
*キャンプ2日目 午前の部 テント設営*

キャンプの2日目。雨も上がり、山小屋へ出発です。
山小屋に到着し、澄んだ空気の中に身を置くと、気持ちもリフレッシュされ、さあ! まずは今夜寝るためのテントを張るぞ! と気合が入りました。
早速、チームのみんなと一緒にテントを広げ始めました。テントは小さいものから大きいものまでいろいろあるのですが、私たちのテントは一番大きい6人用のテントを使わせてもらうことになりました。


私は初めてのキャンプのとき、テント張りも全く分からないままキャンプに臨んでしまい、ほとんどチームのみんなに立ててもらった、という感じでした。
でも今回は、自分一人でも立てられるように分かってからキャンプに行きたいな、と思っていたので、キャンプが始まる前に、環境整備の実行委員のみんなからテントの張り方を教えてもらったことは、本当にありがたかったです。

テントによって張り方も少しずつ違い、私たちのテントは少し複雑だ、ということも聞いていました。メモを取りながら教えてもらい、一通りテントを張ることができて、何とかなりそうだ、という安心感がありました。
私たちのテントを張る場所は、山小屋に一番近い所で、地面も平らでした。整地をしなくてもすぐに張れそうなことが分かり、早速むしろを敷き、その上に段ボールを敷き、早くもテントが張れる状態になりました。

まず、インナーテントを広げ、組み立てたポールをインナーテントのポールスリーブに入れていきました。
この時、実行委員さんから気を付けて欲しいと言われていたことは、ポールを引くと中のゴムが伸びて外れてしまうので、引くのではなく押しながら入れる、ということでした。それを思い出して、2人で協力して慎重に入れていきました。対角線にメインポールが入ると、次はテントを立ち上げる工程です。
4人がそれぞれポールの端につき、インナーテントの角を浮かないように足で踏みながら、一斉に上げました。立ち上がると一気にテントの形になって、早く次の工程へ進みたい、というワクワクした気持ちがだんだん増していきました。


そのくらいまで進んだ時、お母さんが通りかかり、テントがあちこちで着々と立っていく様子を嬉しそうに見ていました。私たちのテントは大きくて、通路に少しはみ出していました。向きを90度変えれば、はみ出さずに済んだのですが、迷いながらもその向きにしてしまいました。
私たちのテントを見て、お母さんが、少しでも通路を広くなるようにして、みんながキャンプを楽しめるように考えなければいけないことを教えてくれました。入口は絶対に通路に面していなければならない、というのではなく、臨機応変に変えていかなければいけないことを痛感しました。よく考えれば、入口がどこになろうとも何の支障もなかったわけで、本当に何が一番大事かを、いつも考えて行動しなければいけないなぁと思い、お母さんの言ってくれたことがありがたかったです。


テントの向きが決まり、次はインナーテントの4隅をペグで留める工程です。ここで、ペグの角度はどうだっけ? と、みんなで迷ってしまったのですが、ななほちゃんが、テントに向かって斜めに打つことを教えてくれて、さすが、ななほちゃんは頼りになるなぁと思いました。
次にフライシートを広げ、インナーテントに掛けました。このあたりからも、曖昧なところが出てきてしまい、みんなでああだこうだと言いながら、やってみては失敗に気づいたりしたのですが、最終的には何とかテントを張ることができてホッとしました。

テントを張ってみて、最初に何とかなるだろう、という軽い気持ちで臨んでしまったことを後悔しました。せっかく実行委員のみんなが、テント張りの講習会を開いてくれたのに、それを自分の中にきちんと落とし込めていなかったのは反省点だなぁと思います。人に頼るのではなく、自分がみんなに教えてあげられるくらいになっておかなければいけなかったと思うし、テントに限らず、いろんなところで自分が主体的に動かなければいけないなぁということを思いました。

