どろんこ運動会のなのはな

稲の豊作を願って、田んぼの中で泥にまみれて大奮闘!
遂にどろんこ運動会の日がやってきました。
よく晴れていて気温も高く、絶好のどろんこ運動会日和です。
今回はたくろうさんファミリー、ねいさん(りゅうさんの弟さん)、相川さんと、はるばる遠方からのゲストの方々も来てくださって、のぞみちゃんファミリーやあゆみちゃんファミリーも参加してくれて、沢山の方たちと一緒にこの日を迎えられることに、より一層わくわくした気持ちが募っていきます。

お昼ご飯を食べたら、まずはグラウンドに集合してチーム発表。
赤、青、緑、黄色の四チームに分かれました。
各チームに1人以上、男性陣とキッズがいるという豪華な編成です。
今日のどろんこ運動会という日を、泥臭く戦い抜く仲間である大切なチーム。
私は赤チームで、男性はりゅうさん、キッズはしゅんきくん、そしてあゆみちゃんもいてくれるなんとも心強いメンバーでした。
チームに分かれてカラーの短冊をつけあったら、いよいよ会場に向かいます。
今年もどろんこ大会の会場となる田んぼは池下田んぼでした。
少し奥まった場所にある、秘境のような雰囲気のある田んぼで、その場にいるだけで気分が高まります。
ここなら、どれだけ叫んでも、どれだけ遊びはしゃぎまわっても、誰に迷惑にもなりません。
思う存分、泥まみれになって遊びまわれます。
そして、田んぼのあぜには移動可能の須原さん特性サウナが設置されていました。
待ち時間に自由に入れると聞いて、至れり尽くせりの環境でのどろんこがすごく有難いなと感じました。



運動会の始まりには欠かせない、開会式からスタートです。
選手宣誓には男性代表で相川さん、女子代表でゆうなちゃん、キッズ代表でまりかちゃんとたけちゃんが宣誓をしてくれて、私たちの士気も上がっていきます。
須原さん、永禮さんとあやかさんも来てくださっていて、来賓あいさつをしてくださり、お二人のお言葉から、全力で戦く決意が確固たるものになりました。
お父さんの大会長挨拶、お母さんの開会宣言を聞き、みんなで準備体操をしたらいよいよ競技が始まります。

●馬の背リレー
1種目目は、今年新たに導入された「キッズを運べ!馬のせリレー」。
チームみんなで並んで馬になり、その上を各チームのキッズたちが大人一人のエスコートを受けて田んぼの端から端までわたっていきます。
田んぼの端まで来たら、今度は大人一人がおんぶをしてダッシュで元の位置に戻ったらゴール。
役割分担や、どうすれば走りやすい馬を作れるかなど作戦を立てつつ、田んぼの中に足を踏み入れました。
今年初めての田んぼに入る瞬間、少し緊張します。
そーっと足を踏み入れると、ほどよく冷たい水に、代掻きをしてくださったあとのふわふわの土の感触。とても気持ちよくて、改めてこの田んぼで遊べることを嬉しく感じました。

私たちのチームはりゅうさんのエスコートでしゅんきくんが走ってくれたのですが、しゅんきくんの運動神経が抜群ですいすいと走ってくれて、馬が追い付かないくらい。
何とか馬でしゅんきくんを運び終えると、りゅうさんが背負ってゴールまでダッシュしてくれました。
かなり良いスピードなのでは?!と思い他のチームを見ると、黄色チームのまえちゃんとたけちゃんがダントツの一位でゴールしていて驚愕。



そして、隣ではなおさんが田んぼの中だとは思えないほどの速さでゆりちゃんをおんぶして駆け抜けていました。
格好良いパパの姿に、敵チームなのに思わず声援を送りたくなりました。
そうしてのんきに周りのチームを見ていると、私たちのチームはなんと最下位。
あまり良いスタートダッシュにならなくて少し悔しさもあったのですが、しゅんきくんも活躍してくれて最初の競技を楽しめたことが嬉しかったです。
まだまだ1種目目。ここから挽回するぞと気合を入れなおします。

