6月11日のなのはな

〇見え方が
一昨日書いたように、田植えの初日はたくさんあゆちゃんたから学びました。
昨日は、そうなんだ、と知っただけだったけれど、田植え2日目はいざ自分も本格的にやる側として、当事者としてさせてもらう事で、これまで見ていた田植えとは全く違うように見えました。これまでは、どこか応援する、見ているだけでお父さんあゆちゃんかっこいい、そう田植えのどこを見たらいいのかわからなくて人ばっかを見て面白さを知らなかったです。だけれど、どこをどう見るのか、どう行動するのか、そうコツや見方を知ることで、そんな1つの言葉じゃ表せないぐらいに、お父さんとあゆちゃんの凄さを感じました。それに、こんなにも見る事がたくさんあり、気を付ける事がたくさんあったのかと知り、それを見ていたあゆちゃん、お父さんが本当に凄いなと思いました。

〇面白さを
田植えをする中で、自分が1番難しいなと感じたのが、イネの量を見て調整するのと、田んぼの形がそれぞれちがうのですが、どういったら効率がよくて1番いいのかという事でした。
朝に、まえちゃん達が決まった数を田んぼに置いてくれています。そのイネをぴったり田んぼに植えたい! そうするには今の量は多すぎるのか少なすぎるのか、どちらかだと調整しなければいけない、それを見るのが難しかったなと感じます。
滝川大で田植えをしていた際、本格的に補助をさせてもらっていたのですが、間隔があいて4トレーづつおかれていたのですが、距離が短いので毎回補充する量は大体2トレー。そこで、毎回2トレーづつ余っていたので、私はあまるんじゃないか、そう思っていました。その事をふとした時、あゆちゃんにぼそっと言ってみると、これはギリギリになるんじゃないかな、外周もあるしと。
そうか、外周があったんだと、ふと思いました。田んぼで外周の長さとかが全然違うので、ここの田んぼだと外周でどれぐらいいるのか、それを見るのが本当に難しいけれど、それがなにかかけというのか、ハラハラするスリルがあって楽しいところなんだよなとも感じました。それにいざ、滝川大が終わってみると自分が思っていたよりもあまりが、少なかったです! さすがあゆちゃんだなと思いました(笑)

それと、田んぼごとに大きさが違うので、今日も滝川小でどう植えてどうするのが1番良いのかをお父さんあゆちゃんで話していました。自分はまだまだですが、そうどうやったら効率がいいのか、どうしたらよりよいのか、と田んぼの面積とか田植え機の事を考えるのがない度が高いだろうけれど、凄くかっこいいし、そういう所がたのしくて上手く行った時の達成感が大きいんだろうなと思い私もいつかそう考えられる人になりたい、そう思いました。
田植えってこんなに、深くて面白かったのかと本当に楽しかったです(笑)
田植3日目、今日は、いよいよあゆちゃんやまえちゃんのスタッフさんがいない中で補助に入らせてもらいました。
〇知識が楽しさへ
今日も、お父さんから田んぼの事で新しく教えてもらったことがたくさんあります。
「軽トラを止める時、できるだけ畔ギリギリにおいて車が通りやすいようにする、田んぼの出入り口をふさがない、次の事を考える」
「カーブミラー田んぼで、手前から始まるのじゃなくて奥から始まるかと言えば、それは手前側は、曲がっているからそこから始めたら全体が曲がってうわってしまうから、奥側はまっすぐだからまっすぐなところから植えたら全体がまっすぐに行く」
「稲に水をやりすぎると、つまみを調整しても土がゆるいから補充したりして上に苗を重ねていくとゆるいから押しつぶされてたくさんとってしまう、だからつまみの量を調整したいときは、つまみでも調整できるし、水の量でも調整できる」
まだまだ田んぼで見るところがたくさん、気を付ける事がたくさんあるんだなと感じました。本当に、それを教えてもらえる事、学べることがすっごくすごく嬉しくて知識が増えるのと同時に楽しさも増すなと思います。
そう、知識が増えたりどう動いたらいいのかの土台が、頭の中に入っているとそれを基準に、今どうするのが1番良い動きなのか、どうしたら効率よく作業が進むかを考えたりできるんだなと知り、本当に楽しさが倍増するんだなと感じました。
知識があることは楽しさにもつながるんだと知り、今たくさんの事を学べる場があり、教えてくれる人が居ることが凄く嬉しいなと改めて感じました。
もっと田んぼの事も畑の事も知りたい、そんな気持ちです。