でも、出来上がったテントに入ると、中はすごく広々していて、下にアルミシートや毛布を敷き詰めると、床もフカフカになり、すごく豪華になってとても嬉しかったです。みんなで張ったテントにみんなで入って寝転べた時間も嬉しかったです。テントを張るなんて、キャンプの時にしかできないことで、そういう経験をできることが、とてもありがたいことだなぁと思います。テントの造りとか、フライシートは何のためにあるのか、などいろんなことを知れたのも、良かったです。

私はキャンプの2日目、3日目をテントで寝ました。やっぱりキャンプと言えばテントなので、テントで寝られた時間がとても嬉しかったです。夜のひんやりと澄み切った空気や、動物の鳴き声など、自然を間近に感じながら眠れて、本当に豊かな時間だなぁと思いました。
2日目の夜は、疲れていてすぐに眠ってしまいましたが、3日目のお父さんお母さんのライブが終わった夜は、寝袋に入った後、さやねちゃんがみんなでスピーカーズコーナーを回そう、と言ってくれて、みんなの話を聞けた時間もとても嬉しかったです。みんなの知らない一面を知ったり、一人ひとりの優しさを感じて、幸せな気持ちで眠りに入ることができました。

テントを張った時間、テントの中でみんなと話せた時間、眠れた時間、どれもが、とても貴重な時間だったなぁと思います。贅沢で豪華な家に住むよりも、テントで眠ったり、すぐそばに自然を感じられることが、もっと、もっと、心が豊かでいられることを感じて、そんな時間を過ごせたことが宝物だなぁと思いました。
(のりこ)
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―― 本日のキャンプ飯 ――



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*キャンプ2日目 午後の部 山小屋ウォークラリー*

盛男おじいちゃんの山の自然の空気をたくさん吸うと、気持ちが豊かになって、それだけで、胸いっぱいに幸せが広がります。
キャンプ2日目は、盛男おじいちゃんの山を盛大に使って遊ぶウォークラリー。今回のテーマは、動物。ウォークラリーの実行委員さんが、テーマの動物に沿って、それぞれのブースのアトラクションを考えてくれました。


私は、お母さんチームで、ゲストには、ねいくん、大竹さんがいてくださり、なんとも心強いメンバーです。ウォークラリーのミッションは、8ブースの遊びを回り、2時間40分ピッタリにゴールせよ!
時計など、時間を見られるものがない中、頼れるのは、体内時計だけ。チームの中で、体内時計と、実際の時間がピッタリだという、かにちゃんを信じて、ゴールまで向かっていきます。
お母さんが作ってくれる優しい空気に包まれながら、チームの皆と歩いている時間、当たり前のような事だけど、それが何より居心地が良くて、嬉しくて、私にとっては、1つひとつの時間が、宝物のようでした。

最初に待っていたのは、「リスの秘密ナッツの森」。
「皆さんは、リスの貯食というのを知っていますか?」という、みゆちゃんの問いかけから始まるオープニング。

実行委員のみゆちゃんとなつみちゃんが、リスの森の世界へと、私たちを連れていってくれたかのようなワクワクするオープニングから、ウォークラリーがスタートしました。リスは、冬になると、食料が不足するため、ドングリなどの食料を地中や木の割れ目に隠して「貯食」をするそうです。ですが……、リスは、その場所のほとんどを忘れてしまうそう……。
そうやって教えてくれた、みゆちゃんの説明の仕方は、抑揚豊かで、聞いているだけで、次の展開がワクワクするような、気になるような話し方でした。
ここのアトラクションでは、隠されたドングリやカボチャの種などを探し出して、食料をゲットせよという遊びになっています。

黄色の箱がいくつも樹にくくりつけてあって、その中にドングリや、かぼちゃの種、その他もろもろの木の実の模型が入っています。制限時間は、5分。5分の間に、同じペアをできるだけ多く探し出すというルールで、いわば木の実の神経衰弱です。
よーいドン! という合図から、猛ダッシュで、箱の元へ走ります。
最初に取った食料は……、“かぼちゃの種”。いくつもの箱の中から、同じかぼちゃの種を見事に取ることができたら、ポイント獲得。そうでなければ、0点。
(ううー……これだ!!)と引いたのは、ドングリ……。違った………がびーん。