●泥んこ相撲
続いて2種目目は、みんなお待ちかねの泥んこ相撲。
各チームで出る順番を決めて、二人ずつ行司をしてくださるお父さんの前に並び、二組同時に相撲を取ります。
勝った方はきれいでいられるけれど、負けた方は泥まみれ。
勝敗がはっきりと見て分かるゲームです。
一人ひとりの勝敗が、チームの得点となるので、それぞれが絶対に負けられない戦いとなります。

○背中から倒れたはずなのに…?!
自分の番が近づいてくると、どろんこ大会で生まれて初めて相撲を取って惨敗した苦い記憶がよみがえってきました。
今年はどうにか勝ちたい。そんな思いがこみ上げてきます。
一回目の対戦相手はほのかちゃんでした。
「よいしょ!よいしょ!」の掛け声とともに気合を入れてしこを踏みます。
「のこった!」の合図で身体に思いっきり力を入れて相手を押します。
それと同時に、相手からも強く押される力を感じて、倒れまいと踏ん張ります。

力が拮抗して、しばらく押せめぎ合っていましたが、ほのかちゃんからの力強い押しに負けてしまい、泥の中へ。
悔しさを感じつつチームの元へ帰ると、みんなが「お疲れさま」とあたたかく迎えてくれて、すぐに切り替えて次の試合に向けることができました。
二回目の試合はかのんちゃんが対戦相手でした。
次こそは!そう意気込んで前に出ます。
四つに組んで、「のこった!」の合図で押し合います。



またまた力が拮抗して、試合が長引くいい勝負。
押してみたり引いてみたり、お父さんに教えていただいて足をかけようとしてみたり。
周りからは、チームのみんなが「もっと腰を低く!」「押して押して!優勢だよ!」などとアドバイスをしてくれていてとてもありがたかったし、一緒に戦ってくれていることが心強かったです。
お互いに一歩も引かず格闘していたのですが、ついに決着の時が。
バランスを崩して、泥の中に背中から倒れてしまっていました。


また負けてしまった…と思いお父さんの方を見ると、勝利を示すうちわが私の方に挙げられていました。
どうやらお互いにバランスを崩し、相手の方が先に膝をついてしまったようです。
勝ちを認識した瞬間、嬉しくて思わず仲間の元へかけてハイタッチをして、全力で喜びを感じていました。
倒れた態勢的に負けたと思っていたのに、勝てていたなんて。
人生で初めて相撲で勝利を収めることができてすごく嬉しかったです。
田んぼに倒れて泥まみれにはなったけれど、清々しい気分で終えることができました。

○ハンデに苦戦する男性陣と無敵のりゅうさん
今回、各チームに男性陣はいるのですが、男性同士で戦ってはいけないというルールが設けられていました。
さすがに男性と女性では力の差がありすぎるのでは??という心配は無用。
男性陣にはハンデが課せられます。
その内容は、片手に水の入った洗面器を持ち、その水が八割以上こぼれたら負けというもの。
これがかなり難しいようで、男性陣のみなさんはかなり苦戦されていました。
片手でどうにか押し倒せたとしても、それと同時に洗面器のミスがほぼこぼれてしまい、負けとなってしまうのです。

男性陣の負けが続出する中、一人ハンデをものともしない強者が。
そう、我らがりゅうさんです。
片手で難なく、まえちゃんやさくらちゃんというなのはなでも特に力の強いメンバーを投げ飛ばして勝利を収めていました。
もちろん洗面器の水もたっぷり残して。
試合後に、片手に洗面器を掲げて満面の笑みでこちらに戻ってくるりゅうさんの姿が格好良い。チームの盛り上がりがぐんっと大きなものになりました。

