7月1日のなのはな

一大イベント! ジャガイモ掘り! 雨予報が早まり、翌日から降ることになってしまったため、急遽、1日ジャガイモ掘りをしました。 残りの畑は、7枚。今日挑むのは、とても大きな畑、いいとこ下畑です。さあ、どれくらいの収量になるかな!?
実は私にとって、今期初のジャガイモ掘りでした。前回は違う作業でした。ずっとやりたい! と思っていたので、とてもワクワクしていました。子どもたちも、大人になっても、どうしてだか心が躍る芋掘り。どうしてだろう。ちょっとわからないので、どうしてこんなにも心躍るのかを、頭の片隅で考えながら芋掘りをしていました(笑)。

まずは、よしみちゃんと一緒にオクラの土寄せをしてからみんなに合流しました(刃を替えたばかりの管理機で、よしみちゃんが耕してくれた土がフッカフカ! 芋掘りのいいウォーミングアップになりました)。すうrと、作業しているみんなの中に、なおさんの姿が! みつきちゃんとペアで、汗だくになりながらジャガイモ掘りをしてくださっていました。卒業生ののぞみちゃんの旦那さんである、なおさんは、最近、足しげくなのはなに来てくださって、すごく頼もしいし、うれしいです。
私は、よしみちゃんとペアで掘りました。

ジャガイモは、それはそれは豊作でした! スコップを入れたら、そのたびにイモが掘り起こされて、1メートル進むのにも時間がかかりました。そして、お父さんが狙っていたとおり、少し小ぶりな中サイズのイモが、一株にゴロゴロとたくさんついてきました。芽かきをしなかったこと、株間を狭くしてとにかくたくさん植え付けたことが理由です。面白いようにザクザクとイモが出てきたのでうれしかったです。期待したとおり、いやそれ以上に、たくさんのイモに会えました。一つ、魅力が分かりました。
「たった一つの種イモだったところから、追肥や土寄せなど手入れをたくさん施して育てた結果、何倍にも子孫を増やしたジャガイモと再会できた」
これまでの過程があるから、なおさら大きく得られる喜びだと思いました。

気温が高く、太陽が照る中での芋掘りでした。そういうときほど、緊張感をもって集中しないといけない。こういう力仕事は、私は雑になりがちです。速く進めたい! 速く速く! と気が焦って、スコップを夢中で入れて、……あ!! 傷イモはこうして生まれてしまいます。この前のジャガイモ掘りのとき、傷イモが多い、とお父さんから指摘を受けました。今日、私たちが取り掛かっているのはメークイン。メークインは、土中のイモが広範囲に広がりやすいので、スコップを慎重にさしいれなければイモを傷つけてしまう可能性が高くなる、と教えてもらいました。時間はかかるけど、大変だけど、慎重に進めました。

芋掘りは無我夢中になれて、他の事を考える余裕がまるで無いので、時間も忘れてしまいます。
気づけばお昼の時間に。休憩して、パワーチャージされました。昼食には、初収穫のトウモロコシが一本ずつ出ました! 瑞々しくて、大きな粒、弾けて出てきた、とても甘い水分。えつこちゃんたち担当チームが、蒸す工程まで段取りしてくれて、美味しい状態で食べることができました。糖分も水分も身体に染みわたり、午後も頑張れそうです。

午後は、すにたちゃんとペアになりました。「絶対に傷イモを出さないんだ!」と意気込んでいた、すにたちゃん。でも、さすがすにたちゃん、スピードもとても速かったです。いいとこ下畑は畝がとても長いけれど、「この畝を2人で終わらせるぞ!」と意気込んで、全力で掘り進めました。一番端の畝は、これまでに増して、すごい量のイモがついていました。株を引っ張ると、イモが連なっていたし、掘れば掘るほどイモが湧き出てくる感じ。スコップを入れるごとに、2人で「うわー!」と歓声を上げました。こうやって、イモとご対面したときに、誰かとうれしさを共有できるのも、芋掘りの魅力の一つです。

掘るのは大体終わって、残すは、畑に掘り起こされたジャガイモたちをコンテナに回収するのみ。しかし、もうすぐタイムリミットの17時になってしまいます。回収はかなり時間がかかる。でも、明日は雨だし、露も降りてしまうので、今日中に回収する必要があります。
私たちは、イモを一つ残らず回収しようとして、手で土を探りながらイモをコンテナに入れていました。しかし、このとき私たちの作業を見たお父さんが、
「膨大な時間がかかるので、地上にある見えているイモだけをコンテナに入れよう」
と話してくれました。それに、傷イモをあとで回収しようとして、傷イモだけピックアップして畑に残していました。それは、
「回収しそびれたイモも、あとあと出てくる可能性があり、それとまぎらわしいので、時間もかかるし、傷イモも一緒くたにして全部回収する」
というアドバイス。この2つを踏まえてやり方を変えただけで、かなりスピードがあがりました。 他にも、空コンテナは1つずつ運ばずに複数個持って移動するなど、改善点がありました。