と、「違ったら、すぐにダッシュで戻ってきて、次にバトン!!」お母さんの声が……。いちいち反応している暇はない。とにかくバトンを繋ぐ!
猛ダッシュで、次の人にバトンパス! 全員が、全力で、もうダッシュで、バトンを繋ぐ、その熱血な空気感が、とても楽しくて、夢中になって、遊びました。

気づけば、あっという間に5分が経ち、終了の合図が……。
たったの5分だったけど、チームの皆で汗をかいて、宝探しのように、目をキラキラ輝かせながら、やりきった……という気持ちで、終われたことがとても気持ちよかったです。

そして、続いては、「うさぎのジャンプの森」。
ジャンプの森と聞いて、内心(私、ジャンプだけは得意だ……)と心の中でガッツポーズ。そこに待っていたのは、幅跳び、縄跳び、高跳び。
飛んで飛んで、飛びまくる種目です。

どの種目にでるか、チームの皆で作戦会議をして、私は高跳びになりました。高跳びでは、木に4段階のボールがつけられていて、一番高い位置に上がっていくにつれて、得点は上がっていきます。
低いところから、ちさとちゃんと、私がボールを取り、残りの2つを、ねいくんと大竹さんが、カッコよくパシッと取ってくれました。


「かっこいい!!」と心の声が漏れてしまうほど、2人が跳んでボールを取る姿がとてもキラキラしていて眩しかったです……。
男性陣のお2人にはかないませんが、同じブースで回る人の色んな一面を知っていけるのがとても嬉しくて、やっていても、見ていても面白い遊びでした。

お次は、「カメレオンの目隠し 追いかけっこの森」。
一番最初に目に入ったのは、虹色に光り輝くカメレオンのオブジェ。キラキラとした目でカメレオンがこっちを見ていて、山の背景にとてもピッタリなオブジェ……!!
そんな魅力的なカメレオンがいるコーナーの遊びは……?!
目隠しをして、餌をゲットせよ。
私たちがカメレオンとなって、カメレオンの歩く餌(実行委員のももかちゃんの帽子から垂れた手ぬぐい)を取るというゲームです。

カメレオンは左右の目を別々に動かして全方位をみることができるそう。それにちなんで、目隠しをしたプレイヤーには2人が指示を出します。1人が右目役として身体の向きを伝え、もう1人が左目役として何歩進むかを伝えます。
3人で息を合わせて餌を取れるように頑張るぞ!! 気合を入れて、ゲームがスタートしました。
あやちゃんが目隠しをして餌を捕まえる人。ちさとちゃんが右目の役割で、私が左目の役割を担当しました。

そして、開始1分までに餌を取ることができたら、なんとボーナス点が獲得できるそうです。その事を聞くと、さらにやる気が湧いてきました。
良い指示役の役割が果たせるように、先を見すえて指示をしていきます。

そして……「今だ!!」あやちゃんが、パシッ! と餌を取ってくれました。
目隠しをしているのに、一発で、気持ちよく餌を取ってくれたあやちゃんが、とても潔くて、見ているだけでも気持ちが良かったです。
気になるタイムは……、「惜しい! 1分3秒でした!」(え? 3秒……?!! 悔しい……!)1秒たりとも無駄にしてはいけない! そう思いました。

でも、その3秒の遅れがあったからこそ、次は、絶対に1分以内に、餌をゲットするぞ! と燃えてきます。
そうやって、皆で本気になって、夢中になって、遊んだ時間が何よりも楽しくて、心が凄く解放された気持ちになりました。

そして、「虎たちのハンティングの森」。
盛男おじいちゃんの山を盛大に使った吹き矢。

山のいたるところに、動物の絵の的が置かれていて、その光景は、とてもダイナミックで、魅力的です。
吹き矢では、大きい1.5メートルくらいの的から50センチほどの小さな的があり、どの的に矢を打とうかと的を見ているだけでもワクワクするような、素敵な的が沢山並んでいました。