○可愛くても真剣勝負
そして今回はキッズ同士の相撲もありました。
大人と全く違うサイズ感の相撲に、あちらこちらから「可愛い」という声が聞こえてきます。
でもキッズ達の勝負は真剣そのもの。
しゅんきくんとりつきくん、たけちゃんとちーちなどの兄弟対決も繰り広げられていました。
そんな中、特に印象的だったのがゆりちゃんとりつきくんの相撲。
丁度同じくらいの体格で、力も同等。大人顔負けの好試合となっていました。
可愛さの中に秘める強さを存分に押し出し、小さな体で思いっきり戦っていたキッズ達にすごく癒されました。


普段なかなかすることのない相撲。しかも泥の中でするのはなのはなくらいなのではないかと思います。
個人で戦うことになるので、一人一人の輝く姿を見ることできて、見るだけでも白熱するし、やっていても本気で相手とぶつかれる、他にない魅力がたっぷりの競技が楽しかったです。

●ポートボール
続いての種目は、ポートボール。
ボールを持って歩いていいのは3歩まで。
その3歩とパスでボールをつなぎ、コンテナの上に立つ味方にボールを投げてその人がキャッチすることができたら得点となります。
バスケットボールのゴールが人になったような競技です。

○役割を理解して
私はどちらかというと球技は得意ではなく、昨年はどう動いていいのかわからず、田んぼの隅の方を右往左往しているうちに競技が終わってしまいました。
ですが、今年はりゅうさんが指揮を執ってくださり、事前にしっかりとポジション決めをして動き方を教えてくださいました。
私はコートの中央付近に待機して、攻めと守りを臨機応変に行う人でした。
お父さんがボールを高く上げてくださりプレイボール。
抜群の運動神経を持つりゅうさんが、有利な方向へとボールを飛ばしてくださいます。
事前にしっかりと確認したおかげか、ぞくぞくと点数が加算されていきます。

ももかちゃんからりゅうさんへのパス。
なつみちゃんの投げるボールをゴールのあゆみちゃんがしっかりキャッチ。
それぞれの連係プレーがうまくかみ合い、得点を重ねることができました。
しゅんきくんもしっかりとボールを投げてくれてチームに貢献してくれます。
そんな中、わたしはいざゲームが始まるとやはり動きに迷いが出て、あまりチームの力に慣れていませんでした。
そんな時にりゅうさんが「人を見る! ボールじゃなくて人!」とアドバイスをしてくださいました。

ボールばかり見て、あっちこっちボールに振り回されるのではなく、周りの人を見て判断する。
味方ががボールを持っていたら、どこに敵がいなくて投げやすいかを考えて動くし、敵がボールを持っていたら、別の敵チームの人にぴったりとくっついて動き、パスをさせにくくする。
それでもボールが来たらカットする。
人を見たら、コート内が一気に整理して見えるようになり、すごく動きやすくなりました。
実際にボールをキャッチしたりカットしたりできた時はすごく嬉しかったです。
的確なアドバイスがとてもありがたくて、りゅうさんが見方でいてくださることがすごく心強かったです。


○最後の瞬間、ぎりぎりどっち?!
激戦が続き、試合終了まであとわずか。
あゆちゃんが残り時間のカウントダウンをする声が聞こえ、これ以上の得点はもう無理かと思われたラスト2秒。
そなちゃんが少し離れた位置からゴールのあゆみちゃん目掛けてロングパス。
終了の合図とほぼ同時に、あゆみちゃんがそのボールを見事受け止めてくれていました。

これはぎりぎりアウト?それともぎりぎりセーフ?
息をのんで審判のお父さんの方を見ます。
お父さんの判断は…最後のゴールも得点としてくれました。
最後の瞬間まで何が起こるかわからない。それもこの競技の魅力なのだと知ることができました。
一点でも多くゴールするぞと、チームのみんなで連携を取りつつ粘り強くプレーをできて、やりがいや達成感の大きい競技でした。

