6月4日 夜のなのはな「藤井先生の木版画教室」

6月4日のなのはな

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 新たな風が吹く、木版画教室。
 毎週木曜日は、なのはな木版画教室です。毎週火曜日に私たちへ、アコースティックギターを教えてくださる藤井先生が、木曜日は木版画教室の先生となって、私たちに版画を教えて下さっています。

 先月まで木版画の作品作りをしていたメンバーも完成し、今月からまた新たに6人のメンバーで木版画教室が結成され、これから木版画を学んでいきます。

 なのはなファミリーではいつも「何かをするときは常に、当事者としてそのことに向かうことが大切。受け身ではなく、自分がする側、教える側の立場に立つ気持ちで、覚えたり、目の前のことに取り組むことが大切」だと教えて下さります。

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 今回、木版画教室に入ることになったメンバーにお父さんから事前に、「このメンバーは、版画をただ作るだけではなく、版画の技術を習得して、今後、誰かに教えられるようになってほしい」という話をうけて、新たな役割や責任を託され、期待を寄せられているメンバーです。

 私もその中の1人として、版画をただ楽しむだけではなく、版画の基礎の部分から覚え、理解し、伝えられる側になれるように熱心に向かいたいと思いました。

 1日目の版画教室は、座学から始まります。木版画をするにあたって、使う道具について、木版画の流れや工程について、どんなものを題材にし、どんな作品を作るのか……。

 彫刻刀1つとっても、バレン1つとっても、版木1つとっても、その種類は数えきれないほどにあり、それらは「これを使ってください」と用意されているのではなく、それぞれ、作品を作る人が自分が作りたい作品に合わせて、その作品の表現が思うままにできるような道具を選んで作ります。

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 なのはなファミリーでは木版画をメインにしていますが、版画にはほかにもリトグラフや紙版画、エッチング、消しゴムハンコ、シルクスクリーン……と、様々な技法があり、それらもただ完成した作品の雰囲気が違うだけではなく、それぞれ、やり方や線の細さ、影の出し方など、作りたい作品の目的を果たすための手段としての種類だということも学びました。

 その中で、では、木版画でどんな作品を作るのか。
 実際にこれまで、藤井先生が作られてきたたくさんの作品や、その作品を作るために彫られた版木などを見せていただきながら、藤井先生が技法についても丁寧に教えて下さりました。

 また、藤井先生が好きだという「斎藤清」さんや「清宮質文」さん。日本の代表的な版画作家である「棟方志功」さん他、たくさんの版画作家の方の作品集を実際に見ながら、藤井先生がそれぞれの技法について話してくださりました。

 私はなのはな版画教室の第1期生、2期生として以前にも版画をさせていただいたことがありました。

 その時に楽しかったこと、難しかったこと、苦戦したことなどを思い出しながら、改めて藤井先生の作品や、版画作家さんの作品集を見させていただくと、「これは、どうやっているんだろう」「どうしたらこんな風にできるんだろう」と頭の中に「どうして?」と「私も、これをしたい」が同時に湧き出てきました。

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 それらを藤井先生に質問させていただくと、藤井先生が面白そうに、楽しそうに質問に答えてくださり、その時間により私の楽しみな気持ちや、好奇心が芽生えていきました。

 今回、私たちは白黒版画に挑戦します。白黒版画は彫る板の枚数は多色刷りに比べて少ないですが、その分、作りたいもののどこを抽象化するか、どこを黒く、どこを白くするのか、下絵づくりが難しいです。

 現時点で私の中に作りたいものがいくつかあります。それは、私の大好きなフラダンスをテーマにしたものと、大好
きな桃をテーマにしたものです。

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 それらをどのように、白と黒だけで表現するのか……。
 まずは、実際にスケッチをするところから始めて、「こうであらなければいけない」という凝り固まった私の頭をアーティスティックに、柔軟にして下絵づくりをしていきたいです。

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 改めて、藤井先生から版画の基礎の部分を座学で教えてもらう中で、一度版画を経験したことがあるからこそ、より理解できるところや、新たに挑戦したいことなども出てきました。

 この機会をきっかけに、なのはなファミリーでの版画を学ぶ姿勢も改めていきたいです。

 そして、潮目が変えていくような気持ちで版画について、深く深く理解して、一度学んだことを今度は私が誰かに教えられるような気持ちで取り組んでいきたいです。

(ななほ)