そして、「よーい、打て!」という合図とともに、私は、斜め上にある鷹を狙います。真っすぐ自分の目の前に矢を打つのは、狙いやすいですが斜め上となるとコントロールが難しくて、なかなか鷹の的に当たらない……!!
と、そこに、お母さん登場。お母さんは、一番難易度の高いウリボーを狙います。「フッ!」と力強く矢が吹いて、一発目から、ウリボーのちいさな的に矢が当たりました!! 心臓の2センチ上。もう少しで急所に当たるというところに矢を打った、お母さんがとってもかっこよかったです。

最後には、たけちゃんが、子供用のうさぎの的に挑戦!
皆で後ろからたけちゃんを応援します。

「たけちゃん頑張れ!」「ファイト!」
たけちゃんの吹いた矢は見事に、ウサギの的に当たりました!最後の矢を気持ちよく、たけちゃんが決めてくれて、皆で喜べた時間もとても温かくて幸せな時間でした。

そして、心待ちにしていた「コウノトリ赤ちゃんお届けの森」
そう、ジップラインです。

ここでは、コウノトリ(ジップラインに乗った人)が、スピーディーに滑空する道中、かごを持って待ち構えている人のもとに赤ちゃん(ぬいぐるみ)を運びます。ジップラインに乗った人はかごをめがけて上手に放り、かごを持った人は上手にキャッチしなければなりません。
そして、作戦会議、誰がジップラインに乗って、誰がキャッチする人になるかという話し合いをしたときに、まっさきにお母さんがこう言ってくれました。

「お母さんが、皆のをキャッチするから大丈夫。皆は乗ってきて」
その言葉をスッと言えるお母さんがカッコよくて、優しいなと感じました。
その言葉の通りに、お母さんが、私が投げたぬいぐるみを綺麗にシュッとキャッチしてくれました。その時、すっごく嬉しかったです。ああ、こんなふうに言葉をかけて、行動できる女性に私もなりたいと強く思いました。

ジップラインは、なんて気持ちがいいんだろうか、乗るのはもちろん、誰かが乗っているのを見るだけで、とても嬉しい気持ちになります。
上を見上げると、風にゆられ、コウノトリがゆらりゆらり、飛んでいるように見えました。本物そっくりのコウノトリに驚きました。



須原さんや、よしみちゃん達が、皆が楽しく乗れるようにと作ってくれたジップラインが本当に楽しくて、(ぜひまた乗りたい!!)とちゃっかり隣にいたあやちゃんと、次の日の朝にジップライン滑りに行こう! と約束してしまうほど……、子供から大人まで楽しめるブースでした。

残り、ゴールまでもう少し……! 続いては、「手長ザルの遊びの森」。
その場所に近づくと、手前で猿さんが、こちらに大きく手を振ってくれました。
(どんなものが待っているんだろう……!)とワクワクした気持ちで向かいました。

そこに待っていたのは、猿さんと、実行委員のなるちゃん……? いえ、なるちゃんじゃない? いつものなるちゃんと、どこか違う……。
そう、手が長ーーーーーーーい!!!
第一印象から、とても面白そうなブースです。そこでは、長―――――――い手をつけて、コントロールして、地面にあるボールをかごの中に入れていくというルール。
ではでは、さっそく長――――――い手をつけて、ゲームスタートです。

長――――い手をコントロールするのは意外と難しいけれど、長――――い手と気持ちを1つにして、一心同体にすることができたら、もうこっちのものだ!
大きなソフトバレーボールの大きさのものはスルスル、なんの不自由なく運べました。そして、小さい小さいボールを取ろうとすると……、コロン。コロン。
ボールが滑ってなかなかうまく取れない……!!
「残り10秒です」という実行委員さんの声が……。ああ、1個は取りたい……!! と最後の力と繊細さを自分のある限りで絞り出して……、ピーピー! という合図の1秒間に、1個のボールをかごに入れられた! たった一個だけでしたが、その一個を入れたときの、やり切った感は、凄かったです。