〇タイヤ取り
次はどろんこ運動会恒例の目玉競技、タイヤ取り物語です。
ルールはシンプル。中央に置かれたタイヤを、両端から二チームが取りに行き、自分のチームの陣地まで運ぶことができたら、そのタイヤが得点となります。制限時間内にどちらの陣地のも入っていないタイヤは、終了時に陣地に近い側のチームの得点となります。
泥まみれになりながら、全力で醜くタイヤを奪い合う、どろんこ運動会で一番迫力があって見応えたっぷりの競技。
各々が貪欲にタイヤを狙っていきます。

○人ごと押す?!
私たちのチームでは、パワー系とスピード系の人に分けて、役割分担をしていました。
パワー系の人は得点が高いタイヤを狙って奪い合う。
スピード系の人は、敵が来る前に、運びやすいタイヤを着実に陣地に運ぶ。
そんな作戦を立てて、それぞれが狙うタイヤを決めました。
始まりの合図とともに、全員がタイヤをめがけて全力で走り始めます。
私はスピード系で、ほしちゃんと一緒にタイヤを陣地に入れることに成功。
次はヘルプに! と思っていると、すぐそばで奪い合っている仲間の姿が。
急いで駆けていき参戦します。
敵チームのなおさんもいる中での奪い合いでした。

なんとかなおさんをタイヤから引きはがそうとして見たのですが、タイヤをつかむ手が力強くてなかなか引きはがせません。
そんな時、なつみちゃんが「なおさんごと押す!」と声をかけてくれました。
そうか、人ごと押せばいいのか。そのことに気が付き、なおさんごとタイヤを自分の陣地の方へ引っ張っていきました。
「せーの!」の掛け声に合わせて仲間で力を合わせると、少しずつタイヤが動いていきます。
終了の合図が聞こえたころには、しっかりと私たちの得点となる範囲のところまで運ぶことができていました。
何が何でもタイヤを奪い取るという貪欲な姿勢で、遠慮なしに挑めてすごく楽しかったです。

○小さいけれど大きなパワー
タイヤとりではキッズ専用のタイヤもあったのですが、それを運び終えた後も大人たちの取り合いに参戦してくれている姿がありました。
りつきくんがタイヤを奪い合う大人たちの集団の中に駆けつけて一生懸命に背中を押している姿がすごく可愛らしくて癒されて、同じチームではないけれどすごく力が湧いてくるのを感じました。
タイヤ取りはポートボールなどとは違い人が団子になってもみくちゃになっていてもストップが入らないので、かなり壮絶な戦いです。
この時ばかりは、普段心掛けている利他心も横に置いて、勝利を目指しタイヤを奪い合います。
本気と本気がぶつかり合うこの競技は見ていてもやっていても大迫力で、鮮明に記憶に残る競技となりました。

〇サウナ
壮絶なタイヤの奪い合いで体力を消耗したころに、サウナへ入ろうとしている子を見かけて、気が付けば吸い寄せられるようにして私もサウナの方へ向かっていました。
全身は泥まみれですが、須原さんが高圧洗浄機を用意してくださっていて、サウナに入る前に身体の泥を大まかに洗い落としてくださいます。
吹き飛ばされそうな風は感じるけれど、水はミスト状で全然痛さはなくて気持ちよかったです。
今年のどろんこは例年より気温が高く、日向にいると暑さを感じていたのですが、高圧洗浄機の水を浴びているとむしろ寒いと感じるくらいになっていました。
頭から足まで、前後からしっかりと洗い落としてもらい、いざサウナの中へ。
キャンプ以外でもサウナに入れる機会があることが嬉しくて、わくわくしながら入りました。
中の温度計の針は、80度を超えたところを指しています。
ですが、高圧洗浄で身体は一度冷えていたので、入ってすぐは暑いと感じず、程よくあたたかくて心地の良い空間でした。