〇考える事の
上記に書いた事を、いざ那岐山三反で試してみると、数字を具体的にする事で、焦りも消えて穏やかな気持ちになりました。 苗の数字を具体的にしておくこと、めあすをつけておくことって本当に大事なんだと知りました。それと、私が思った事をすぐ口に出すのですが、それを一緒になつみちゃんが聞いてくれて一緒に共感してくれた事で、より自分の頭の中の整理ができ、コツを少しだけれど、つかめた気がしました。
苗数を考えてこれぐらいだったら適量だから大丈夫とか、お父さんはどう外周を回って出るのか、そういう事を自分で考える時間も、すごく楽しかったです。
それに、自分が考えていたのと、お父さんが同じ事を考えている時もあったりで、その事もすごくうれしかったです(笑)
他にも、石生西田んぼのような変形した田んぼをどう植えるのか、どう外周を回るのか、全く分からない、、うーん、という時でもお父さんのやり方を学べるのが凄く面白くて楽しくて、なるほど! という事ばっかりで、やり方を覚えておこう、と勉強になりました。
こうして、田んぼによってトレーの枚数や、形が少しずつちがうので、その田んぼに合わせて考えるのが凄く楽しいなと思います。
田植えの補助って本当に楽しい、そう思いました。
お父さんとだからより楽しいんだな、と思いもしかしたら自分がなのはなで1番好きな作業が、お父さんとの田植えの補助かもしれないと、思いました(笑)

〇長い旅
那岐山三反、外周1週目に入る時、苗を載せられるだけ乗せました。
よし、出発する準備ができた! という時、お父さんが「長い旅に行ってくるね」と言ってくれました。その事がすごく嬉しかったです。
なんていうのか、自分が陸にいてお父さんが田んぼの中にいて、補助だから当たり前のことなのかもしれないけれど、田んぼの中、遠いところを回ってまた自分の所を目指してお父さんが帰ってきてくれると思うと、ものすごく嬉しかったです(笑)

〇きゅん
石生西の変形している田んぼだったり、カーブがある所でもどんなところでもお父さんがまっすぐに植えている姿が本当に凄いなと、かっこいいなと感じました。

最後、石生西の田んぼで、田植えをしているお父さんの姿を見た時、ちょうど背景や空気がいい感じでさらにきゅんとしました。
田んぼがずらっと並び、田んぼや草の緑と空の青さが綺麗でちょうど大きな建物もなくてスカッとひろびろとした背景、夕方の空気、その中でお父さんがまっすぐに田植えをしている真剣な姿が本当に胸に刺さり、感動しました。
本当に、田植えの補助が楽しくて楽しくて、最近毎日が楽しく感じるなと思うぐらい楽しいです(笑)きっとそれは、お父さんだからという事も大きいんだろうなと思い、お父さんの田植えの補助をさせてもらえる事が凄く嬉しいです。
本当に、田植えの補助をさせてもらい、お父さんが大好きだなあと思ったし、よりお父さんの事を大好きになったなと思います。

〇働くって楽しい
石生西の田んぼが終わり、最後ケートラで帰る時にお父さんが「労働は楽しいね」と言ってくれました。本当にそうだなと思いました。私も、お父さんとだからか、ものすごく体が軽くて動く事ってこんなに楽しいんだと、苗を運んだり、水をやったり、いろんな機会に何度も感じたなと思います。
本当に、お父さんが言ってくれた言葉が凄く嬉しかったなと思います。
労働が楽しいのが良い、それがあるべき姿なんだとお父さんの言葉で、さらに感じ、私もこの気持ちを広げていきたい、この楽しさを広げていける人になりたい、そう思ったなと思います。
4日目の今日が、田植え最終日!今日は、ほとんど朝から日が暮れるまでお父さんと一緒に作業ができて、とってもとっても嬉しくて満たされた時間でした(笑)

