6月1日(月)「台風前、畑作業はフルコースでどうぞ!」

6月1日のなのはな

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〈ニンニクの収穫の他にも様々な作業を進めました! 写真はトウモロコシ畑です〉

 今日は、台風前の貴重な晴天の一日。やりたい作業がいくつもあり、自分もそうですがみんなからも、早く畑に行ってあれをしたい!これもしたい!というソワソワした気持が朝から伝わってきました。

 朝食前、私は初めてのニンニクの収穫をさせてもらいました。去年は収穫の作業には入らず、少し残念な気持ちだったので、今回は作業に入れると知って、とても嬉しくなりました。他の野菜は何度でも収穫の機会はありますが、ニンニクや、玉ねぎ、芋類、しょうが、などなど一年のうちその日限りの収穫の作物は、収穫体験がすごく貴重に感じます。

 朝7時、子ども玄関に集まったメンバーは、えつこちゃん、みつきちゃん、うたなちゃん、ゆかちゃん、私の5人。収穫は、スコップで掘り上げてするのかなぁと想像していたのですが、うたなちゃんから「手でも抜けるよ」と教えてもらい、一応スコップも2つ持って、いざ、畑へ出発しました!

 去年の10月上旬に植え付けたニンニクはおよそ5000粒。その間、草取りや、追肥、芽かきなどの手入れをしてきて、ニンニクの芽を食べさせてらもったりもしました。およそ8か月が経ち、今や葉先も茶色く枯れかけて、「さあ、今が収穫の時だよ!」と教えてくれているようです。その光景を見て、早速腕まくりして「抜いてやるぞ!」という気分になりました。
 
 収穫のやり方は、一人一畝担当で、収穫したニンニクは畝の上に並べて半日ほど干す、という方法に決まり、いよいよ収穫スタートです!葉を両手でつかんで気合を入れて引っ張ってみると、思っていたよりも簡単に抜けました。出てきたニンニクは、スーパーで並んでいるのと同じくらい大きくて、感動の瞬間でした。 
 朝食前の1時間30分で4枚の畑のニンニクを収穫し終えなければいけないので、喜びに浸ってばかりもいられません。次々に抜いていきます!時々固くて抜けない株があったり、抜く時にちぎれてしまったりして、その時はスコップで掘り上げます。畝の上にニンニクがズラッと並んでいき、その光景を見ても嬉しい気持ちになります。
 出てくるニンニクの大きさは様々です。大きいのが出てきた時は「ヤッター!」という気分になります。4枚の畑のうち、2枚は収穫前に草取りをしましたが、残りの2枚は草取りの時間が取れずに草に埋もれたままの状態でした。そのため少し収穫がやりにくかったのですが、草にも負けず、ちゃんと大きく育っていたことに、ホッとしました。

 最後は時間ギリギリになり、少し焦りましたが、リーダーのえつこちゃんが「少し遅れるかもしれないけど、切りよく終らせましょう!」と言ってくれました。みんなの最後の頑張りのおかげで、5分ほどの遅れで、無事に全てのニンニクを掘り上げることができました。台風前に収穫を終えられたことに、ニンニク担当のえつこちゃんが、すごく安心した様子で、私たちみんなもとても嬉しかったです。

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 朝食後、午前の作業が発表されました。私がさせてもらう作業は、追肥ツアー!何の追肥かな?と思ってと聞いていると、トウモロコシ第二弾第三弾、ゴーヤ、キュウリ、マクワウリ、イチジク、次々と発表されます。そんなにも回れるの!?と思うくらい、盛りだくさんです。これはプランをしっかりと立てていかなければ回り切れないな、と感じました。掃除に分かれる前に、作業に入るみんなで集まって、作戦会議が始まりました。さくらちゃんは桃作業で忙しいのですが、牛肥を積んだエルフを畑につけてくれたり、牛肥を買いに行ってくれたりと、助けてくれるようで、本当に心強く感じます。畑を回る順番や、時間配分、牛肥の量ややり方をみんなで確認しました。そんな風にして、「よし!」と心の準備をしてから、掃除に分かれられたことも嬉しかったです。

