5月14日のなのはな

サツマイモの苗を育苗している古畑ハウスから、取れるだけの苗をとって、お父さんとみんなと、効率よく大量に苗を植えられるのを楽しみにしていました。
全部でたらい3つと、フネひとつ分、苗をたっぷりとって、さぁ、畑へ行くぞー!
畑につくと、やはり一畝は長い。
そんなことだろうと思い、畝たて管理機を持ってきているのです!
エンジンは一発でかかり、畝を立てようと思って、刃の回転を逆転にして、やる気満々で歩きはじめました。
……あれ、なんか、畝か畝じゃないのか分からないような高さにしか畝が立たない……。
しまいには、石が噛んで、三回ほどエンジンが止まる。
(チーン)
せっかく、お父さんと、いっぱいサツマイモの苗を植えつけようと思っていたのに、上手くいかず、お父さんは、まだ畑には来られていない。
(仕方がない、サツマイモの畝間は40センチで幅が狭いから、人力で立てよう! )
と気合を入れなおし畝を立てます。
が、目印も何もない中で、一畝を五人でまっすぐ立てるのは難しい。
(チーン)
(おとうさーーん、助けてくださーい!!!)
植え付けまでの道のりがハードで、心の中でお父さんを呼びました。

そうしたら、なんと、なんと、お父さんの愛車のセレナが、畑の道の前に止まって、中から、お父さんとさきちゃんが!
お父さんは、お父さんのプランの中で必要な道具を持って、また来るから! と言って一度古吉野に戻り、再度、畑に来て、今度は役割分担を決めて、作業に取り掛かりました。
わたしは、えつこちゃんとかのんちゃんと一緒に畝を立てていました。
トラクターがかけられたばかりの畑の土はフカフカで、畝たては楽しいのですが、真っすぐにならないのが気持ちが悪い。暑さもあり、ばててきます。
そんなところで、お父さんが、畝たて管理機に気が付き「良いものがあるじゃないの」と言って、動かし、わたしが畝たて管理機で立てた畝とは全く違う、直線が美しい畝を、一度も止まることなく、さらっと立ててしまい、その時は、本当に涙が出そうなくらい、嬉しかったし、救われました。
わたしも、畝たて管理機をちゃんと使えるようになったら、どれだけの人が助かるかを思ったとき、本気でマスターしようと心に誓いました。

畝が立ったので、今度は畝の真ん中に一本、深い溝を切ります。
(あれ?畝が立ったら、均して、マルチを張って、マルチに穴をあけて苗を植えるのでは?)
と思う人が多いと思うのですが、今回の植え付けのニュースはここからです!
畝を立ててから植え付けまでの時間が経ちすぎて、カッチカチの畝には手スコも刺さらない!
そもそも、苗をしっかり深く植えることが、これまでもサツマイモも苗の植え付けでの課題でした。
そこで今回は、畝を立てて、畝と平行に、畝の真ん中に真っ直ぐ深い溝を切って、そこに苗を、溝に対して垂直か、船底植えで二十センチ間隔に置いていき、鍬で土をかける。
その後、去年も使った黒マルチで覆って、穴から苗を出し、マルチ焼けと、マルチが風で煽られてはがれるのを防止するために土を株元に寄せる方法に変更してみました。

やってみて、特に素晴らしいと感じたのは、がっつり苗を、ふっかふかの土に埋められること!!
絶対に浅植えにならず、サツマイモは、節にある根っこが芋になるので、しっかり節を埋められて、なんだか今から、モリモリと芋が取れそうな気がしてなりません。
そして、植え付けが速い!
今日を楽しみに、せっせと大量の苗、多分、五百か六百本の苗があったと思うのですが、四人で三十分もかからずに植え切ってしまって、びっくりしました。
(やり方が違うだけで、こんなに違うのか!!!)
と思い、今日、お父さんが畑全面の畝を立ててくださったので、あとは植えるだけ。
(芋苗、早く伸びて~~~)
と思って、またたっくさんの苗を植えられるのが楽しみになりました。