サウナの窓からみんなの姿も見ることができます。
サウナに入りながらどろんこ運動会を鑑賞できるなんてこの上ない贅沢。
そうしてのんきに入っていると、だんだんと身体がほてってきます。
熱が増して身体から汗が湧き出て、これぞサウナというような空間になっていきました。
中にはしゅんき君も入っていて、サウナを楽しんでいました。
何度か出たり入ったりしているようで、この日一番サウナを満喫していた様子に気持ちまであたたかくなります。
どんどんと感じる暑さが増していき、どこまで耐えられるかなと思っているころに、外では次の競技が始まる気配となっていました。
名残惜しいけれどサウナはここまで。
須原さんに「ありがとうございました」と伝えつつ外に出ると、空気がとても澄んでいるように感じてとても気持ちよかったです。
これまでにどろんこ運動会で遊びまわったとは思えないほど身体が軽くてすっきりとしていました。
これならまだまだ田んぼを走り回ることができそう。
サウナのすごさを改めて感じ、池下田んぼまでサウナを運び、中に入れる手筈を整えてくださった須原さんに感謝でいっぱいです。

〇リレー
気持ちの良いサウナで体力を回復させた後は、いよいよ最後の競技、リレーがありました。
田んぼの中に作られたコースを半周してバトンをつなぎ、どこのチームのアンカーが一番にゴールできるかを競います。
今年のアンカーは、各チームにいるキッズを背負ってゴールするというルールでした。
走る順番を決めて、早速競技スタートです。

○田んぼをかける少女
普段速く走れるからと言って、田んぼの中でも同じように走れるとは限りません。
泥に足を取られて走りづらくなってしまいます。
ポイントはしっかり腿を上げること。
そう教えてもらい必死に走るのですが、気持ちのスピードと現実に走れるスピードの差にもどかしくなります。
それでも颯爽と田んぼをかけるみんなの様子があって、それぞれの全力疾走をしている様子が輝いて見えました。
特に私の印象に残っているのはなるちゃんの走る姿。
表情は優しさと凛々しさがあるいつものなるちゃんなのに、走る速さは泥の中とは思えないくらいで、際立って速いように感じました。
いつも田んぼを担当してくれていて、田んぼでの動き方を熟知しているなるちゃんの走りがすごく格好良くて、でも少女のような身軽さもあって、思わずきゅんとしてしまいます。
その他にも、素早く走り抜けている人も沢山いて、得意不得意はありますが、全員が全力で田んぼを駆け抜けていく一体感が嬉しかったです。

○最終種目の勝敗は…?
追い越し追い越されを繰り返し、白熱した時間が続き、いよいよアンカーまでバトンがつながれていました。
最終種目。勝利の栄冠を手にしたのは…緑チームのたくろうさんです!
りつき君を背中に乗せて、長い脚で騒然と走り切る姿に思わず見とれてしまいました。
続いて、ぞくぞくとそれぞれのチームがゴールしていきます。
一位が決まったからと言ってそこで終わりません。

最後のチームのアンカーがゴールするまで、みんなが全力で応援し続けます。
競技をするのも、応援するのも全力。
そんななのはなの空気間がすごくあたたかくて嬉しい気持ちになりました。
有終の美を目指して全員がガチンコ勝負で田んぼを走って、バトンをつないでゴールを目指せたどろんこリレーが楽しかったです。

○沢山の方と楽しめたこと
全ての競技を終えた後は閉会式。
ゲストで来てくださった、たくろうさんやねいさんも「楽しかった」とコメントしてくださって、一緒に泥まみれになりながら運動会に参加してくださったことがすごく嬉しかったです。
りつきくんも「また来てくれるかな?」という問いかけにうなずいてくれていてほっこり。
りつき君やしゅんき君は普段あまり田んぼに入る機会はないのかなと思うのですが、どろんこ運動会中ずっと楽しそうに田んぼの中に入ってくれていて、元気に遊びまわる姿に沢山癒され元気をもらいました。
また来年も一緒に楽しめたらいいなと思います。
改めて、沢山の方がいてくださる中でどろんこ運動会を迎えられたことが有難いなと感じました。
そして気になる結果発表。
好試合をたくさん重ねることができたので、良い結果になっていてほしいと祈るような気持ちで耳を澄ませます。
栄えある1位に輝いたのは…緑チーム!
そして2位は赤チーム。3位は黄色チーム。4位は青チームでした。
私たちは惜しくも2位でしたが、みんなで力を合わせて田んぼで動き回った時間を想うだけですごく満たされた気持ちになりました。