〇次へ
小屋向かい下の田んぼから抜け出す際、上手くできなかったという時でもお父さんが、次の小屋横の田んぼへ移ったとき、「さあ気を取り直して行こう」と明るい声で行ってくれました。
そのお父さんのぱっと次へ切り替える速さに、すごく元気をもらいました。本当に私も、そう失敗しても上手く行かなかったとしても、シャキッと切り替えて前を見て進もう、そう何度もお父さんから姿勢を学んだなと思います。お父さんがどんな時も、そういう姿勢でいるからどんな時も、最初から最後までまっすぐで美しい稲が植わるんだろうなと感じました。

〇つなげる
小屋隣田んぼの田植えがもうすぐで終わる、という時、私のつめが甘かったり、お父さんにきちんと伝えられていなかったりで、小屋横の田植えが終わるという際に、だいぶ稲が余ってしまいました。終わった時は、8トレー残りました。
うーん、ごめんなさい……。という感じだったのですが、お父さんがいい意味で後ろを振り向かず、次の田んぼで使う事、全部使い切ることを選んでくれました。
最初は、私もお父さんも「これは余るんじゃないか」と思っていました……。そう思いながらもお父さんが出来るところまでやろう、そう前向きな言葉が嬉しかったです。私もそうお父さんのように前だけを見ていこうと思います。
それと、お父さんの姿勢や言葉からあることに気付きました。失敗したとして、ただ自己否定をしたり、落ち込んだりするんじゃなくて、今から次どうするかと考えたり、次は同じことをしないように、反省として、次につなげるだけでいいんだと感じました。そう思うと、失敗って怖くないよなと感じました。だってそれが次の自分の失敗しない種になったり、他の人が同じような失敗をしないための話の種にもなると感じたからです。

〇プラン
最後の田んぼ、残っていた苗と合わせて多めにありました。始まる前に、お父さんが一緒にこの稲たちをこの田んぼでどう使うか、1往復でどれぐらい使えばいいのかを考えてくださいました。その時、お父さんが田植えが始まる直前、新しく教えてくれた武器が使われてました。それはiPhoneで長さを測れるアプリ。それがあったら、スケールもいらないという事でした(笑)
それでお父さんが教えてくれた、ついさっき学んだアプリで田んぼの距離を測り、考える時間、プランを立てる時間もお父さんとだから嬉しかったなと思います。自分も考えたように書いてしまっているけれど、大体はお父さんが考えてくれました(笑)
ですがただ見てるだけじゃなくて、そこで学んだ事があります。自分は田んぼを見てここの田んぼでは、何往復するかとかそういうのが全くわからなかったです。だけれど、お父さんが、何往復するかは、トラクターの線とほとんど同じだという事を教えてくれて、学びました。
そう聞くと、より考えやすくなりました。トレーの数を数えて、トラクターの線を見て何往復するかを考えて、そこからは計算で半分でどれぐらい使えばいいのか、2往復でどれぐらいつかえばいいのか。
そう、しっかりとした田植えの時のプランの立て方をお父さんから学べてありがたくて嬉しかったです!
次からは、今日学んだ事を活かして、また機会があれば、次からは事前にその日に田植えをする田んぼに、何前トレーが置かれているかを事前に考えておこうと思います。
本当に、お父さんのしっかりとしたプランの立て方から自分も、もっとしっかりしようと認識の甘さを感じさせてもらえてまた1つ自分を磨く機会をもらえたような気がして凄く嬉しかったです。

〇180度からの360度
とうとう最後の田んぼ、小屋上の田植えスタート!!
作戦はこう、2往復で12枚を使い切る! 稲に水をじゃばじゃばにかけて、つかみも1番多いようにして、とにかく使わせる!!(水をいっぱいかける事で土が緩みつかみが多くなります。)
お父さんのプランのおかげで、イネがトレーだけになっていき、プラン通りになくなっていきました。それがすごく嬉しくて、補充をするたびにお父さんも良い感じだね、と言ってくれました。やっぱり思っている通りに、ちょうどで進んでいく事って凄く嬉しくて安心できて楽しさが倍になるなと感じました(笑)