また、芋の回収は、しゃがんでやっていました。そこで、
「ほかの人はそのままで、こちら側の3人だけ、立って腰をかがめて両手で回収してみて」
という、お父さんの言葉どおりやってみると、明らかに立ったやり方のほうが速かったです。よし、これでいこう! となりました。 実験して、いい方法を生み出していくお父さんの作業を体感して、私も、現状のやり方が一番だと思わず、もっといい方法を、と求めていく姿勢を、持たないといけないと思いました。
お父さん自身も回収しながら、収量の多さに驚いたようで、「掘っても掘っても出てくるねえ!」と大変そうに、でもうれしそうでした。地中を探らないと出せないイモは、明日の雨前に、傷つけないように三ツ鍬で地表に出して回収することになりました。
加勢しに来てくれた、あゆみちゃんと一緒に、たけちゃんやちーちも回収のお手伝いをしてくれました。保育園で穫れたジャガイモや、トウモロコシの話もしてくれました。保育園でも野菜を育てているのだな、小さい子にとっても、作物を育てることってウキウキするよなあ、と思いました。こんなに大きいのあったよ! と、うれしそうに回収してくれて、一緒にできてすごく楽しかったです。
穫れたジャガイモが、どんな料理になって出てくるかな、と考えると、うれしくなってしまいます。
あと6枚のジャガイモ畑が残っています。私たちのジャガイモ掘り物語はまだ序章です。なのはなの夏は、芋掘りでスタートな感じ。明日も、雨前に進められるだけ進めたい。そう思うと、今晩から楽しみでワクワクしてしまいます。

そして、7月に入った今日。ジャガイモ掘り物語は続きます。
今朝でいいとこ下畑のジャガイモの全回収も無事終了し、新しい畑に入りました。
お昼から雨予報が出ているので、急ピッチで掘ろう。そして今回はなんと、まえちゃんがいてくれました!
タイムスケジュールを最初に伝えてくれました。梅林奥奥を、45分で終わらせる。畝の3分の1を、15分で掘りたい。梅林奥も、1時間で掘り終えることができたら、二つの畑のジャガイモ回収まで午前中にけりをつけられる! というわけで、傷芋を出さないようでもスピード感を持って掘りました。

昨日は2人で、ただひたすらに掘っていましたが、そうすると、どかした土でイモが埋まってしまい、再び掘り起こす必要がありました。その反省で、今日は3人トリオでの芋ほり。2人で掘り起こし、一人がジャガイモの株ごとひっくり返して、一気に一株についたイモを回収してしまう! 今回収穫する北海こがねとアンデスは、メークインよりも、株の真下にまとまってイモがついているため、さらに収穫がしやすい品種でした。

そうそう、品種について! 北海こがねは、フライドポテトに適している品種でぜひ作ってみようということになり新たに加わった品種です。今回収穫したものはできる限りで種芋にして、次回の芋の植え付けのときにたくさん植えて収量を増やしていこうという作戦です。
将来につながるイモ、楽しみです。
アンデスは、赤くてコロコロと丸い品種です。メークインとはまた味わいが違って、バラエティーに富んだジャガイモが育てられて面白いです。

私はなつみちゃん・のりこちゃんとトリオでやらせてもらいました。なつみちゃんと二人でスコップを刺して、のりこちゃんにイモを出してもらう。まずは北海こがねから掘りました。
掘り始めてびっくり! メークインより大きいサイズのイモが、ゴロゴロとたくさん出てきました。
株にしっかり連なっていて、そこまで深いところにはなかったので、ほぼ一発で掘り起こすことができました。
傷イモも、全然なし! でした。いろんなトリオから「うわーすごい!」という歓声が。一つの種イモから、7~8個の種イモをつくることに成功しました。3人で息を合わせながら「せーの!」と言って掘っていくととてもスムーズでやりやすかったです。
北海こがねは、気持ちがいいほどたくさん採れました。つい何か月か前に植え付けた種イモが、まるでそのまま分裂してしまったように。
私たちのトリオで、タイムコールをしていきました。5分ごとに、声をかけるために顔を上げると、みんなの進みが速い!と毎回思いました。トリオだとやっぱり早かったです。声をかけるたびに、「はい!」というみんなの声が元気で、ちょっと疲れてきても元通りになりました。
…しかしここでハプニング。「雨降ってきた…?」「いや、汗でしょー!」と冗談を言い合っていると、まえちゃんが「雨だ!」と言いました。本当に、雨が降ってきてしまいました。梅林奥だけでも、なんとか終わらせたい、いや終わらせないと、イモが濡れてしまいます。急がないと….…。

ここで、お父さんが来てくださいました! やっぱり困った時に来てくださるヒーロー!
「2トリオ以外は掘るのをやめて、回収に入って!」
と指示を出してくださいました。本格的に濡れる前に、回収を優先する。お父さんも一緒にやってくださって、回収を進めました。
傷イモが少ないこと、掘り直しがなさそうなこと、そして収量が多いことにお父さんがとても喜んでくださいました。イモだけに、みんなほくほく顔です。
本降りになる前に、コンテナにすべてのイモを回収でき、広げて干すまでその日中にできました。北海こがねは、種芋の購入時は2つの段ボール分しかなかったのに、10コンテナ以上とれました!
連日、イモ掘りのおかげで楽しい気持ちをたくさんもらっています。
(うたな)