○ルーザー(敗者)の宿命
結果発表で喜びを教習チームの傍らで、青ざめた顔をしているチームが。
そう、最下位の青チームです。
最下位のチームには、今年も毎年恒例の罰ゲームが待っていました。
これこそがどろんこ運動会の醍醐味と言っても過言ではありません。
相川さん、なおさんをはじめ、ちさとちゃんたちがいる、美しいメンツがそろった青チーム。その美しさを全力でかき消す、泥のシャワーを浴びせます。
前回もこの罰ゲームを経験された相川さん。
前回のチームは、相川さんを守ろうと円形になってしゃがんで反撃していたのですが、みんながかがんでいるのですべての泥を浴びて、囲まれていて逃げ場がない逆効果になってしまったというお話を聞かせてもらっていました。
今回のチームはその反省を生かして、相川さんとなおさんを守ろうとしている様子が。
相川さんとなおさんを中心にして囲み、今年はしゃがまず足で反撃していました。
ですが男性は背が高いので、泥をかける側としてはやはり守り切れていないように感じました。
でも、みんなからの泥シャワーを全身で受け止めるのが、ルーザー(敗者)の宿命です。
ゲストだからという忖度もなく、思いっきり泥を浴びせていきます。
全身泥だらけでしたが、罰ゲームを受けた青チームも最後は清々しい笑顔をしていました。
勝っても負けても楽しいのがどろんこ運動会です。

○突然の裏切りで泥の中へ
最後のお楽しみ、罰ゲームも終えていよいよどろんこ運動会お開きの時間に。
最後はお父さんが音頭を取ってくださり、万歳三唱で終えます。
「万歳!万歳!万歳!」
両手を高く上げて、無事にどろんこ運動会を楽しむことができた喜びをかみしめながら、みんなで声を合わせて万歳三唱を唱えました。
(あ~楽しかっ…!?!?)
終わった余韻に浸ろうとしたその瞬間、身体が宙に浮いたかと思いきや泥の中に沈んでいました。
何が起きたのかわからなくて頭が真っ白。
りゅうさんに担ぎ上げられ泥に投げ込まれたのだと遅れて理解が追い付きました。
昨年、りゅうさんに投げ飛ばされた人の話を聞いて、少し楽しそうだなと思ってはいたものの、ついさっきまで仲間として同じチームで戦ったのに一瞬にして裏切られた悔しさが湧いてきます。
せめてものお返しにと、泥を投げようとしたのですが、りゅうさんはすでに次のターゲットの元へと駆けていっていました。
りゅうさんには敵いません。
不意を突かれたことは自分の好きの多さが悔やまれますが、りゅうさんに投げ飛ばされて柔らかい地面に受け止められるという田んぼの中だからこその経験ができて嬉しかったです。
閉会後も、最後の瞬間まで田んぼを楽しむりゅうさんの姿に自然と釣られてもっと遊びたい気持ちに駆られつつも、みんなで古吉野へと帰りました。

大人も子供も、本気で、全力で、走って動いて遊びまわれるどろんこ運動会。
勝っても負けても、自分の全てをさらけ出して挑んだ競技に悔いはありません。
身体は泥まみれになりますが、遊び終わった後の心はすごくすっきりとして清々しいものでした。
お父さんが代掻きをしてくださって、沢山の方がいてくださって、須原さんがサウナまで用意してくださって、最高の環境の中でどろんこ運動会を楽しめたことが本当に有難くて嬉しかったです。

みんなで思いっきり遊んだ後の田んぼで作る稲は豊作間違いなし。
田んぼのシーズンが本格化してきます。
これからみんなで田植えをして、成長を見守って、稲刈りをして美味しいお米をいただけるのが楽しみです。
今年も良い稲づくりができますように。
(ゆうは)