そして、2回戦目には、たけちゃんが、子供用の長――い手を使って、小さいボールを沢山かごにいれてくれました。
1個入っただけで、喜んでいた自分が恥ずかしくなるくらいに、たけちゃんが、沢山ポイントをゲットしてくれて、とても嬉しかったです。


そして最後のブースは、「食べっこ動物の森」。
好きな動物の尻尾を引っ張ると、おやつが出てくるという子供チャレンジのコーナーです。

私のチームには、たけちゃんがいてくれて、たけちゃんが、好きな動物の尻尾を引いておやつをゲットしてくれました。
そしたら、すぐにたけちゃんが、そのおやつを1人ひとりに配ってくれました。

自分の分をもらう前に、まず一番に皆におやつを配ってくれる利他心のたけちゃんの姿がとても優しくて、おやつ1つが何倍にも美味しく感じました。
そして、2時間40分ピッタリのゴールを目指して、歩いていきました。
ゴールの手前で、かにちゃんが、「あと120秒くらい数えたらいいくらいの時間じゃないかな」と言ってくれました。


それを聞いて、お母さんが、「じゃあ、皆で後120秒数えてゴールしよう」と言って、チームの皆で横1列に並んで120秒を数えていきました。
皆で声を揃えて、「いち、に、さん、し……、」と数えている時間……、「119、120……、ゴール!」と手を繋いでゴールした瞬間、そのとき感じた気持ちは、今までにないような嬉しさや幸せが、ぎゅっと胸いっぱいに溢れてきて、笑顔が自然と出てきたような、そんな感覚でした。

きっと、その気持ちは、一緒にウォークラリーを回ったメンバーの子と、ゴールするときには、お互いの理解度だったり、好きな気持ちが増して、今目の前にいる仲間が心の底から、大切に想えたり、好きだなと感じる事ができた喜びだと感じます。
今回のウォークラリーで、今まで会話はしたことがあるけど、一緒に何かをするという機会が少なかったゲストさんのねいくんや、大竹さんや、今回キャンプで同じチームになったメンバーと一緒に、3時間お互いに協力して手を繋いで、1つひとつの遊びをクリアしていくと同時に1人ひとりの知らなかった一面をたくさん知ることができて、心の距離が縮まったように感じます。

お母さんが、たけちゃんに対してかけてあげる言葉だったり、お母さんが作ってくれる空気から、とても安心した気持ちを沢山もらいました。お母さんが、おやつのジュースを、「すにた、これ飲んで」とお母さんのジュースを分けてくれたのも、嬉しくて、その時お母さんが自分の事を理解してくれる、信用してくれているんだっていうのが、伝わって、(ああ、お母さんは本当にお母さんなんだ)ってその時ストンっと、落ちてくる安心感があって嬉しかったです。

人との間に作っていた心の壁は、(きっと今の私は、誰と話してもいい関係を作れないだろう)と自分で、作っていた壁が、どんどんそれは捨ててもいいものなんだって思えてくるようになったことを感じました。
そして、話は、少しずれましたが、なんとゴール時間は、2時間41分とたったの1分ずれでした。それを聞いたとき、チームの皆と跳びはねて、ハイタッチをして、喜び合いました。
終ってみると、こんなにも楽しくて、嬉しいものはないんじゃないか、というくらいに、心が満たされていて、自分自身の心から楽しめる感覚が、また1段、2段と広がったように感じました。
(すにた)
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*キャンプ1日目 夜の部 「バーベキュー&みんなのライブ」*

山小屋へみんなで行って、盛り上がりもピークになってきた2日目。この日の夜は、バーベキューをしながら、有志が出演するライブが開催されるという楽しい時間が待っていました。しかし、私は、みんなのステージが楽しみな気持ちももちろんありましたが、何より自分の出る「なのフラ」のステージが緊張していました。

