「気持ちの消費もなくなるんだ」 かのん

4月25日

〇1人じゃなくていいんだ
 
 今日の午後も、桃のネット掛け! 私は、昨日と同じ役割で脚立を使っていました。
 うーん、どうしても12段脚立を1人で、桃にあてないように気を付けながら立てたり移動したりするのが難しい! 桃のネット掛けで個人的に、脚立の扱いが難しいと感じていました(笑)
 それでまたもや、どうしようかと思っていた時、のりこちゃんが、「どこに行きたいの?」と、なんて言ってくれたか詳しくは忘れてしまったけれど、親切に手伝ってくださりました。小さなことかもしれませんが、すっごくすごく嬉しかったです!!
 ずっと脚立を移動させたり、立てるのも1人でやらなければいけない、と思い込んでそれが難しいから少しイライラしていたり空回りしていたところが今思えばあったかもしれません。だけれど、できない事は甘えない程度に手伝ってもらったらいいんだ、全部1人でやらなきゃと思わないでいいんだと、感じました。
 無理して1人でやろうとしたりするよりも、必要な時は誰かに手伝ってもらう、協力してもらう事で、全体の周りもよくなる、自分の変なところでの気持ちの消費もなくなるんだと気づきました。
 その後も、周りにいた人やのりこちゃんに何度か協力してもらい脚立を移動させて立たせたりしました。どの人も、手伝ってもらえたら嬉しいです、と声をかけると笑顔で協力してくれて本当にありがたくてとってもうれしかったです。
 私は、もしかしたら協力してもらうために声をかけて、嫌がられたり断られることも怖かったのかなと思います。だけれど、今、理不尽で断ったり嫌がったりする人はそうそういないんだ、そう気付きました。これまで協力してもらうためにいろいろと考えすぎたりでしんどくなってしまっていたような、変なこびりついていたカビみたいな垢みたいなものがぽろっと落ちて少し精神的に軽くなったように感じました。なのはなの子の優しさに触れて、またひとつ嬉しい出来事が増えた気がします。
 
 
 〇小さな幸せ
 
 桃畑へと行くまで、さくらちゃんとゆきなちゃんとエルフ(トラック)で行きました!
 山の桃畑へ行くまでの車の中では、今日の目標や、かける枚数が何枚あるのか、そう話していてエルフの中からは、夏のように晴れている空と桃畑への道のりが続いていました。
 桃畑で、作業をしている時、12段脚立の上から見ると遠くまでが見渡せて、その清々しさと夏のように晴れてる空の下、緑の葉と小さな桃の実をつけた木の周りでピンクジャンバーを着たみんながいて、作業を進めている様子、そしてその中に自分もいる、それを見たり感じたりすると、なにか胸が幸せな気持ちいっぱいになりました。なぜだかわからないけれど、ただそれだけで本当に桃畑が、みんなが好きだなときゅんと胸がいっぱいになった瞬間でした。皆がいるから毎日進めるんだ、と、ふと胸いっぱいに感じました(笑)
 5時のチャイムもなり終わって、最後、苦戦していたネットもかけおわった。さあ帰ろう!
 帰りの車の中で、さくらちゃんとゆきなちゃんと「よかった! かけられた!」「お腹すいたー!」と、そういいながら夕空が背景の中、桃畑を去って古吉野に帰っていく、また明日へと次に向けて進みだしていく日々、なんていうのか、本当にただその小さな出来事が胸に少しずつジーンとしみてきて、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
 こうした日々の生活の小さな幸せが、ずっと私が求めていた幸せで、これ以上に幸せな事はないのかもしれない、そう思いました。繰り返しになりますが。本当にこうした日常の小さな幸せをずっとずっと求めていたんだと感じました。
 本当に、小さな幸せがたくさん転がっている今が本当に幸せだなと思います。
 私は、ふとするとそれを見失ってしまいます。だけれど常に自分の周りには小さな幸せがころころと、きっとたくさん転がっているんだろうなと感じました。こうした小さな幸せがたくさんある今を、大切にしようと思います(笑)