6月4日のなのはな

雨が上がった、今こそチャンス!
夏野菜や豆類の畑を回る、酵母の液肥やりツアーをしてきました。
お父さんが提案してくださり、今年は『ビール酵母』と『パン酵母』を肥料として使うことになりました。
野菜の元気づけと土質改善のために、この2つを水に薄めて液肥として、野菜に与えています。
どちらも粉末状で、パン酵母はまさにパン作りに使われているような、良い匂いです。それぞれスプーンに山盛り5杯ずつ、合わせて10杯を500リットルタンクの水の中に入れ、良くかき混ぜます。

ゆかちゃんと一緒に、滝川横の畑に向かいました。オクラ、キュウリ、ゴーヤの3種類に液肥をやっていきます。
じょうろ1杯で10株ずつ液肥を与えるのですが、じょうろでやっていくと時間がかかってしまいます。そのため、水やりのようにエンジンポンプを使って、ホースで液肥をやることにしました。
ただ、普通の水やりとちょっと違うのは、とてもスピードが速いということ。
通称『倍速水やり』。
水やりならば、1株に4~5秒はかけて、じっくりと地面にしみ込むように水をやっていきますが、液肥やりの場合は1株1秒くらい。エンジンポンプもウサギ寄りの高速にして、ハイスピードで進んでいきました。
限られる量の液肥を無駄にしないようにと、ゆかちゃんと畑を走り回りました。
すぐに次の畝や株に移りたいところを、ゆかちゃんがホースを引き回して助けてくれました。
タンクの液肥がなくなってエンジンポンプのエンジンを切った時、ふたりで「はあ…!」と、同時にホッと一息ついていて、それが可笑しくって、吹き出してしまいました。


液肥を与えると、畝の上の土にじわっと染み込んでいくのが見えます。液肥は少し泡が出ていて、単純な考えですが、その泡がいかにも酵母が住んでいて、効果があるように思えました。
酵母は湿った土に与えるのが良く、液肥をやるのは、水やり後か雨上がりの方が効果があるようです。湿った土に染みわたって、酵母が広がっていくのを思うと、ワクワクしました。
私が「酵母って凄いなあ」と感じたのは、マクワウリの変化を見てからです。
マクワウリの畑は、土がガチゴチに硬く、水やりを午前中にやっても、午後にはカラカラに乾いてしまうほどでした。
何度かパン酵母を入れて水やりをしているうちに、土の水持ちが良くなっているのを感じました。前日に水やりしても、まだ土が湿っていて、しっとりしていました。土が水をちゃんと吸っている。だから野菜にも栄養が届くのか、マクワウリも元気になっていきました。
葉がピン! と斜め上へと立っているのを見ると、これは元気十分だというのが分かって、その変化に驚きました。

今日は、6人で10種類の野菜や豆類に液肥をやることができました。
パン酵母の方が即効性があるが、ビール酵母は遅効性で効果抜群だ、とお父さんが教えてくださいました。
この2つの組み合わせでやるから効果抜群になるのです。
この2つを合わせた、とびきりの液肥で、畑の野菜の変化を見ていけるのが楽しみです。
これからも定期的に液肥をやっていきたいし、もっと酵母のことを知っていきたいです。
(みつき)
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