ある日、ゆりかちゃんからフラダンス部をやるというお知らせを聞いて、ぜひ私も参加したいという気持ちで立候補しました。初めて教室があった日、ゆりかちゃんが、みんなでやりたいと思っている曲と、そのダンスの動画を見せてくれました。その曲は、『タガタフルフル』という曲だったのですが、一度聴いたら耳から離れなくなるような中毒性があって、とてもかわいらしい曲でした。キャンプのステージでやるという目標ですが、私たちが踊るだけでなく、ゲストの男性陣も一緒に踊りたいと思っている、という話も聞きました。見てくださるのもうれしいけれど、一緒に踊れたらすごく楽しいだろうなと思って、とてもワクワクしました。

それ以降、週に1、2回ほどの練習をしていき、『タガタフルフル』の振り入れを進めながら、『Zoo』という曲の振り入れもしていきました。この曲は、『ズートピア2』というアニメ映画の曲で、私も『ズートピア1』を見て、すごく好きな映画だったので、2のほうは見たことがなくて曲自体は知らなかったものの、とてもうれしかったです。
『Zoo』も参考のダンス動画を見せてもらいました。その動画のダンスはヒップホップで、すごく速いテンポで、どんどん振りが変化していき、とても難しそうではあったものの、格好良かったし、街角で踊っていて最後に仲間が同じ場所に集まって来る演出が素敵だなと思いました。
でも、これをみんなでそのまま踊るわけではなくて、ゆりかちゃんがアレンジしてフラダンスとヒップホップ要素を混ぜた振りを考えてくれていて、
「フラダンスとヒップホップの融合なんて、そんなことできるの?」
と、初めはびっくりしたのですが、実際に見せてもらった振り付けは所々に動物をイメージした振りもあって、すごくかわいくて早く踊れるようになりたいなと思いました。さらに、センターでは、みんなとは少し違うヒップホップのキレキレのダンスを踊るメンバーもいて、うたなちゃんを中心にダンスメンバーが踊る姿を見るのも、すごく楽しみになりました。
まだ、私は踊り慣れていないこともあり、初めは一つひとつの動きがとても難しく感じましたが、フラダンス教室も回数を重ね、隙間時間に個人練習もやっていくうちに、だんだん踊れて自信もつくようになっていきました。できるようになると何よりも踊っている時間がすごく楽しくて、毎晩のみんなで合わせる時間が楽しみになりました。
そして迎えた2日目の夜。前日には、大竹さん、相川さん、りゅうさんとも一緒にみんなで『タガタフルフル』を揃えることもできて、本番前に場ミリも確認できて、あとは本番を楽しむだけでした。


午後からあったウォークラリーが終わると、すぐに、ライブ係さんのステージ設営と夕食のバーベキューの準備に入りました。ドラム缶で火起こしをし、その上に網を乗せて順番にお肉をもらっていくと、早速バーベキューがスタート!! チームに分かれて座って、私のチームにはりゅうさんもいました。


りゅうさんからおいしく焼ける方法を教えてもらいながら自分で実際に焼いて食べられるのが、いつもと違って楽しかったし、お肉も、とてもおいしかったです。
あと、お肉だけでなく、おにぎりにお肉のたれをつけて網にのせると、ちょうどいい焦げ目がついた焼きおにぎりになって、それもとてもおいしかったです。

そしてデザートに、プレートにはマシュマロもついていて、バーベキューと言えば、の焼きマシュマロを食べました。きれいな焦げ目がついて、一口食べると口いっぱいに広がる甘さが身体中に染みわたりました。
そして、バーベキューと同時にライブもスタートしました。

トップバッターは、バンド演奏による『ZOO』! 古吉野でのリハーサルの時、体育館から聞こえてくるバンド演奏とかわいい歌声に「気になるな〜」と思いながらも、本番までのお楽しみにしていました。

