛くなってしまうこともあります。自分はそんなにレベル高く生きるのは無理だ! 自分はやっぱり猫と暮らしてのんびりと生きていければそれでいい、と思ってしまうこともあります。でも、それは絶対に間違っていることも分かっているし、二人のレベルに追いつくしかない、追いつこうと努力するしかないんだろうな、と思います。

 とにかく私は弱すぎる自分を変えなければいけないと思っています。なのはなには見本となる人がたくさんいてくれることが本当に有難いし、この恵まれた環境を無駄にしないように、頑張らなければいけないと思います。