6月12日のなのはな

私は今、新しいバンドメンバーとして、しなこちゃんと一緒にキーボードを練習しています。
私は、弾く音が自分以外に聞こえる状況になるとものすごく緊張してしまいます。
それは、「自分対楽譜」だけの近視眼的な世界に籠ってしまうからだ、と思いました。
曲を立体的に、多角的に見て、どこで誰と合うのかをちゃんとわかって弾く。どこまでもドラムのリズムを死守して、全員でその流れに乗って演奏することが必要だと、教えてもらいながら、身をもって感じました。

今日は一日、よしえちゃんとしんやさんの結婚式で演奏する曲の合わせ練習をさせてもらいました。
午前中はよしえちゃんの結婚式で演奏する曲をバンドメンバーと、何度も繰り返し合わせをしました。使ったキーボードは普段使っているCP4の方では無く、(同時にアンサンブル練習も行っていたため、そちらを優先した)キーボード2のピアノの音色を一時的に使いました。
固いピアノの音色は、ぱきっとした印象があり、少しずれただけもすぐにわかってしまいました。そのため、普段CP4の方で音色にエフェクトをかけてぼんやりしていた部分が明確になりました。テンポをずらさないための、いい練習になるね、とまえちゃんも話してくれました。

そう、私の抱える課題の一つは、テンポキープにあると感じています。
緊張からか、なぜか一人走ってしまいがち、ためが無い。
特に「Ovai」はそれが顕著です。そこで、まえちゃんがこう話してくれました。「心臓の音みたいに鳴っている、かにちゃんのバスドラムに合わせる。乗る。みんな、かにちゃんの作るリズムに乗って弾いているから。合わせなきゃ、と思うんじゃなくて、合う、と思って弾こう」
まえちゃんの言葉を聞いて、合う、と信じ切って弾いたときは、誤差なく音がはまった感じがしました。やはり合うかなどうかな、どうしようああしようと雑念にまみれている時はバスドラムから遅いか早いか、ずれてしまいうまく音が乗せられませんでした。
演奏においても、どこまでも自分を透明にして、あるべきところに自分を置く、変に気張るより、仲間を信じて、大きな流れに身をゆだねる、そうすることで初めて、ひとつになるのだと身をもって感じました。


尺八を模倣した音が始まりで、そこへかにちゃんのドラム、あゆちゃんのボーカルが入り、次はまえちゃんのアコギ、次いでりなちゃんのエレキに続くさやねちゃんのベース…というように、少しずつみんなの音が加わりながら、最後には全員で曲を盛り上げていくところが、仲間をたくさん感じ、「ovai」の好きなところだな。と感じます。
「How far I’ll go」は、波の音を流して、キーボードから始まります。そこでいかに曲の中の人になれるか、流れを作ってボーカルに渡せるか。私が単調だと、まなかちゃんのボーカルが出にくくなってしまう。ということをあゆちゃんが教えてくれました。
左手の連打は均等な粒ぞろいの良い音で、かつ右手はためを作ってメロディーラインとして弾く、という理想はある
のですが、まだそれを実現させるには至らないのが現状です。

この曲は、そのタイトルの通り、「How far I’ll go」。「海の底が、どこまで広がっているか私はまだ知らない。」大人の何でも知っている感じではなく、子供だからこそ持ち得る強さ、冒険心、たくましさのような物を出して。とあゆちゃんが曲に込める気持ちを伝えてくれました。
音を出すとき、ちゃんと目線の先にその景色を見て、ダンサーを立たせるという意味でも、素の自分から離れて、パフォーマーとして失敗無いようにやりたいです。

よしえちゃんの結婚式で演奏する曲を、お父さんにも見ていただいた後は、オリジナル曲の練習に入りました。
この結婚式のためにお父さんが詩を書いてくださり、さとみちゃんが作曲してくれた、大事な一曲です。
私はキーボードをさくらちゃんと担当させてもらい、さくらちゃんはストリングス、私はピアノパートを弾きます。
よしえちゃんとしんやさんがこれから歩んでいく道、その先、その気持が歌になっている、と感じました。

明るく、またシックで落ち着いたような印象を受けました。最大で5つのフラットがあり、サビ前の緊張感がありました。(ドミナント効果というらしいです。)
まだ少し譜読みを進めただけだけれど、お父さんとさとみちゃんが作ってくれた楽譜を弾かせてもらう中で、とても嬉しい気持ちを感じます。一つの和音から次の和音にいくまでの飾りの音、それに合わせる左手の音も、綺麗だと感じました。

急ぎで、進めていきます。
どの曲も、良い形で本番に持っていけるように引き続き練習をしていきます。オリジナル曲は、結婚式当日、お楽しみに!
(ほのか)
***救世主は指サック!***

桃畑での小さなひと工夫。
今桃作業では袋掛けを精力的に進めています。
日焼けや病害虫から実を守り、品質の高い樹熟し桃に仕上げるための大切な作業。
なのはなでは、100本以上の桃の木を育てています。
その一つ一つに袋をかけていくと、予想される袋の合計枚数は54000枚。
一日に5000枚目標で袋掛けを進めていますが、雨でぬれてしまうと袋が欠けられないのもあって、長期戦の作業になってしまっています。
袋をかけた実は収穫する実の最終決定になるので、しっかりと実を見て確実に良い位置の良い桃にかけなければいけませんが、早めに桃を守れるようにあまりゆっくりもしていられません。
省ける無駄は全て省いて、できるだけスピーディーに進めたい!
そんな思いで質もスピードも意識して袋掛けを進めるのですが、もどかしくなってしまう瞬間があります。
袋を腰袋から取り出して、さっと桃の実にかぶせて口をキュッと占める。
それができれば理想なのですが、桃の袋を開くのが意外と手間取ってしまうのでしまうのです。
果実用の桃袋は紙製。手が乾燥していると、なかなかめくるようにして袋を開くことができません。
さっとかけたいのに、袋を開くところで手間取ってしまう。この手間取ってしまう時間がもったいない。
そんなもどかしい思いの中袋掛けを進める日々だったのですが、つきちゃんがとあるアイテムを見つけてきてくれました。