ですが、ある時、ある展開が起こりました。
それは、もしかしたら稲が足りないかもしれない、、。まさかこんなことを思うとは全く思っていなくて、なんなら余るかもと思っていたのにそう来たかと思い、その展開がある意味面白かったです(笑)
お父さんも同じことを考えていたみたいで、面白い展開だね、と言ってくれました。
と、つまみも下げて水の量も少なくして、あと残りは外周!なった時、また展開が変わりました。それは、やっぱり余るかもしれない!もっと使っても大丈夫!という展開です。
また180度ころっと変わりました。そうコロコロ変わってしまい、ごめんなさいという気持ちもあったけれど、最後終わる時、そんな気持ちも晴れました。なぜなら、お父さんのおかげで最初に持ってきてくれた3トレー以外、合計57枚は植える事ができたからです!!
持ってきてくれた3枚だけしか余らないという、お父さんのプランや田植えが本当に凄いとキラキラした気持ちでいっぱいになったなと思います。本当に本当にお父さんがすごいなと、胸いっぱいに感じました。
本当に最初から最後の最後までお父さんがまっすぐに美しく植えている姿が本当に素敵だなと感じ、本当にお父さんの姿からたくさんの気持ちをもらいました(笑)
それに、終わった事にくねくねいったり、私みたいに失敗して引きずるんじゃなくて、次どうするか、今からどうするか、そう考える事で、成功体験に変わるんだなという事も、実感しました。

〇田んぼへの
最後、帰る時にお父さんと昨日植えた田んぼを見て帰りました。
軽トラに乗りながら、他の人の田んぼを見たりもしたのですが、びっくりしたことに、田植えをする前と今日とで田んぼの見え方がガラッと変わっていました。
これまでは、田んぼの中を走っていてもただ田んぼがあるだけで、何も面白いと思えない自分が居ました。だけれど、この数日間でどう植わっている田んぼを見たらいいのかその面白さに気付かせてもらったように思います。
本当に田植えをさせてもらい、田んぼに対して理解が深まり田んぼの事が好きになりました(笑)



〇終わりは、スタート
田植え機を洗い、最後、あゆちゃん達を迎えに桃横田んぼへ行くと、もう夕方の6時前。
ちょうどあゆちゃん達も終わりの頃でした。
とうとう、今年の田植えが本当に終わった実感がわいてきました。
とうとう全部の田植えが終わり、嬉しい気持ちや達成感はもちろん!だけれど、もう明日からは、お父さんと田植えの作業ができないのが寂しいような気持ちもあったりしました(笑)

だけれど、この田植えをしたら終わりじゃなくて、田んぼは苗が植わった今からがスタート!
と言いながら、田植えが終わり明日から、お父さんと作業ができないのが、寂しい気持ちもあります。
だけれど、お父さんと作業させてもらい、本当にお父さんのおかげで、自分のプランの甘さや緩いところ、磨くべきところを知ったり、次からはどうしたらいいか、よりよくするにはどうしたらいいのか、こういう時はどうしたらいいのかという事、本当にとっても大事な事を学べました。

れだけじゃなくて、お父さんの事をさらに理解する機会にもなったし、お父さんの事をさらに大好きになりました。そうお父さんの事が大好きだなと思ったり、お父さんとの田植え本当にとっても楽しかったことを思ったり、この数日間で学んだ事の量や大事さを思うと、終わりの寂しさよりもこの数日間で知った事、学んだ事、お父さんが好きだなという気持ちの方が大きいことに気付きました。
そして、今からはお父さんとの田植えで学んだ事を活かしていく機会だったり、今回きづいた自分の甘い、磨くべき所を今から修正し磨いていく日々がスタートするんだと気づきました。
そう思うと、前を向かなくちゃ、走り続けるんだ、そんな気持ちになるなと思います(笑)
(かのん)