なのはなファミリーの山小屋時代に演奏していた『ZOO~愛をください~』という曲があるということを、あゆちゃんから聞いて、どんな曲なのか気になって聞いてみると、すごく素敵でかわいらしい曲で、すぐに好きな曲になりました。しかもバンドメンバーがすごく豪華という話を小耳に挟んでいたので、今か、今かとその姿が見られるときを楽しみにしていたチームでもありました。ステージに現れたのは……、ボーカルにあゆみちゃん、ひでゆきさん、たけちゃんの3人。


そしてこれまた豪華な、ドラムにかにちゃんとちーち、キーボードにさきちゃん、ベースにさやねちゃんというメンバーでした。
あとから聞いて、あゆみちゃんが準備したという衣装もすごくかわいかったし、SNSで動いているみんなを中心にやっていて、何より自分は、ちーちがドラムを叩く姿が本当にかっこよくて上手で、ぜひ叩き方を教えてもらいたいなと思いました。

2組目は、なのはなアンサンブル! いつ聞いても癒されるアンサンブルメンバーのきれいな管楽器の音色が夜の山に響き渡って、「自分はなんて幸せなんだろう」と、思わずうっとりしてしまいました。と同時に、自分もよしえちゃんの結婚式に向けて、いま練習中の曲をしっかり練習しなければ! と、やる気が燃えたぎってきました。

次は自分もみんなに聞いてもらう立場になることをしっかり意識して、引き続き練習に励みたいなと思います。

3組目は、にゃんフラ! これまた、なんてかわいい姿での登場で一気に視線を奪われてしまいました。ダンスを踊るみんなの表情が本当にキラキラ輝いていて、すごく楽しそうで、見ているだけで自分も明るく楽しい気持ちになれてうれしかったです。

4組目は、Wild Girls! 一つ前の明るいダンスとはガラッと変わり、真っ赤な衣装から大人の雰囲気漂う2人組。ゆったりとした洋楽に合わせてしなやかに身体を使って2人が踊るダンスは「ベリーダンス」。私は初めて耳にしましたが、エジプトのレストランなどで踊ったりする有名なダンスの一つだそうで、すにたちゃんとそなちゃんが踊る、そのベリーダンスが何とも言えない美しさで、2人の年齢を忘れてしまうくらい大人っぽい雰囲気の魅力に思わず引き込まれてしまいました。

これから、また、なのはなの中で広がっていったらいいなと思いました。
5組目は、七夜! アコースティックギターを持って、青ベースの衣装を身にまとって登場した、ななほちゃんとあやちゃんの2人。キャンプの準備期間中も、2人でギターをするという話を聞いて、図書室の前を通ると練習をしている姿をたびたび見かけて、聞けるのを楽しみにしていました。

2人が演奏してくれた2曲は、しっとりした曲調が暗くなって静まった夜の雰囲気にぴったりで、空を見上げると流星群が見えてくるようでした。

6組目は、全力三姉妹! の前に、ここで見たい気持ちを抑えて、私は「なのフラ」の着替えに向かいました。でもいろんな意味で準備期間中からずっと楽しみにしていた全力三姉妹だったので、着替えながらこっそり山小屋の窓から3人のステージを見ていました。肌寒くなってきた夜にカラフルな半袖短パン、とにかく元気いっぱいに全力でやる、うたなちゃん、すにたちゃん、ゆうなちゃんの3人組の姿がかわいくて、楽しそうで見ているだけでうれしくなりました。

7組目じゃなくて7人目は、相川さんのイラストクイズの時間でした。私はこのコーナーの存在を知らなくて、「何の盛り上がりだろう?」と思って着替え終わって再び窓を覗いて見ていました。遠くからしか見えなかったのが残念でしたが、山小屋の中からでも、誰のイラストか分かるくらい、みんなの特徴をつかんだ相川さんのイラストで、しかも動物と組み合わさったなのはなのみんなは、さらに特別なかわいらしさでした。