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 まずは、保育園前のトウモロコシです。トウモロコシは肥料食いの野菜なので、たっぷりと牛肥を撒いていきます。今やトウモロコシはまりかちゃんの背丈に迫るほどの高さになり、牛肥を入れたてみを持って畝間を通る時にも、少し葉をかき分けるような感じになるくらいにワサワサと茂っています。元気に育っていて嬉しくなりました。

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 よしみちゃんたちが立ててくれたプランでは、40分後にエルフに乗っている牛肥が空になり、そのタイミングでさくらちゃんが畑に来てくれて新しい牛肥を買いに行ってくれる、という流れです。つまり私たちに与えられた時間は40分!それまでに終わらせる!という気持でせっせと追肥を進めていきます。40分後、準備した牛肥が丁度なくなり、そのタイミングでさくらちゃんがやって来ました。こんなにピッタリとプラン通りに進むなんて、プランを立てたよしみちゃんやさくらちゃんたちが本当に凄いな!と思いました。
 追肥が終わった後に飲む、冷えたお茶が本当に美味しい!こんなにもお茶が美味しいと思えることが、本当に嬉しいなぁと思います。みんなと「あー!美味しい!」と言って笑い合える時間がとても幸せだなぁと思いました。

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 さくらちゃんが買いに行ってくれている間、私たちは剣スコを持って滝川横のゴーヤ、キュウリの畑に移動し、牛肥を入れるための穴を掘っていきました。穴が掘り終わった頃に、牛肥を山盛りにしたさくらちゃんが帰ってきてくれて、私たちは追肥をしていきました。キュウリの濃い緑色と、ゴーヤの黄緑がかった緑が鮮やかで、順調に育っていることが分かり、とても嬉しい気持ちになりました。穴を掘っていると、後ろから「かわいい~??キュウリの赤ちゃんだぁ!」という声が聞こえてきました。

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 振り返ると、ゆかちゃんが愛おし気に7~8センチほどになるキュウリの赤ちゃんを見つめていました。何度も「かわいい~??」という声が聞こえてきて、吹き出しそうになります。でも本当に可愛くて、そんな風にゆかちゃんと一緒に喜び合える時間が本当にいいなぁ、と思いました。二スパンほど、キュウリがまだ植わっていない箇所があったのですが、みつきちゃんやかのんちゃんが、新たに定植してくれていて、これで畑全部が埋まりました。夏真っ盛りになったら、今は見えるネットも見えなくなるくらい緑色で染まり、隣にいるオクラも手が届かないほど高くなって、この畑は緑で埋め尽くされるんだろうなぁと思いました。

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 ゴーヤ、キュウリの追肥が終わり、再びお茶をゴクゴク飲んで力づけ、次はマクワウリの畑へと向かいます。マクワウリも初めの頃はウリハムシに悩まされましたが、ウリハムシ対策をとってからは見違えるように元気になって、お父さんも仰ってくれたように「すごくいい状態」です。ますます元気になってくれるようにと願い、追肥していきます。スコップで穴を掘る時、えつこちゃんが「株もとに近すぎると根を傷つけてしまうから、少し離してもらえると嬉しいです」と言ってくれて、穴を掘る位置を確認してから、鍬で穴を掘っていきました。
 ゴーヤ、キュウリでも同じですが、今年の追肥は牛肥を筋まきにして中耕する、というやり方ではなく、穴を掘って埋めて土を被せる、というやり方に変わりました。それは、リン酸は土に混ぜると固定化されて吸収できない形になってしまうことをお父さんが教えてくださったからです。穴を掘って埋めることで、根からしっかりと吸収され、土を被せることで虫が寄ってこなくなります。中耕したり、最後に虫除けのための酢を散布をする必要がないので、手間も時間も省けて、いいことだらけだなぁと感じます。これからの成長や、収穫の時がとても楽しみになります。

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 魚とり畑のマクワウリは、葉の色も濃い緑色をしていて、生き生きしていましたが、魚とり裏の畑は、葉の色も薄く、勢いがないように見えました。少しうどん粉病が来てしまっているようで、追肥をした後、えつこちゃんが消石灰を撒いてくれました。
 初めにウリハムシにやられて瀕死状態になってしまった時も、生き返ったので、正しい手入れをすれば、この子たちもきっと元気になってくれるだろうと思います。えつこちゃんが「今年もマクワジュースをガンガン飲もう!」と言ってくれて、そうなるためにもしっかりとみんなで見ていきたいなぁと思います。

