5月11日のなのはな

里芋、ショウガ、ナスの植え付け。たくさんの人の力が集結して、実現した、ということを伝えたいです!
それにはまず、午前中の草刈りについて書く必要があります。
午後植え付け予定の、河原小畑の草刈りをしました。よしみちゃんとは分かれて草刈りしたので、一人だなあと思っていました。河原小畑は、古吉野から少し遠いので、どうしようかと思っていたら水やりの作業のみつきちゃんが、「送っていくよ~」と快く引き受けてくれました。水やりのタンク補充、時間がタイトなのに、本当に助かりました。
そしてもう一つうれしいこと、畑に着いたら、誰かがトラクターを運転している姿が……須原さんがいらっしゃいました!

午後の里芋の植え付けのために、耕してくれていました。トラクターがけのそばで草刈りは初めてでしたが、誰かが近くにいると思うと不思議と安心しました。
そしてもう一つサプライズ。トラクターがけが終わりそうなタイミングで、草取りだったみんながかけつけ、畝立て用のライン引きに来てくれました。
それが終わり、迎えの車を待っている間、少し時間があったようです。「何かできることある?」とのりこちゃんが聞いてくれました。電柵の周りを手刈りする予定でしたが、電柵が広範囲にあったため、かなり手刈りに時間がかかりそうだと思っていたので、お願いしました。5人くらいの人数のみんなが、手刈りを一気に進めてくれました。草刈りより先に電柵周りに草がなくなっていたので刈りやすかったし、すごく速く河原小畑を終えることができました。
本当に、困っていた矢先に駆けつけてくれたスーパーヒーローでした。その時の私にとって、言葉では言い表せないほどにうれしい出来事でした。
一人で作業するはずだったのに、近くにはたくさんの救世主の力があった。なんて幸せな作業だろう、と思います。感謝でいっぱいの午前でした。

長くなりましたが本題に移ります。
私にとって初めての、里芋の植え付けでした。選果ハウスにある里芋を解体するところからでした。昨年の秋に収穫した里芋、ちさとちゃんたちがすごく緻密に、努力して温度管理を徹底してくれていました。そんな里芋たち、状態はばっちりでした。
スカスカになったり、腐ったりすることなく、収穫したての時と変わらない状態で、本当に素晴らしいことだと思いました。
選果ハウスの里芋の種イモを、ちさとちゃんがピックアップして、畑まで運んでくれました。軽トラドライバーさんがいなかったので、すごく助かりました。
さくらちゃんたちからの、作業の伝言までしてくれて、ちさとちゃんがいてくれて本当によかったです。

植え付けの方法はジャガイモと同じで、イモを置いて、手スコで穴を掘って、イモを埋める。ジャガイモとは違って、里芋は種イモのサイズによって、採れるイモのサイズも変わるらしいです。だから、大きい里芋から優先して植えました。
私は、里芋を50センチ間隔に置いていく役割をしました。テンポよく、畝の上にイモを置く。ずっと同じ工程をしているとゾーンに入って、感覚が身体に染みついて、スピードも速まりました。
植え付けてくれているのりこちゃんのスピードがとても速くて、見ていて気持ちがいいほどでした。
イモ置きが、植え付けの工程に追いつかれないように逃げるようにしてやる。みんなで高め合っていけるのが、大人数作業の醍醐味だと感じています。

私も植え付けに入ると、土がフカフカなのが分かりました。須原さんに耕していただいてすぐだったので土の状態がすごくよくて、植え付けに持ってこいのコンディションでした。スコップを入れたときの「サクッ」という音だけが畑に響き渡って、心地よかったです。

2畝だけですが、里芋の株間にショウガも植えました。せいこちゃんがショウガをカットしてくれました。ジャガイモのときもそうだったのですが、芽が出る部分さえあれば、小さくカットしてしまっても種として利用できることに驚きました。こんなに小さな状態でも芽が出るというのが不思議で、生命力を感じます。
……と、ここでハプニングが。里芋を先に、植え付けて土の中に埋めてしまったので、ショウガを株間に植えようにも、場所が分からないー! しまったーー!!! これでは、里芋の真横にショウガが来てしまう可能性も出てきてしまいます。
一緒にショウガを置いていたせいこちゃんが「手のひら2つ分の間隔で置いたら大体あっていると思う!」と教えてくれました。なるほど、そう考えるとやりやすいし、里芋を掘り当ててしまうこともありませんでした。また、里芋を植えた人の手の跡が土に残っていて、そこには里芋は植わっていないことも分かってきました笑。そんなヒントを頼りにしながら、難易度の高い? ショウガの植え付けも無事終えられました。


今日は暑かったので、休憩で飲んだお茶がすごくおいしかったです。みんなの顔が、少し前よりも確実に黒く焼けていて、夕方近いのにまだまだ明るくて、もう夏がすぐそばまで来ている、と思いました。
里芋とショウガを植え付け終えて、16時半。あと30分で、ナスを定植したい!えっちゃんに、ナスを定植する梅見畑で降ろしてもらい、苗を持ってきてくれるまで草取りしながら待ちました。

苗に水をやり、苗を置いて、定植する。10畝くらいでしたが、みんなで協力してやったらすぐでした。
定植した後すぐに水やりする必要がありましたが、時間もないし、エンジンポンプのセッティングなどいろいろやっていると厳しいかもしれない。
……でも、大丈夫でした!なんと、梅見畑には、ナスの水やりをしていたみつきちゃんとすにたちゃんの姿が!!ああ、もう今日はどうしてこんなにいてほしい人が絶妙なタイミングでいてくれる日なんだ! 快く、定植後の水やりをするよと言ってくれて、安心。ナスの定植も無事完了しました。よしみちゃんの、午後全体のタイムキープがすごく正確で、ほぼ17時ぴったりに目標の作業すべてを終えられました。

一人で農業しているのではなくて、なのはなファミリーみんなでやっている感じ。別々に動いているようでも、頭のどこかで仲間の存在を思って、困った時、助けてほしいときには駆けつけてくれる人がいる。
そんな環境で毎日を過ごせる今が、ありがたくて幸せ、今日もいい日でした。
(うたな)
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