まだまだ、これからお父さんとみんなとサツマイモ畑を充実させて、今年は去年以上に、サツマイモをモリモリ採るんだー! と思い、まずは、今日植え付けた苗がちゃんと活着するように、みんなで見ていきます!
(なつみ)
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朝起きて、野菜に水をやり、朝食を食べて、野菜に水をやり、昼食を食べて、野菜に水をやり、夕食を食べて、自分に水をやり、(これはお風呂)、そして寝る。
これが、私の最近の毎日です。
ここ数日は水やりに入らせてもらうことが多いのですが、そのたびに自分の中で思う言葉があります。
それは、お母さんがよく教えてくださる言葉で、「独りを慎む」というです。
誰も見ていない場所や1人の時でも、心を引き締めて正しく行動すること。
水やりは、少人数でやることがほとんどで、そのたびに自分が試されているような、1人の時こそ、大事なんだなと感じる場面が何度もあります。

1人でやる時こそ、この時間内に、水をやりたい畑をすべて終わらせるぞ! という気持ちで燃えてきます。
それが上手くいくときと、そうでないときがあるし、
イレギュラーなことが起きた時にどうするかというのも、自分で考え、瞬時に判断し、行動しなければならないです。
そのたびに、今の自分の未熟さを感じ、まだまだだな、と思うことがあるけど、
それ以上に、今の機会が自分の成長にとってはきっと大事なんだろうなと感じるからこそ、今も前に進むことができるなと感じます。

水やりは、2人で、1日、大体10か所くらいの畑の水やりをしています。
最近の水やりの相棒は、みつきちゃん。
みつきちゃんが、軽トラドライバーでいれくれて、エンジンポンプを運んでくれたり、タンクに水を補充してくれたり、遠い畑まで私を送ってくれて、本当に助かっています。
軽トラを乗っているみつきちゃんが、とってもかっこいいなと思うし、私もそんな風に、軽トラを運転できる人になりたいなと、みつきちゃんのそばにいると、思います。

水やりをする前に、まずは、2人で今日水やりをしたい畑を上げていき、早朝、午前、午後と、誰が何の畑の水やりをするか、プランを立てていきます。
水やりをしたい畑の箇所は…、ナス、ピーマン、キュウリ、ササゲ、白大豆、サツマイモ、マクワ、カボチャ、スイカ、オクラ、ミニトマト……、って、上げだしたら切りがないくらいあります。
ですが、1ずつ確実に、一番早い方法でやりこなすのが私たちの仕事。

水やりを沢山回るには、最短コースで、回れるルートを決めるというのと、
一番大事ポイントは、水やりする時間を長くするために、水やりの準備をなるべく、速くするという事です。
沢山色んな畑の水やりを回ったけど、1枚にやった水に量はちょびっと、じゃ意味がないので、水やりする時間を短くするというよりは、水やりのセッティングの時間、水やりが終わって片付けて次の畑に向かうまでの時間を、短縮する!
へたをすると、水やりをするまでに、30分くらいかかってしまい、水やりする時間がほとんどなくなってしまった、という事になってしまうので、1人でやる時こそ、気を抜かないで、そこを大事にしたいなと思います。

一日で沢山の野菜の水やりができると、その分、いろんな野菜の見回りもできます。
今までは、野菜が、今どんな状態なのか、ハークできていないところが沢山ありましたが、
今は、色んな野菜の状況を、見ることができて、とても嬉しいです。
小松菜は収穫できるものが、沢山あったり、ズッキーニやミニトマトは、花が咲いて、小さい実もつき始めています。
毎回、ズッキーニの花を見て思うのですが、オレンジ色の大きくてパッと明るい花が本当に魅力的で、見るたびに元気をもらいます。
その花を頭に飾って、フラダンスを踊りたいと思うほど、ズッキーニの花を見ると、心が時めいてしまいます。
他にも、白大豆に、ササゲに……、芽がでたばかりのものもあって、これから元気に沢山身をつけてくれるよう、しっかり水をやりたいなと思います。

水やりが終ると、毎回みつきちゃんに、「今日はここまで水やりができたよ!」「この畑のホースが少し短いから、連結させたいと思った」などとお互いに今日の水やりでの報告をしあうのですが、その時に嬉しいことがありました。
それは、少し最初の話に戻ってしまうのですが、「1人で、水やりをするときに“独りを慎む”っていうお母さんが教えてくださる言葉を意識しながら、水やりをしているんだ」という話をしたときに、みつきちゃんが「私も今日、そう思いながら作業してたよ」と言ってくれました。
別のところで水やりをしていても、気持ちは同じなんだと思うと、凄く心強くて、頑張ろうと思えました。
お互いに良くしていける仲間として、これからも頑張りたいです。
明日もできることがんばります。
(すにた)
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