6月18日のなのはな

よしえちゃんとしんやさんの結婚式に、とっておきのプレゼント!
二人に向けて、お父さんが作詞、さとみちゃんが作曲した、新しいオリジナルソングを演奏します。
よしえちゃんとしんやさんのことを歌にした曲です。
数日前の合わせででた、改善点を踏まえて新しい構成になった楽譜で再度合わせました。
曲を合わせながら完成させていきます。


お父さんが書いてくださった詩は、よしえちゃんと慎也さんの、これまで歩いてきた道が分かるような、2人の目線で語られるパートがあります。
そこで、歌も2人のデュエットにして、声の違いでも伝わりやすく、分かりやすくすることにしました。

私はよしえちゃんのパートを歌わせてもらいます。
ここ数日の結婚式準備の中で、よしえちゃんがどんな気持ちでなのはなファミリーと出会い、どんなふうにみんなの中で気持ちが変わっていったのかを知りました。
今では想像できないけれど、よしえちゃんもみんなと同じように生きずらくて、摂食障害になり、なのはなファミリーにたどり着き、そしてみんなと同じように、ここで生きる希望をもらったのだよな。と改めて思いました。
歌っていると、よしえちゃんがなのはなファミリーで、まっすぐに自分の役割に向かう姿と穏やかな笑顔が浮かんできて、胸がいっぱいになります。


しんやさんのパートを聞いていても、よしえちゃんのパートを歌っていても、自分の心の余分なものが無くなるような、そんな気持ちになりました。
ふたりの物語だけれど、やっぱり私たちにも繋がっていて、これから仲間として一緒に居られることがとても嬉しい気持ちがあふれてくるなと思いました。
あゆちゃんと、同じパートを歌う時には、あゆちゃんの声が自分の声を包んでくれているみたいに、深くて優しい声で、歌うたびに安心した気持ちになります。
ハーモニーで重ねるときは私もよしえちゃんのようにそっと寄り添うようにして、鮎ちゃんの声を引き立たせることができたらいいなと思いながら練習しています。

サビを合わせているときに、お父さんが難しい顔をして「うーん……」と首をひねってどんな流れにしたら曲が良くなるかを考えていました。
その時点で私は、「良くなってよかったな、綺麗につながるようになったな」と思っていたので、ここからどんなふうな変更をするのだろう?と思いました。

お父さんが下さったアイデアは、メロディの1フレーズを、山を一気に登るように高い音にするアイデアでした。
最初は、え!この音に上がるんだ!とびっくりしたのですが、実際にバンドと合わせて歌ってみると、一気にサビがサビらしくなり、1曲を通してもコントラストが濃くついて、とてもとても素敵になりました。
こんなふうに曲を考えられるお父さんが本当にすごいなと思ったし、すぐにコードの変更をしたりそのまま演奏できる、さとみちゃんやバンドメンバーがさすがだなあと思いました。
合わせの時間の最後には、あゆちゃんが「オリジナル曲の中で一番いいかもね」と言っていたり、みんなも「すごくいい曲だなあ」と心で思っているのが繋がっているみたいに分かって、嬉しかったです。
なによりも曲をこうやって作っていくのって本当に楽しいなと思います。
一つの完成を目指してこんな風に音楽に取り組める今が、本当に幸せだなと思いました。

当日は一だけの演奏です。
よしえちゃん、しんやさんにしっかりみんなからの気持ちが伝わるように、心を込めて歌います。
良い演奏にできるように、最後まで練習頑張りたいです。
(まなか)
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よしえちゃんの結婚式で演奏する万讃歌の練習をしました。
葉加瀬太郎さん作曲の壮大でとても素敵な曲です。
しかし三味線と大正琴という和楽器での編成でこの曲を演奏するためには何度となく壁にぶつかってきました。

和楽器の素朴な音でこの曲の壮大さを表現することが難しい。
曲の中で幾度となく転調する場面でピッチが揃いづらい。
でもどうしてもよしえちゃんの結婚式に演奏したくて私は粘りました。

キーボードでストリングスを入れたり、本番1週間前の合わせのときにかにちゃんがドラムを入れてくれることにもなり、そして、三味線、大正琴のメンバーであゆちゃんに見てもらいながら猛練習をし遂に形になりました。
よしえちゃんの結婚式で演奏したいその思いがこの曲に詰まっています。三味線、大正琴メンバーの執念の曲です。

先週のリハーサルでの改善点を踏まえて、最初に各パートでの練習、そのあと全員での合わせをして、合わせるべきところを細かく修正していきました。
あゆちゃんに見ていただいてから、この曲のスケール感や気持ちの持ち方が定まって、空気感が以前よりもまとまってきた感じがあります。全員が一瞬止まるところや、主旋律が変わる所など、音がくっきりと揃うようになってきています。一瞬でも気を抜いたらできないので周りを意識して自分の音に責任を持ちたいと思います。

万讃歌は、全ての生命を讃える曲であって、例えどんなに今が未熟であろうと、生まれてきた誰もが素晴らしいいのだと、そういう意味があること。自然や身の回りのものに、神様がいると信じている日本人だから分かる言葉で、外国語には訳すことができない。
日本人には『調和』という言葉を大事にするけれど、それは同じ志を持った自分達だからこそ『調和する』ことができる。それを大事に思って合わせること。

そんなあゆちゃんから教えてもらったことを毎回、自分達の心に置いています。残り少ない時間を大切にして、曲の世界を感じてもらえる演奏にしたいです。
そしてなによりよしえちゃん、しんやさんへこの曲を心を込めて演奏したいです。
(まりの)
