5月9日
〇温かい仲間に囲まれて
衣装をパソコン室に持って上がりたい。でも、数が多い。一人だとパソコン室と教室の行き来や積み込みなどで20分はかかりそうな様子でした。(えーい! 助けを呼んでしまえー!)という感じで、ヘルプを募集しました。私は、助けを求めるのが苦手だと思います。全部一人でやるべき、どんな仕事でも人の手を借りずに、時間がかかっても一人でやる、という主義が心の中にある気がします。
昨日は他にもやるべきことがあって、衣装を運ぶか否か迷いました。でも、いつまでもキャンプの衣装を2年生に置きっぱなしにしてしまっては、2年生教室の人もずっと困ってしまう……、と思い、思い切ってヘルプの放送をかけました。みんな忙しいだろうから、一人も来なくてもそれはそれでいい、その時は地道に運ぼうと思っていました。
放送を入れて、衣装が置いてある教室に向かっていると、廊下の向こう側から相川さんを先頭にヘルプの人が何人も来てくれました。6人来てくれたら、1人1往復だけで運べる、と思っていたのですがぴったり、6人も来てくれて、驚きと同時に感謝の気持ちが広がりました。
のりこちゃんから、「放送が鳴ってすぐ、相川さんがヘルプに行こうとしてたんだよ」と教えてくれて、相川さんの心遣いがありがたかったです。
みんなに助けてもらうと本当に一瞬で、3分くらいで運び終わりました。そして、みんな笑顔で、快く手伝ってくれていることを感じて、本当にありがたくて嬉しかったなと思います。
私の中では、助けを求める=甘え、責任を放棄している、ちゃんとしていない人という方程式が立っています。でも、昨日みんなに助けてもらって、一瞬でやりたいことが終わったり、みんなの優しさに嬉しくなったりして、(今まで自分で自分に課して、全部自分1人でやらなきゃいけない、と、自分できゅうきゅうにしてしまっていたのかもしれない)と気が付きました。
昨日、助けを求めてよかったのかどうかは正直分からないけれど(自分でやるべき仕事だったかもしれないけれど)みんなの気持ちが本当に嬉しかったです。
温かくて、優しい、助けてくれる仲間がいてくれることが本当にありがたくて恵まれていることだなと感じます。
〇種もみの見回り
昨夜は種もみの見回りをしました。夜中になったら、芽が出てくるんだと思うとわくわくして、見られる時が凄く楽しみに感じていました。
最初は、芽がどういうものか、「鳩胸」状態が何か分からなかったのですが、見回りの時に、なるちゃんに教えてもらって、見ることができました。ピッと出ている芽が、横から見るとなんだかひよこの嘴みたいで、とても可愛かったです。芽が出かけているところや、ぱかっと開いている状態も、何度か見るうちに分かってきて、見て、発芽しているかどうかが分かるようになったことが嬉しかったです。
5時になると、早いもち米はお湯から引き上げられました。もち米の芽が出る時間を計算して、引きあげやすい時間に発芽をもっていけるようにしていると聞いて、さらにシステム化を進めている、まえちゃん達がかっこいいなと思いました。
日中も、引き続き見回りをして、5,6割だった発芽率が、1時間経つと8割以上くらいになっているのを見て、種もみの芽が出るスピードの早さに驚きました。
お湯に切り替わってから半日から1日で芽が出ると知った時は、(本当にそんな短時間で芽がでるんだろうか?)と思っていたのですが、本当にぞっくり芽が出だして、お米の発芽は早いことを知りました。
芽が出てからは、特に扱いに緊張しましたが、その緊張も貴重な経験でした。
全体の発芽率が高くなってきて、引き上げるかどうか、今後の方針をどうするかを、まえちゃんやまことちゃんが見ていた時が本当にかっこよかったです。
芽出しの作業でお米が決まる、と書かれているサイトがあって、凄く重大なことなのだなと思っていたのですが、まえちゃんがその時の種もみの状況を見て、方針を潔く、スパッと決めていて、大きな責任を全部負って進めていること、大きな責任をもって決断する姿が本当にかっこいいなと思いました。
私は、失敗が怖くて、誰かに聞いてしまったり、その決断をする立場から逃げてしまったりするタイプだと思うのですが、本来はこうあるべきなんだ、と気づきました。
夕方には、紫黒米も含めて全部引き上げが完了して、干すことができました。短いようで、とても濃い、見回りの時間だったなと思います。
知らなかったことをたくさん知れたり、学ぶ機会をいただけた時間が本当に貴重で、ありがたい体験でした。本当に財産だなと思います。
明日は播種なので、自分の役割をしっかりがんばりたいです。まえちゃん、まことちゃん、なるちゃん、たくさん教えていただいてありがとうございました。しっかりと自分の心に残します。