袋掛けをスムーズに進めるための小さな工夫となるアイテム。
それは…指サックです。
しかも、ただの指サックではありません。
おそらく多くの人が指サックと聞いて思い浮かべるものとは少し違った形をしています。
付きちゃんが見つけてきてくれたものは、ゴムが輪の形になっていて、指輪のように指にスポッとはめることができるようになっています。
普通の指サックのように指全体を覆ってしまうと、桃の実に触れづらかったり袋の口を閉めづらかったりと、逆に作業がやりづらくなってしまうことがあります。
ですが指輪状だと指先が使えるので、気にかかることもなく作業ができます。
それでいて、摩擦はしっかりと生まれて袋はスムーズに開くことができました。

「袋をすぐに開くことができる! しかも指先が出ていて使える!」
初めて使わせてもらった時、思わず声を出して喜ぶほど感動してしまいました。
小さな小さな変化ではありますが、一日に何十、何百、何千枚もの袋をかける中で、ストレスなく袋掛けを進められることはとてもありがたいです。
これでさらに作業の効率が上がって、袋掛けの作業の楽しさも増していきました。

一日に一ミリ成長するともいわれている桃の実は、見るたびに大きくなっています。
特に、なのはなで一番に収穫できる「はなよめ」は、もうテニスボールくらいのサイズになっていて、袋の外から見ても大きくなっているのが分かるくらいに袋が張ってきています。
実のオーラも、緑で小さくてまだまだ若さを感じる姿から一変、艶やかで絹のような肌の「桃」のオーラになっています。
修正摘果で取った実を手にすると、まるで宝物を持っているかのように愛おしく思えて、キラキラと輝いて見えます。


桃の成長に嬉しさを感じる反面、袋掛けも早く進めなければという思いにも駆られてきます。
一度袋をかけると、次にその桃と出会えるのは収穫の時。
袋を開く瞬間を想像するだけでだけで胸がいっぱいになります。
袋を開いた瞬間「わぁ!」と声を上げてしまうような、嬉しくなるような立派な桃に育てられるよう、気持ちを込めて作業をしていきたいです。

気持ちの込めやすさ、作業のやりやすさ、質は、小さな工夫で大きく変わってきます。
夏野菜のチーム発表もされて、それぞれが担当の作物の畑で小さな工夫を凝らして、より良い収穫を目指しています。
そんなこと?! と思うような小さなことでも、考えて実践して結果を得ることができるとすごく嬉しくなって、より畑に向かう気持ちが上がります
こうした喜びを見つけられるのも、畑作業の楽しさのひとつ。
私たち桃チームは、素早くあるべき桃に袋をかけていくことができるよう、日々工夫を重ねながら桃畑へと向かっています。
(ゆうは)
***どうなる!? 空心菜と紫黒米のコラボレーション!***

無事に田植えが終わり、なのはなの田んぼ全てに稲が植わりました。
グラウンドには少し余ってしまった稲のトレーが数枚。この子たちの行き先は、一体どうしたら良いんだろう……? と思っていたとき、あゆちゃんとまえちゃんからビックリするような嬉しいお話しが……!!

「余った紫黒米の稲を空心菜畑の空いているスペースに手植えして空心菜と一緒に育てたら良いんじゃない?」
あゆちゃんとまえちゃんの言葉を聞いて、最初はビックリ! でもすっごく良いアイディアだと思いました。
空心菜は私たちの畑チームの担当野菜です。空心菜は、稲と同じように水をためて、水耕栽培で毎年育てています。田んぼと同じ……、としたら、空心菜の畑でも稲も育つのではないか? そう思うと、空心菜と紫黒米の初の共演がとってもワクワクしてきました。

早速、同じ畑のチームのうたなちゃんとうたなちゃんと一緒に、朝食前の作業で紫黒米の手植えをしました。モーニング手植え! 昨晩からドキドキして朝がくるのが待ち遠しかったです。
まえちゃんに教えてもらって、昨日の夕方に水を抜き始めていて、朝に畑へ行ったときには、手植えには持って来いの水位になっていました。裸足になって水の中に足を入れると、まだ朝だからか水が冷たく感じて気持ちが良かったです。
全員で手植えをするときと同じように、水糸を使って植え付けていきました。3人だったので1人が1列に植える数も多いのですが、うたなちゃんやかのんちゃんが、「2回も手植えできるなんてラッキーだね!」と喜んで手植えをしてくれていて、2人の気持ちに私も心が救われたなあと思います。私自身も思う存分手植えができて、とても楽しかったです。

始めたときは時間配分が読めなかったけれど、無事に作業終わりまでに余ったスペースに植え切ることができて嬉しかったなあと思います。
私は、田んぼのことや稲の育て方などについて知識がなく、水の管理とかも最初は不安でした。でも、あゆちゃんやまえちゃんからたくさん教えてもらったり、一緒に空心菜畑で水路の使い方の決まりのことなども教えてもらって、不安な気持ちもなくなって本当にありがたかったです。困った時も助けてくれる仲間がいると思える毎日が、幸せなことだなあと改めて思いました。

紫黒米が植わっていると思うと、更に毎日の見回りに力が入るし、見に行くのが楽しみです。
空心菜と紫黒米の共演は、果たして成功するのか……。せっかくならどっちも大成功させたい! 頑張るぞ~!
(よしみ)
***畑で一工夫***


***タマネギ穫れました***