そして8組目は、なのフラ! 外にスタンバイすると、初めて見る男性陣の衣装がすごくかっこよくて、それぞれにとてもよく似合っていました。私は緊張もしていましたが、楽しみな気持ちのほうが強くて、今まで約1か月間練習をしてきた成果を、みんなに見てもらえることがうれしかったです。

1曲目の『タガタフルフル』は、自分は狭い中でのフォーメーション移動を少し心配していたのですが、大きく隣の人とぶつかったり離れたりすることもなく無事に踊り切れて安心しました。それから、男性陣は私の後ろの一段高いステージで踊っていたため、実際に踊っている様子は、回転する振りと横を向く振りの時に横目でしか見られなかったのは少し残念でしたが、しっかりその一瞬を目に焼き付けておくことができてよかったです。
短い振り入れ時間だったにも関わらず踊りこなされていて、3人とも記憶力も運動神経もいいからということもあると思いますが、一番はやる気がみなぎっていて、一緒にステージを盛り上げようとしてくれた気持ちがあったからだろうなと思って、一緒にできたことがうれしかったです。これからは、もっと積極的に、見る側ではなくて一緒に踊る機会を作ってもらえたらいいなと思います。


2曲目は、ゆりかちゃんとまみちゃんのペアダンス曲。リハーサルのとき、体育館で初めて見させてもらって、2人の美しさに思わず息をするのを忘れるくらい感動してしまいました。まなかちゃんのきれいな歌声も加わって、本番でも、観ていたみんなを一気に魅了するステージだったと思います。

そしてラスト3曲目は、『ZOO』。個人的には一番緊張していました。というのも、短いのですがサビ前に私を含め4人だけが踊る注目ポイントがあったので。何度も練習を繰り返し、何とか曲に追い付いて踊れるようになったものの、まだあまり自信がなくて、やっぱり不安でいっぱいでした。

本番までに自信を付けて堂々とかっこよく踊れるようになれなかったことだけは自分の中で少し心残りになってしまいましたが、全体としては、ななほちゃんが一から手作りしてくれた動物の被り物だったり、中心で踊ったダンスメンバーを中心に考えてくれた動物の衣装がとてもかわいくて、ウィンターコンサートにも使えそうだなと思いました。周りで踊っている私たちの衣装も、とてもかわいくて、うれしかったです。

9組目は「Oops」! のんちゃんとゆずちゃんによるキレキレのダンス。私は、着替えのため再び山小屋に戻ったのですが、どうしてもステージが見たくて再び着替えながら窓越しに鑑賞しました。2人が登場した瞬間、私は胸がキュンッとなるのを感じました。

そして、バックには、まなかちゃんのボーカルと、全力三姉妹のコーラス隊という豪華コラボ。3人の絶妙な乗り具合に、いつの間にかバックの3人のほうに目がいきそうになりながらも、かっこいいダンサー2人に目を戻しました。山小屋の窓越しではあったものの、初めから最後まで見ることができてうれしかったです。

そして10組目、最後のフィナーレを飾るのは、サンシャインRYU! なのはなファミリーを好きで来てくださったゲストや、卒業生とスタッフさんの旦那さんがた。ステージからはみ出しそうな男性陣の姿と、センターには、お母さん。歌う曲は、お母さんの十八番でもある『宙船』。

私も大好きな曲なので一緒に歌いながら盛り上がりました。男性陣、特にりゅうさんの大きな歌声に負けないくらい力強いお母さんの歌声が、とてもかっこよかったです。りゅうさんも、大勢のメンバーとのステージがとてもうれしそうでした。
そして、あっという間に全ステージが終わってしまいました。

どのステージも、みんながキャンプのためにたくさん練習して準備してくれて、楽しむことができてうれしかったし、自分自身も、キャンプならではの夜の山小屋ステージで、みんなとフラダンスを踊ることができて、とても楽しかったです。
キャンプは本当にあっという間に過ぎていって、いろんなゲストさんや卒業生のみんなとも過ごせる貴重な時間がとてもうれしかったし、山小屋のことが、より深く好きになりました。
(ここの)