 マクワウリの追肥の途中で、あと少しで昼食の時間が迫ってきました。リーダーのよしみちゃんが、イチジクの追肥は午前はちょっと無理だけど、マクワウリは切りよく終わらせよう!と言ってくれて、終らせられるように簡略できる所は簡略して作業を進めて、ピッタリの時間に終ることができました。

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 よしみちゃんがリーダーになって作業を進める時に、いつも思うのですが、よしみちゃんが終始明るい空気を作ってくれて、みんなが嬉しい気持ちでいられるなぁと思います。どんなに作業が切羽詰まっている時も、よしみちゃんの笑顔とハキハキした大きい声が、みんなの気持ちを前向きに明るくさせて、やる気を起こさせてくれます。その状況にあった、一番効率のいい作業のやり方を考えて伝えてくれるのも、すごく有難いなぁと思います。午前、イチジクの追肥はいけませんでしたが、限られた時間で、やるべきことをめいいっぱいやれたと感じられて、とても達成感を感じた半日でした。

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 午後の作業は、ズッキーニの誘因と、梅の収穫でした。他にもいくつか作業はあったのですが、その中に、午前出来なかったイチジクの追肥や、固定種のトウモロコシ、ゴーヤの追肥が入っていなかったので、リーダーのなつみちゃんに、イチジクと固定種の追肥もできないか、と相談させてもらいました。そしたら、なつみちゃんが、二ッと笑って「やろう!」とガッツポーズを作って見せてくれたのがとても嬉しくて、「よーし!頑張るぞー!」と気持が高まりました。同じ作業になったゆかちゃん、すにたちゃん、まりかちゃんも同じ気持ちでいてくれて、みんなが揃った気持ちで向かえることがとても嬉しくて幸せだなぁと感じました。

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 最初はズッキーニの誘因です。畑に集合してから、なつみちゃんがやり方の説明をしてくれました。誘因の目的は、今は株が寝てしまっているので、それをスズランテープで横竹に括りつけて、真っすぐに立たせることだそうです。去年もこの作業をしましたが、その時は株がかなり大きくなってからの誘因だったので、とても難しく感じました。今年は、まだ株が小さくてやりやすく、誘引するとしっかりと真っすぐに立つのが、嬉しく感じました。
なつみちゃんが「16時には終わらせて、次の作業に行こう!」と言ってくれました。そのためには一畝5分のペースということを教えてくれて、スピードと質を意識して、集中してできた時間がとても楽しかったです。

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   プラン通りおよそ16時に全ての誘因が終わりました。その後は梅を収穫するチームとイチジクや固定種に追肥をするチームに分かれることになりました。
 稲の苗の水やりを終えたかのんちゃんも梅の収穫に加わってくれて、私はかのんちゃん、ゆかちゃんと一緒に梅林へと向かいました。

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 全収穫ということで、採るものを迷わず、とにかく時間勝負で一つひとつ梅を摘み採っていきました。高い所は脚立を使いましたが、斜面にはみ出している枝は手が届かず、採れるところだけを採っていきました。一人一本を見て、追い越し方式で進んでいきます。

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 時々斜面から転がり落ちてしまう梅もあったのですが、下の家の方が畑で作業をしていて、落ちた梅を拾って下さったり、いろいろと声を掛けて下さることが嬉しくて有難く感じました。後半は追肥を終えたなつみちゃん、すにたちゃん、まりかちゃんも加わってくれて、人数の力で一気に収穫が進みました。先ほどは手が届かなくて諦めた梅も、なつみちゃんが勇敢に危ない斜面に脚立を立てて次々と採ってくれて、とても有難かったです。

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 17時を少し過ぎてしまいましたが、全ての梅を採り終えることができました。この日採れた梅は、数日干したら、梅のいい香りでいっぱいになるのだろうと思います。そしたら塩漬けをして、梅干しになっていきます。台風前に採り終えられたことも嬉しく、これからも梅干しを作る作業も楽しみだなぁと思います。
 今日は、台風前に終らせたい作業がたくさん詰め込まれた一日でした。それを一つひとつやり終えて、その度に達成感を感じて、みんなと喜び合えた時間が本当に嬉しかったです。そんな風に充実した日々を送れるなのはなの生活に感謝し、明日からも頑張ろうと思います。

(のりこ)